ログハウスとログハウス風の家はどう違う?
森の中や湖畔に建つ木の家、大草原の小さな家に出てくるような家など、どなたにもそれぞれログハウスに対するイメージがあることと思います。では、ログハウス風の家とはどんな家なのでしょう?
ログハウス風の家とは、ログハウスの持つ優れた特性に加えて、日本の風土気候に合った機能を兼ね備えた家のことです。そして憧れはあるけど、実際にログハウスを住居にすることを躊躇させるログハウスの持つ難点を、解決した家でもあります。
ログハウスの魅力と問題点
ログハウスは、外観も内装も天然の木材で作られた住宅です。丸太を積み上げて壁にするので、独特の外観を持っています。特にハンドカットログハウスを言われるログハウスは、丸太をそのまま使うので、自然で野性的な趣があります。海外や国内のリゾート地で個人の別荘や宿泊客の為のコテージとして使われています。一方、現代の住宅として多く採用されているのは、マシンカットログハウスと言われる機械で均等にされた木材を使ったログハウスです。自然の風合いを持ちながら、モダンな雰囲気が感じられます。
ログハウスの良いところ
すべて天然の木材を使って建てられているログハウスのメリットとデメリットについて考えてみましょう。
木のよる癒しが感じられる暮らしができる
木から発散される芳香には、木が細菌や微生物を内部に侵入させない為のフィトンチッドという物質が含まれています。このフィトンチッドには、それ以外に、空気を浄化する、嫌な臭いを消臭する、そして、私たち人間をリラックスさせるという効果があります。この効果は、伐採され、木材となっても消えません。
その為、木で作られたログハウスでの暮らしは、私たちが森林浴をして感じるのと同じような癒しを与えてくれるのです。
断熱性と吸湿性が優れている
どちらのタイプも優れた断熱性と吸湿性があるので、夏は涼しく冬は暖かく、特に湿度の高い日本では湿度の高い梅雨時も快適に過ごせます。
高い耐震性がある
ログ材を交差させる構法が、家の強度と地震への耐性を高めています。
シックハウス症候群の恐れがない
天然の木材だけを使っているので、化学物質によって引き起こされるシックハウス症候群を発症する恐れがありません。
ログハウスを住居にすることを躊躇ってしまう理由
メンテナンス
ログハウスは壁、柱、窓枠など、すべてが天然の木材で作られています。その為、外観にも暮らしやすさにも様々なメリットがあるわけですが、同時に難点もあります。その一つはメンテナンスが大変だということです。木は、家になってからも呼吸し続けているので、湿度を吸収したり、乾燥したりすることによって、膨らんだり、縮んで反ったりします。直射日光を浴び続けることによって、乾燥して木の表面にひびが入ることもあり、梅雨時に湿度によってカビが生えたり、腐食してしまったりすることもあります。
そのような事態がおこらないよう、また起こってしまった場合には、修復する為に、定期的なメンテナンスが必要なのです。
具体的なメンテナンスの内容としては、外壁は築後2~3年したら、初回の再塗装、その後は5~10年を目安に繰り返し行います。在来工法の住宅でも外壁のメンテナンスは必要ですが、フッ素系樹脂塗料を使えば、15年から20年は持ちます。それと比較すると、塗装の頻度は高いと言えます。
在来工法の住宅の場合、業者に委託して塗装をしてもらいますが、ログハウスでは定期的に、壁部分の洗浄と再塗装を持ち主がするケースも多いです。
また、木で作られている壁は、木の経年変化で徐々に下がってくるので、それに合わせて柱や建具、階段の調整というメンテナンスも必要です。
収納スペースが少なく、間取りにも制限がある
在来工法の住宅に比べると、間取りに制限があり、収納スペースも少なめです。
建設費に加えて定期的にメンテナンス費用がかかる
ログハウスを建てた場合の総額は、ログハウスキットというログハウスの建材や施工費の価格によっても変わってくるので一概には言えません。ログハウスの多くは、輸入のログ材を使うことが多く、その場合には在来工法の家を建てるより割高になってしまうことがあります。さらに、メンテナンス費用も数年おきに必要です。
エイワンのログハウス風住宅CUTEは、ログハウスとどこが違う?
