極寒の地鎮祭│群馬の注文住宅

群馬県邑楽町の本日の最高気温は1度
晴天に恵まれましたが、寒風吹きすさぶ中での地鎮祭となりました。

司馬遼太郎著『坂の上の雲』風に表現するならば、
「晴天ナレド風寒シ」
という感じでしょうか?

ともあれ、快晴の空のもと、無事に地鎮祭を執り行うことができました。

たまに、地鎮祭をしないお施主様もいらっしゃいますが、一生に一度の家づくりですから、大部分のお施主様は地鎮祭を行います。

地鎮祭は、工事の前に土地の神様を祭り、工事の無事を祈る祭事です。
施工を担当する大工さんたちの中には気にする人もいるので、お施主様が地鎮祭をしなかったときでも、工事関係者だけで簡単なお清めをしたりすることもあります。

地鎮祭は、神職様にお越しいただき執り行います。
一般の人で、信心している神社があったり、親しくしている神職様がいらっしゃる人はあまりいませんから、お施主様からの依頼で地鎮祭の手配をすることもあります。

その時は、地鎮祭を執り行っていただける神職様を探すことからはじめます。
インターネットでその県の神社庁のサイトを見て、建設予定地の近くの神社を調べ、電話をしています。
そこで、地鎮祭の予定日など打合せをさせていただいています。

地鎮祭は、大安に行いたいものですが、大安は他の祭事も多い日です。
お電話した神職様が、その日どうしても時間がとれないときには、他の神職様をご紹介いただくこともあります。

地鎮祭を行う日時の予約が取れれば、地鎮祭を行う建設予定地の住所や地図をFAXで連絡し、引き続き、準備するものなどの打合せを行います。

神職様になかなか聞きずらいのですが、玉ぐし料(謝礼金)の額もズバリ聞いてしまいます。
お金のことですから、後で何かあったら嫌ですからね。

各地で地鎮祭の手配をさせていただいていると、地方によって地鎮祭のやり方の違いを感じます。
なかなか面白いものです。

地鎮祭を行うのは、土地神様を祭り工事の安全を守るためです。
それを迷信と思う人もいるかもしれません。
しかし、建物を建てる前の儀式として伝統的に行われてきた祭事ですから、マイホームの着工前に地鎮祭は出来るだけ執り行ってもらいたいと思っています。

<家づくりの教訓>
着工前に、地鎮祭をして欲しい

建築事例