同じ広さの家でも、注文住宅には、大きな価格の幅があります。食料品や、衣料品とは違い、価格の幅の範囲も、1000万円台から1億円以上まで、一生を左右するような価格の幅です。
家づくりは、住宅の建築費の他に、土地の購入費用、外構を整える為の費用、税金や住宅ローンに関わる経費、引っ越し費用、家電や家具の購入費など、様々な費用が必要です。それらすべてを含めた家づくり費用の中で、最も費用の増減に関わる項目は、建築費と土地の購入費用です。
家を建てようと決め、家づくりの情報を集め始めると、地域によって、土地の価格が大きく異なることがわかってきます。同じ沿線の隣の駅であっても、急行が停まる駅と止まらない駅では、駅周辺の土地の価格が異なります。東京への利便性の良い沿線と、何度も乗り換えをしなくてはならない土地では、近隣であっても、土地の価格が異なります。碁盤のように道路が整備されていると地域にある土地と、不規則に道路が入り組んでいる地域にある土地も、価格が異なります。
それでは、注文住宅の建築費の幅は、どのような要素で出てくるのでしょうか?
注文住宅の価格の幅を作り出す要素 住宅の建て方
大きな要素としては、工法の違いと、注文住宅の種類の違いがあげられます。
工法の違い
一般的な戸建て住宅を建築する工法には、木造とコンクリート造があります。木造にもコンクリート造にもいくつかの工法があり、工法によって建築費が変わってきます。
木造住宅
木造の家には、在来工法とツーバイフォーという主に2つの工法があります。どちらも、コンクリート造の家よりもはるかに建築費を抑えられます。
在来工法(軸組み工法)
日本の住宅に昔から受け継がれてきた工法です。現在でも、戸建て住宅のほとんどは、在来工法によって建てられています。
木材による柱や梁などの骨組みで家を支え、筋交いの入った耐力壁で、地震や台風の横揺れに耐えるように造られています。地震や台風の多い日本で、揺れに耐える家を建て続けてきた、大工さん達の知恵が結集された工法とも言えます。
増改築や間取りの変更など、家を建てた後にも、暮らしの変化に合わせて、融通が利く良さがあります。また、湿度の高い日本の気候に合わせて、調湿性を備えた建材、木材、瓦、畳、塗り壁が使われているという特徴もあります。
ツーバイフォー(パネル工法)
規格された木材のパネルを組み合わせて、家を造る工法です。壁で住宅を支えているので、在来工法より、地震に強いという特徴があります。ただし、間取りの自由度が少なく、暮らしの変化に合わせて居室を増やしたり減らしたり、ということはできません。窓の位置や大きさにも制限があります。在来工法の住宅より、建築費が抑えられる傾向にあります。
コンクリート造住宅
コンクリート造の家の工法には、主に鉄骨造、RC造(鉄筋コンクリート造)という2つの方法があります。
鉄骨造
柱や梁を鉄骨(鋼材)でつくる工法です。厚さ6mm以下の鋼材が使われる軽量鉄骨造と、厚さ6mm以上の鋼材が使われる重量鉄骨造があります。コンクリート造の中で、最も建築費が抑えられる建築方法です。
ハウスメーカーの鉄骨造の家の多くは、軽量鉄骨造です。マンションやビルに多い重量鉄骨造は、軽量鉄骨より高い耐久性がありますが、建築費は軽量鉄骨より嵩みます。
RC造(鉄筋コンクリート造)
鉄筋の骨組みに、コンクリートを流し込んで壁を造るという工法です。戸建て住宅の建築方法の中で、最も高額な費用がかかります。億単位の住宅も数多くあります。
注文住宅の価格の幅を作り出す要素 注文住宅の種類の違い
同じ工法で、同じ広さの家であっても、注文住宅の価格には差があります。その理由の一つは、注文住宅の種類の違いです。
注文住宅には、主にフルオーダー(完全な注文住宅)と、セミオーダー(規格型注文住宅)という2つの注文住宅があります。
フルオーダー(完全な注文住宅)
外観デザイン、内装、住宅に使う建材、間取り、耐震性、断熱性などの住宅性能、住宅設備機器のグレードなど、すべてを自由に注文して建築する注文住宅がフルオーダー(完全な注文住宅)です。家族構成、家族の暮らし方や価値観、好みに合わせて設計されるので、世界にただ一つの自分たち家族の為の家が完成します。その為、セミオーダーに比べて、価格の幅が非常に大きく、最低限の住宅性能を持たせるための下限はありますが、上限はありません。
戸建て住宅の中で最も高額な建築費がかかるRC造と同じくらいの建築費と変わらない億単位の費用がかかる場合もあります。一方、ローコスト住宅と言われる注文住宅の中には、1,000万円台からの建築費で、建てられる住宅もあります。一般的な建築費の相場は、2018年【フラット35】利用者調査を見てみると、全国では3,390.4万円、茨城や千葉のある首都圏では、3,687.8万円です。
一般的な年収の人にとって、一億円と一千万円の差は、気が遠くなるほど大きいですが、3,000万円台と、1,000万円台の差も人生に影響を与えるほどの大きさではないでしょうか?教育資金や老後の貯えなどを考えると、3,000万円台の建築費+土地の購入費を合わせた住宅ローンと、1,000万円台の建築費+土地の購入費を合わせた住宅ローンの差が、毎日の生活と、ライフプランに与える影響が変わってくるからです。
同時に、家は、コストを抑えて失敗したと感じても、簡単に買い替えができるわけではありません。これだけの建築費の差はなぜ生まれるのだろう?と不安に感じても不思議はありません。そこで、価格を抑えた注文住宅を建てる為には、同じ在来工法で、同じ広さの注文住宅に、建築費の幅が作る要素を把握しておくことが大切です。
