注文住宅は安い方がお買い得なのか 

家を建てる時、住宅にかける予算は大きな問題です。どんなに高額になっても差し支えない経済状態であれば、家へのこだわりだけを考えればよいかもしれません。しかし、実際には、限られた予算で家を建てる人がほとんどです。日々の暮らしに必要な家計費と教育費を捻出しつつ、長期間に渡り住宅ローンを返済しなくてはならないからです。

そのような状態の中で価格の安い家、いわゆるローコスト住宅は魅力がありますが、それと同時に安さに対する不安を感じる人も多いのではないでしょうか?同じ建坪の家であっても価格帯に幅がある理由について考えてみましょう。

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注文住宅の価格に幅がある理由

家づくりにかかる費用を左右する要素には、土地の価格の他に、建築・設計に関わる様々なことが含まれています。注文住宅の価格の決め手となる具体的な要素について確認していきましょう。

  • 外観のデザイン 単純に考えると住宅の外観は、シンプルであるほど建築コストを抑えられます。例えば、2階建ての家で1階と2階の大きさが違う、コの字型やL字型、ロの字型をしている、インナーバルコニーや出窓などがあり外壁に凹凸がある、袖壁があるというような外観デザインの家は、面が増えるので建築コストが上がってしまいます。反対に、箱のようなデザインの総2階建ての家は、面が少ないので、建築費を抑えられます。
  • 外壁の建材 外壁に多く使われている建材は、窯業系サイディングです。窯業系サイディングはセメントと繊維質や無機物を混ぜて作られる建材です。色や質感の種類が豊富なことに加えて、価格を抑えられるからです。反対に、レンガやタイルは、高級注文住宅では人気の高い建材です。耐火性に優れ、風合いや高級感がある分、材料費も工賃も嵩むので、建築費は高額です。
  • 屋根のデザイン 屋根も外観と同じで、面が少ない形状の屋根は建築コストが抑えられます。具体的には、傾斜が一面だけしかない片流れ屋根は最も建築費が安く、三角形をした切妻屋根はその次に低コストで作れる屋根です。面が4つある寄棟屋根や方形屋根は、切妻屋根より建築費が嵩みます。さらに屋根の上に小さな屋根をつけたような越屋根や、1階部分にも屋根がある差し掛け屋根は建築費が嵩みます。そして最も高額な費用がかかる屋根は、屋上も作れる陸屋根です。陸屋根の面は少ないのですが、傾斜がない為、通常の屋根より水はけが悪く、特殊な防水工事が必要だからです。
  • 屋根の建材 最も建築費が嵩む屋根材は和瓦です。施工できる職人さんが減ってしまっているので工事費が嵩むからです。ポピュラーな屋根材はセメントと繊維を混ぜて作られるスレート屋根で、建築費は瓦屋根ほど嵩みません。
  • 内装の建材 無垢材のフローリング、織物クロス、漆喰などの建材を使った内装は高額な費用がかかります。反対に塩化ビニール樹脂などから作られたビニールクロスやパルプ洋紙から作られた紙クロスには価格帯に幅があり、低価格なタイプも揃っています。
  • 間取り 家の中が細かく区切られている、収納スペースが多い、水回りが集約されていないというような間取りの家は建築費が嵩みます。反対に、キッチンリビングダイニングがつながっている、収納スペースの数が少ない、浴室、洗面所、キッチンなどの水回りが集まっているというような間取りでは、間仕切壁や建具の数、配管などが少なくなるので、建築費を抑えられます。
  • 住宅設備機器 ハイグレードタイプ、豪華なオプションなどを設置すると、建築費が嵩み、標準タイプにすると、建築費を抑えられます。
  • 住宅の性能 建築基準法ギリギリの耐震性能、断熱性の低い窓など、住宅の性能を必要最小限に抑えると、建築費も抑えられます。

このように、様々な要素によって建築費は変わってきます。ただ、建築費を抑えることによって、快適な生活が営めないような家になってしまっては、家を建てる意味がありません。建築費を抑える部分と、削ってはならない部分を見極めることが安くて快適な家を建てるための大切なポイントです。

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安い注文住宅にはタイプがある

建築費を抑える部分と、削ってはならない部分の配分の仕方によって、注文住宅のタイプが変わります。

  • 自由度の低い注文住宅 ハウスメーカー式の外観デザインや内装に使われる建材と、基本的な間取りが決まっている規格型注文住宅です。規格型にすることでコストを抑えています。制限の中で間取りや建材を選ぶことになるので、完璧な注文住宅ではありません。グレードの高いシステムバスやシステムキッチンにしたい、複合フローリングを無垢材に替えたいというようなことを希望すれば、建築費が上がってしまいます。
  • 住宅に性能にかけるコストを削って建築費を抑えている注文住宅 耐震性、断熱性などの住宅性能を建築基準法ギリギリにし、建築費を抑えている住宅です。法で耐震基準は定められているので、地震で倒壊することはありません。しかし、安い住宅の中にも、建築基準法以上の耐震性を備えている住宅もあります。また、住宅の断熱性能が低ければ、冷暖房の効率が悪く、夏暑く冬寒い、光熱費が嵩む、結露が発生するなどの問題がおこります。
  • 見えない部分のコストを削って建築費を抑えている注文住宅 広告宣伝費、資材の運搬や職人さんにかかる人件費などを抑えて建てられる住宅です。住宅の性能が維持されているので安全で快適な家です。

このように、安い注文住宅にする為には様々な方法があります。単純に安いからという理由で選んでしまうと、一生住む家としては通用しないような家が建ってしまう恐れもあります。どの部分でコストダウンがされている注文住宅なのかということを見極めることが非常に大切です。

