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ローコストの平屋に家族4人で住むなら建築費500万では無理

ローコストの平屋に家族4人で住むなら建築費500万では無理

家づくりは高額な費用がかかります。何年もかけて住宅ローンの返済をしていかなくてはならないので、新居での暮らしに大きく影響します。家族に合った間取りを備えた平屋をローコストで建てられたら、暮らしやすい家とゆとりある生活が同時に実現します。では、300万円、500万円という建築費で子どものいる家族が住まえる家が建つのでしょうか?

住宅ローンの返済額を抑えて家づくりをしたいという希望はどの家族にもあるはずです。そのニーズに応えるように出現したローコスト住宅の中には、1,000万円以下の300万円、500万円の建築費の平屋もあるようです。

家づくりにかかる費用は一生の問題なので、低額であるに越したことはありません。一方、家は長く住む所であり、家族にとって唯一無二の安心できる場所であり、家族の愛情を育む大切な場所です。暮らしやすい家でなければ、家族の理想の家にはならないのではないでしょうか?

費用面からだけではなく、暮らしやすさという観点からも、家族が豊かに快適に暮らせる家の条件について考えてみることが大切です。

建築事例

平屋の間取りに必要な十分な居住面積

シャープ&モダンなオーク無垢フローリングの平屋

行方市の平屋|深い軒の寄棟屋根がシャープ&モダンなオーク無垢フローリングの平屋

暮らしやすさの要素の一つは居住面積です。一人で住まう平屋、夫婦だけで暮らす平屋、子どものいる家族が暮らす平屋は、どれも求められる家の広さが変わってきます。いくら建築費を抑えられても、十分な居住面積がなければ、家族の夢が完全には実現されません。暮らしやすい家には、家族構成(子育て中には子どもが成長した時の暮らしの変化を考えた上での家族構成)や家族の暮らし方に適した居住面積が必要です。

  • 家族全員のそれぞれがプライバシーを確保できる空間と、家族全員が居心地よく寛げる空間
  • ゆっくり食事ができ複数人が調理や配膳のお手伝いができるダイニングキッチン
  • 朝夕のラッシュを避けられるトイレと洗面台の数
  • 入浴と入浴準備、洗面をゆったりできる面積と並べ方の浴室と脱衣所
  • 洗面所、玄関やリビングなど家族の共有スペースを常にすっきりさせられる収納力

暮らしやすい家には、これらの要素を満たせるだけの居住面積が必要です。暮らしやすい家に必要な居住面積の具体的な数字は、誘導居住面積水準として住生活基本計画として示されています。

誘導居住面積水準は、世帯人数に応じて、豊かな住生活の実現の前提として多様なライフスタイルに対応するために必要と考えられる住宅の面積に関する水準であり、都市の郊外及び都市部以外の一般地域における戸建住宅居住を想定した一般型誘導居住面積水準と、都市の中心及びその周辺における共同住宅居住を想定した都市居住型誘導居住面積水準からなる。

この説明の中にある都市居住型誘導居住面積水準は、マンションなどを想定した数字なので、一般地域における戸建住宅居住を想定した一般型誘導居住面積水準の数字を見てみましょう。

最低居住面積

世帯人数に応じて、健康で文化的な住生活の基礎として必要不可欠な住宅の面積に関する水準

  • 単身 25㎡
  • 2人 30㎡
  • 3人 40㎡ 未就学児がいる場合は35㎡
  • 4人 45㎡ 未就学児がいる場合は45㎡

誘導居住面積水準(郊外や都市部以外での戸建て住宅居住を想定)

世帯人数に応じて、豊かな住生活住の実現の前提として、多様なライフスタイルを想定した場合に必要と考えられる住宅の面積に関する水準

  • 単身 55㎡
  • 2人 75㎡
  • 3人 100㎡ 未就学児がいる場合は87,5㎡
  • 4人 125㎡ 未就学児がいる場合は112,5㎡

戸建て住宅を建てる場合には、未就学児がいたとしても、数年のうちに成長し大人と同程度の居住面積が必要になります。その為、新築時のプランでは、大人としてカウントしておいた方が良いでしょう。

3人家族100㎡を坪数に換算するとおよそ30坪です。建築費には様々な割り出し方がありますが、その中の一つに坪単価という方法があります。建築費全体から一坪当たりの建築費を割り出した数字です。建築会社によって坪単価に含まれている費用が異なる為、坪単価だけで判断するのは危険という意見もありますが、国土交通省が令和3年度に公表した住宅経済関連データの中から注文住宅の坪単価を見てみましょう。

令和2年度の注文住宅の建築費の平均は、3,510万円、坪単価は56.8万円です。ただ、おおよその相場はローコスト住宅、一般的な住宅、高級注文住宅という3つの価格帯に別けられているようです。ローコスト住宅では30~50万円、高級注文住宅は90万円以上、一般的な注文住宅はその間の価格帯ということになるのでしょうか?

