無垢材の内装が家族の心と身体の健康を守るログハウス風住宅
ログハウス風住宅とは、ログハウスの持つ木の家の良さを内装に生かした住宅のことです。ログハウス風住宅の内装に使われている無垢材の特性と、日々の暮らしに与える影響について考えてみましょう。
無垢材が健康を守る理由
無垢材は、健康被害を発生させない、快適内温度と湿度を維持するなどの特性で家族の健康を守ります。
シックハウス症候群の心配がない
フローリングの床は住宅の床として、非常になじみ深いものですが、多くの床が集成材という人工的に作られた木材が使われています。乾燥した小さな木材を組み合わせ、接着剤で張り合わせて作られる新建材です。
木材は乾燥によって反ったり、湿度によって膨らんだりする為、寸法が変化しますが、集成材は乾燥させてから加工するので、寸法の変化が少ないという特性があります。
さらに、木材の強度が平均的になるよう組み合わせるので、品質が一定に保たれており、本物の木の家を作る職人さんに求められるような高度な技術が求められません。
したがって、非常に便利で扱いやすく、価格も低く抑えられることから、多くの住宅に取り入れられています。
以前は張り合わせにシックハウス症候群に原因の一つとなるホルムアルデヒドを発散させる接着剤が使われていましたが、2003年の建築基準法改正に伴い、使用する面積が規制されています。しかし、冬場の暖房で室温が上がっている場合には、集成材によってはホルムアルデヒドの発散が増える恐れが全くないとは言えません。
建築基準法では、ホルムアルデヒドを発散する基準を4つの等級よって分けています。☆は、最もホルムアルデヒドの放散量が多く、内装材には使えないレベル、☆☆は、ホルムアルデヒドの放散量がやや多く、床面積の0,3倍以内にしか使えないレベル、☆☆☆は、ホルムアルデヒド放散量が比較的少なく、床面積の2倍以内なら使えるレベル、☆☆☆☆が規制対象外で、ホルムアルデヒドの放散量がほとんどないレベルです。
そして、無垢材は金属や石材などと並んで告示対象外に分類されています。天然木がもともと持ち合わせているホルムアルデヒドは、問題とされません。
また、天井や壁に使われる壁紙や壁紙を貼る際に使われる接着剤、水回りで壁紙の下地として使われる合板も、規制の対象になっています。無垢材の壁は下地に合板などが必要ありません。
したがって、壁、天井に無垢材を使った内装は、シックハウス症候群の心配がない安心な内装なのです。(無垢材の床貼りに使用する下地材の合板はF☆☆☆☆仕様です。)
室内の湿度を調整する調湿性が高い
無垢材は、建材となった後も呼吸を続けています。その為、湿度が高い時には水分を吸収し、乾燥している時には水分を放出して室内の湿度を調整する働きをします。その為、結露を防ぎ、家の耐久性を高めます。
無垢材はこの調湿性能によって常に湿度を60パーセント程度に維持する為、快適に過ごせるだけではなく、カビが生えにくく、ダニやウィルスが発生しにくい環境も整えます。
はだしで歩いてもぺたぺたせず、気持ち良い感触が味わえるのは、無垢材が汗を瞬時に吸い取るからです。また、フローリングに直接布団を敷く人はいないと思いますが、もし布団を敷けば、起床時には布団の下が濡れています。そのような状態で睡眠をとれば、布団の中で汗が蒸散できず、体温が下げられなくなり、睡眠の質が低下してし、健康に悪影響を与えます。しかし、畳や無垢材には吸湿性があるので、直接布団を敷くこともできます。
冬は暖かく夏は涼しく過ごせる
無垢材には熱伝導率の低さという特性があり、この性質が断熱性を高くします。断熱性の高い家とは、冬は家の中の暖気を逃さず、夏は外の熱を家の中に侵入しにくくする家です。その為、暖房費や冷房費が節約できるという利点があります。