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茨城で注文住宅を建てるなら

エイ・ワンは、茨城県で安い注文住宅を建てている工務店です。エイ・ワンが建築する家の特徴は、無垢材を使った内装です。無垢材のフローリングはナチュラルな雰囲気の家にしたい、子供がハイハイしても安心な床にしたい、冬でもヒヤッとしない室内にしたいというような思いを持つ人から人気の高い内装です。

しかし、他の床材に比べると、高価なので、あきらめる人も少なくありません。エイ・ワンでは仕入れと運搬ルートの工夫によって、安い価格で無垢材を調達することで、手の届く価格で無垢材内装の家を実現しています。大量仕入れができるハウスメーカーと違い、工務店では安い建材=グレードの低い建材という図式が多いことは事実です。しかし、エイ・ワンでは独自のルートの仕入れによって、無垢材をふんだんに使用する家を低コストで建てています。

また、無垢材フローリングと並んで人気の高い造り付け家具も、エイ・ワンでは手頃な価格で設置できます。家具職人の造る造り付け家具は、高価になってしまいますが、エイ・ワンでは、大工仕事での造り付け家具がつけられます。ガラスや凝った細工が施された扉などは設置できませんが、キッチンカウンターや壁面収納など、暮らしに役立つ造り付け家具が設置できます。

その他、シンプルな外観と間仕切りの少ない間取り、廊下や収納スペースにとられる床面積の見直しなどでもコストカットも行っています。住宅の性能に関しては耐震性を揺るがす恐れのあるシロアリ対策や、家の骨組みの劣化を防ぐ通気工法、基礎パッキン工法などが施されています。また、家の断熱性を左右する窓には、Low-E複層ガラスと樹脂サッシ、天井、壁、床には、ZEH基準相当の断熱材が使われています。その為、1年を通して、快適な室内温度が維持できることに加えて、冷暖房費が節約できます。

無垢材内装の家の良さとは?

エイ・ワンの特徴である無垢材内装の家には、室内の雰囲気を演出するという見た目の良さ以外にも、たくさんの良い面があります。無垢材の特性による様々な効果が生み出す暮らしやすさです。

  • 調湿性 無垢材には室内を適切な湿度に維持するという効果があります。無垢材は、空気中の水分が多くなる梅雨時には、その水分を吸収し、空気が乾燥する冬には、蓄積した水分を空気中に放出します。その結果、梅雨時にもジメジメせず、冬にもカラカラにならない室内環境が維持されます。
  • 暖熱性 無垢材には熱を移動させないという働きもあります。この働きによって、夏は太陽の直射熱が壁を通して侵入することを防ぎ、冬は室内の暖かい空気が壁を通して外に逃げてしまうことを防ぎます。
  • 眩しさを軽減する 太陽の光は、窓から侵入した後、家具や壁、床に反射して部屋中に広がりますが、無垢材の壁や床には、光を吸収する働きがあります。その為、眩しさが軽減されるという効果もあります。
  • 香りの良さ 無垢材には清々しい香りがあります。この香りには、気分を爽快にさせる、気持ちを落ち着かせる効果がある他、消臭効果や抗菌効果もある為、家独特の生活臭を発生させません。
  • 関節への衝撃を和らげる 無垢材の床には、柔らかさがあり、その柔らかさが足や腰の関節への衝撃を和らげます。その為、小さな子供が室内を走り回ったり、高齢者が転倒してしまったりした時に、怪我のリスクが軽減されます。また、脚で床を蹴って走る犬や猫にとって、滑る床は関節に負担を与えます。無垢材の床は、滑らないので、しっかり床を蹴って走れます。その結果、犬や猫の健康も守ります。犬が高齢になった時に発症しやすい椎間板ヘルニアの予防には肥満防止対策も必要ですが、滑らない床も発症予防に役立ちます。

無垢材の家の良さはこの他にもたくさんあります。このような無垢材をふんだんに使った内装の家を安い建築費で建てている工務店がエイ・ワンです。ぜひ、完成住宅の見学にお越し下さい。

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茨城で低価格な注文住宅をお考えならエイ・ワン(株)にご相談を

エイ・ワン(株)は無垢材を内装に使ったログハウス風住宅など、ローコストで暮らしやすいシンプルな住宅を建築する会社です。

ローコストではありますが、建築基準法で定められた耐震性以上の耐震性、家を劣化させない工法による高い耐久性、複層ガラスの窓や断熱材による高い断熱性を備えた長期優良住宅に対応できる性能の住宅です。

長く住まえる家、快適な暮らしができる家は、住宅性能の高い家です。加えて、無垢材の内装の家は、天然の木材が持つ特性によって、家族の健康を守り、心を癒す住宅です。

エイ・ワン(株)は、施主様のライフスタイルや人生観に合わせた住宅の在り方を常に考え、お客様にとって最適な解決策をご提案する暮らしやすい家の創り手です。

”全ては笑顔の為に”

これは、当社が常に心掛け、実践している家づくりです。

エイ・ワン(株)では、これまでに培ったノウハウと、数多く施主様の問題解決を行ってきた豊富な実績を基に、施主様の希望を叶える無垢材を使った家のプランを設計し、ご提案いたします。

ご提案の過程で、家族の夢や実現したいライフスタイルなどの、ご希望を存分にお聞かせください。
当社のスタッフが全力で、お客様の家づくりに寄り添います。

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監修者情報

エイ・ワン株式会社(A-1 home)

エイ・ワン株式会社(A-1 home)

エイ・ワン株式会社(A-1 home)は、茨城県行方(なめがた)市で1981年より40年以上「設計・施工・監理一貫体制」で家づくりをしている工務店です。
一級建築士5名/二級建築士2名/宅地建物取引士3名/ファイナンシャルプランナー2名
が在籍しており、各分野の専門知識を持ったプロがマイホームを共に形にしていきます。

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