憧れのログハウスを現実に取り入れ、快適な暮らしを手に入れるためには、住居としての暮らしやすさ、将来ライフスタイルの変化への適応力、家庭経済を圧迫しない建設費用と維持費用という面をすべて満たしていることが大切です。
それらの条件を満たすエイワンのログハウス風住宅CUTEの特徴を確認していきましょう。
ログハウスの良い部分はすべて持っている
ログハウス風住宅Cuteの内装は、全て天然の無垢材です。
その為、木の癒し効果を十分に満喫できます。そして木の持つ優れた断熱性と吸湿性によって、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせます。また、クロスや床材を使用しないので、接着剤や塗料から放出されるホルムアルデヒドによるシックハウス症候群の心配がありません。
また、ログハウスの高い耐震性は、ログの組み合わせによって実現されていますが、ログハウス風住宅Cuteは、しっかりしたベタ基礎、筋交い、剛床、軸組によって揺れに強い構造を確立しています。さらにガルバリウム剛板という瓦の9分の1程度の重さしかない屋根材を使うことによって、耐震性を高めています。
ログハウスとの違いは?
シンプルモダンな外観
ログハウスは壁を丸太で作るので、外から見ても内からみても木の家ですが、ログハウス風住宅Cuteの外壁は窯業系サイディングです。注文建築なので、ガルバリウム鋼板、塗り壁などにもできます。
楽なメンテナンス
ログハウスは、メンテナンスが大変ですが、ログハウス風住宅Cuteは、大掛かりなメンテナンスが必要ありません。きれいな状態を維持する為の日常的なお手入れだけで十分です。ログハウス風住宅Cuteの内装に使われている無垢材北欧産パイン材は、塗装した無垢材より木の質感が楽しめるとともに、吸湿性が高いという良さがあります。しかし色が薄いので、汚れがつくと、落としにくくなるという難点があります。その為、日常的なお手入れとしては、年に1回程度、キッチンや洗面所など水回りは半年に1回程度蜜蝋ワックスで塗装すると、きれいな状態を保てます。
間取りの自由さ
ログハウス風住宅Cuteは、自由な間取りができます。さらに大きな特徴は、家族のライフスタイルの変化に応じて、間仕切りや壁を設置し、自由に間取りを変更できることです。廊下などの共有スペースを省き、広い居室を確保する、子供が成長したら、大きな子供部屋を子供それぞれの個室に変えるというような自由さがあります。
家庭経済を圧迫しない住居にかかる費用
アパートの家賃と変わらない住宅ローンの返済額で、無理なく建てられる家がログハウス風住宅Cuteです。希望通りの家は建ったが、定年まで高額な住宅ローンの返済に追われるというような生活ではなく、希望通りの家を建てても、ゆとりのある生活を手に入れられます。
不必要なオプションをつけない、坪数を効率化する、内装を大工工事で行うなど住宅建設に関わる業種を最小限にする、モデルハウス、テレビコマーシャルなどにかける費用を省き建築コストを抑えるなどの取り組みで、低価格で建てられるログハウス風住宅を目指しています。
ログハウス風の家なら、エイ・ワン(株)にご相談を
エイ・ワン(株)は、施主様のライフスタイルや人生観に合わせたログハウス風の住宅の在り方を常に考え、お客様にとって最適な解決策をご提案する「ログハウス風の家」の創り手です。
”全ては笑顔の為に”
これは、当社が常に心掛け、実践している家づくりです。
エイ・ワン(株)では、これまでに培ったノウハウと、数多くの施主様の問題解決を行ってきた豊富な実績を基に、施主様の希望を叶える木の家のプランを設計し、ご提案いたします。
そのご提案の過程の中で、家族の夢や実現したいライフスタイルなどのご希望を存分にお聞かせください。
当社のスタッフが全力で、お客様の家づくりに寄り添います。