建築費を抑える要素には、住宅の形状をシンプルにすることと、地元密着型の工務店に施工を依頼することという2つの要素があります。
住宅の形状
同じ広さを持つ住宅であっても、その形状によって建築費は変わってきます。面と下屋の多い屋根、1階と2階の大きさが違う、コの字型やL字型をしている、袖壁が多いなど、複雑な形状の家は、シンプルな家より建築費が嵩みます。加えて、引き違い窓やFIX窓が少なく、すべり出し窓やドレーキップ窓が多用されている家は建築費が嵩みます。
施工の依頼先
全国展開し、テレビコマーシャルや、モデルハウスに広告宣伝費を使っている建築会社と、地元密着型の工務店では、建築費が異なります。その理由は、「不特定多数の人に与えるイメージ作りの為に使われている費用」をかけている会社と、かけていない会社の違いです。その費用が建築費に上乗せされるため、イメージ作りに費用をかけている会社は有名ですが、建築費が高く、イメージ作りや営業に費用をかけていない会社は、全国的にその名をとどろかせているわけではありませんが、建築費は抑えられています。
セミオーダー(規格型注文住宅)
基本の外観デザインと内装、間取りが用意されている注文住宅です。用意されたプランの中から、家族構成に合わせて最適な間取りを、好みに合う建材や色、デザインの外観や内装を選びます。
一戸一戸に対する設計と、建材の調達をしなくて済むので、一般的にはフルオーダーより、建築費が抑えられます。ただし、有名なハウスメーカーが企画するセミオーダー(規格型注文住宅)など、企画している会社によっては、地元密着型の工務店のフルオーダー(完全な注文住宅)より高額なケースもあります。
フルオーダー(完全な注文住宅)に比べると、自由度が低いので、自分たち家族のこだわりを実現できる家にしたいという想いがある人には、向かないかもしれません。
低価格でフルオーダー(完全な注文住宅)が建てられるエイ・ワン
エイ・ワンは、無垢材を使ったログハウス風住宅を建てている地元密着型の工務店です。ご家族の暮らし方と価値観にぴったりな家を必ず実現します。
テレビコマーシャルをしていないので、日本中の人に知られている訳ではありませんが、誠実な家づくりをする会社として、地元では信頼の厚い工務店です。住宅ローンに圧迫されずに、フルオーダー(完全な注文住宅)で家族の為の家を建てたいとお考えなら、ぜひご相談ください。
ログハウス風住宅は、暮らしやすさに繋がる断熱性と間取り、「こんな素敵な家に住みたい」と思われるようなおしゃれな外観デザインと、内装を兼ね備えた住宅です。
モデルハウスはありませんが、定期的に見学会を開催しています。新型コロナウイルスによる現状を考え、オンラインの住宅相談もしております。
エイ・ワンの取り組み
無垢材を使った低価格住宅が、エイ・ワンの住宅の特徴です。
無垢材には、調湿性や断熱性があります。その結果、無垢材を使った家では、室内の温度や湿度が、自然に調えられ、必要最小限の冷暖房で、快適な室内環境を調えられます。その質感の良さが、インテリア性を向上させることもあり、人気の高い建材でもあります。
ところが、無垢材のフローリングは高そうだから…と思ってあきらめる人が、少なくありません。
エイ・ワンでは、坪数を効率化して床面積を抑える、携わる業種が最小限にする、モデルハウスを持たない、広告費をかけないなどの工夫によって、建築費を抑えています。
その結果、無垢材内装の住宅を低価格で実現しています。
無垢材の内装の家に住みたいけれど、手が届かないだろう…とあきらめる前に、ぜひエイ・ワンにご相談ください。無垢材を使った住宅を低価格で完成させます。
初めてのご相談から土地探し、プラン打合せ、設計、施工監理、アフターフォローまで、豊富な経験と、専門的な知識を基に、ご家族に寄り添って家づくりを進めていきます。
ご家族の構成、暮らし方、理想のイメージをお伺いし、ご家族が幸せな毎日を過ごせる家を、実現させます。
エイ・ワンで注文住宅を建てられたお客様の声をご覧ください。
予算内で納得のいく家を建てたいとお考えでしたらエイ・ワンにご相談ください。
A-1グループは無垢材を内装に使ったログハウス風住宅など、低価格で暮らしやすいシンプルな住宅を建築する会社です。
低価格ではありますが、建築基準法で定められた耐震性以上の耐震性、家を劣化させない工法による高い耐久性、複層ガラスの窓や断熱材による高い断熱性を備えた長期優良住宅に対応することも可能な性能の住宅です。
長く住まえる家、快適な暮らしができる家は、住宅性能の高い家です。加えて、無垢材の内装の家は、天然の木材が持つ特性によって、家族の健康を守り、心を癒す住宅です。
A-1グループは、施主様のライフスタイルや人生観に合わせた住宅の在り方を常に考え、お客様にとって最適な解決策をご提案する暮らしやすい家の創り手です。
”全ては笑顔の為に”
これは、当社が常に心掛け、実践している家づくりのテーマです。
A-1グループでは、これまでに培ったノウハウと、数多く施主様の問題解決を行ってきた豊富な実績を基に、施主様の希望を叶える無垢材を使った家のプランを設計し、ご提案いたします。
ご提案の過程で、家族の夢や実現したいライフスタイルなどの、ご希望を存分にお聞かせください。
当社のスタッフが全力で、お客様の家づくりに寄り添います。