本物のログハウスは、冬は隙間風の寒さに悩まされることがありますが、ログハウス風住宅ではそのような心配はありません。
心を癒し、免疫力を高める
森林浴をした時に、心が癒され、気分がリフレッシュする理由は、木が発散している森林揮発性物質(フィトンチッド)が私たち人間に作用する為だと言われています。マツ、ヒノキ、スギなどの針葉樹が発散しているα-ピネン(アルファピネン)には、森林浴効果、強壮作用、血行促進、抗菌作用、免疫向上作用があることがわかっています。
そして、無垢材は、床や壁の建材となってからも呼吸を続け、フィトンチッドを発散しその為、無垢材に囲まれて暮らすことは、心が癒されるだけではなく、免疫力が高まって、風邪をひきにくくなると言われています。
また、木目が与えてくれるゆらぎ効果も、心をリラックスさせます。木目は樹木の年輪が生み出す模様で規則正しさと不規則さがちょうど良いバランスになっているパターンを表します。波の音や、人間の心拍の音、星の瞬きも、「1/fゆらぎ」を持っています。この機械的な規則正しさではなく、自然が生み出したゆらぎが、私たち人間の心にやすらぎを与えます。
紫外線の眩しさを和らげる
太陽の光は明るく、私たち人間を元気にしてくれる力を持っていますが、同時に太陽の光に含まれる紫外線が、健康に悪影響を与えています。目を疲れさせるのもその悪影響の中の一つです。紫外線が反射して眩しさを感じる時に目を疲れさせるのです。アスファルトや雪山で太陽の光がより眩しく感じられるのは、反射が強いからです。でも、木の壁や床は紫外線を反射する時に、紫外線成分を吸収する性質を持っているので、眩しさがなくなり目にやさしい光に変わります。
不快な音を吸収する
天然木材は、低音から高音まですべての音を吸収する性質を持っているので、反射音が吸収され、まろやかな音に変わります。コンクリートなどの硬い床面の場所では靴音が反射するのは、音を吸収せず、反射するからです。
音の中には、不快な音もあれば、心地よい音もあります。草木の葉擦れ、小川のせせらぎなどは、耳に心地よい理由は、脳にアルファー波を発生させる超高周波がたくさん含まれているからです。超高周波を含む音を聞いたとき、私たち人間の脳にはアルファー波が生まれ、気持ちがリラックスし、反対に高周波が遮断されると不安定な気持ちになるそうです。
コンクリートの建物はこの自然の恵みともいえる高周波を遮断してしまうのですが、木材は高周波を遮断しません。さらに木材の内装の中では、高周波を強める働きさえあるので、心地よさを感じます。
エイ・ワン(株)のログハウス風住宅に使われているのは北欧産のパイン材
北欧産パイン材は、針葉樹のレッドパインというマツから作られる無垢材です。冬でも暖かな肌触りがある為、寒い時期が長い北欧ではポピュラーなログハウスの建材です。
ナチュラルな風合いと明るい色合が年月とともに飴色に変わっていき、味わい深い趣が出てくるのが楽しみな建材です。他のマツ材と比べると脂のトラブルがおこりにくく、肌触りの良さが特徴です。
ログハウス風住宅なら、エイ・ワン(株)にご相談を
エイ・ワン(株)は、施主様のライフスタイルや人生観に合わせたログハウス風の住宅の在り方を常に考え、お客様にとって最適な解決策をご提案する「ログハウス風の家」の創り手です。
”全ては笑顔の為に”
これは、当社が常に心掛け、実践している家づくりです。
エイ・ワン(株)では、これまでに培ったノウハウと、数多くの施主様の問題解決を行ってきた豊富な実績を基に、施主様の希望を叶える木の家のプランを設計し、ご提案いたします。
そのご提案の過程の中で、家族の夢や実現したいライフスタイルなどのご希望を存分にお聞かせください。
当社のスタッフが全力で、お客様の家づくりに寄り添います。