ここで坪単価30万円と仮定して、3人家族に必要な100㎡の家を建てた場合の建築費を算出すると900万円という数字が出てきます。平均的な坪単価56.8万円×30坪で算出すると、17,040,000円ですから、とうてい300万円、500万円では建てられないことがわかります。子どもが2人いる家族では、125㎡が求められるのでより建築費も高額になっていきます。

参考資料 誘導居住面積水準(住生活基本計画(平成23年3月15日閣議決定)より抜粋)

参考資料 住生活基本計画における「水準」について

参考サイト 国土交通省 令和3年度 住宅経済関連データ

「家を建てるなら注文住宅を建てたい」と希望しているご家族にとって、「予算の範囲内で実現させる」ことは、重大な問題です。家が完成した後の数十年の暮らしに影響するからです。家づくりにあたって知っておきたい注文住宅の平均価格や、土地込みの場合にかかる家づくり全体の費用について確認していきましょう。

コラム 注文住宅の平均価格はどのくらい?家族の予算と同じくらい?

建築事例

平屋の間取りに必要な快適な室内環境

カリフォルニア風デザインの平屋

鉾田市の平屋|アクセントウォール・クロス映えるカリフォルニア風デザインの平屋

季節に応じた適切な室温、日当たりと風通しは暮らしやすい家の基本です。

季節に応じた適切な室温

住宅の断熱性と気密性は室温を季節に応じて調整しやすくする性能です。断熱性と気密性が低い家では、冬は寒く夏は暑い、適温にしようとすると高額な電気代やガス代がかかってしまうという状況になってしまいます。その為、快適な室温と省エネを並行して実現する為には、断熱性・気密性が求められます。

建築基準法に定められている最低限の断熱性の家は、十分な断熱性を備えた家とは言えません。快適な室内環境を調える為には、それ以上の断熱性が求められます。具体的には、長期優良住宅に適合する断熱性と考えると判断しやすいのではないでしょうか?

日当たりと風通し

日当たりの良さは家の中に明るさと暖かさ、風通しの良さは風の心地良さを届けてくれます。風通しが良く空気が循環する環境の家は、カビやダニが発生しにくく、きれいな空気が維持できるので、家族の健康を守ります。加えて、木材の大敵である高湿な状態を防ぐので、住宅の健康にも貢献します。

ただ、平屋の場合、敷地によって、日当たりや風通しが得られない家になってしまう可能性があります。従って、平屋を建てる為には、隣家との距離を確保できるだけの広い敷地が見つけられなかった場合、敷地の条件や敷地周辺の環境に合わせた特別な設計が必要です。その結果、建築費が嵩む可能性もあります。建築費を抑える為に、日当たりや風通しをあきらめてしまうと、快適で健康的な暮らしができる家ではなくなってしまいます。

また、近年は建築費を抑える為、極力窓を少なくした家もない訳ではありませんが、窓は、陽射し、風の他に庭の美しい景観を切り取り、室内に彩りを添える存在でもあります。暮らしの質を向上させるという観点から考えた時、窓の数を減らすなどの方法で建築費を抑えることは、良い方法ではないと考えられます。

間取りの自由度

快適に暮らすためには家族の暮らし方にあった動線と、動線や家族の持ち物の量に見合った収納も必要です。そして注文コストを抑える為、間取りの基本形が決まっている注文住宅もありますが、何もない所から始める注文住宅ほどの間取りの自由度はありません。

家族構成と家族の暮らし方、好みや価値観にあう間取りにできることこそ、注文住宅の良さが活きる家の完成に繋がるのではないでしょうか?

 子育てに備えて家づくりをされるご家族にお勧めしたい住宅は、無垢材の平屋です。子供の見守りがしやすい、空気のきれいな家で、伸び伸びと子育てをしませんか?

コラム 天然無垢材の平屋で子育てを楽しむ

建築事例

エイ・ワンが建てるローコストの平屋

平屋の解放感のあるリビングとアイランドキッチン

行方市の平屋|解放感のあるリビングとアイランドキッチン

エイ・ワンはローコストの平屋が得意な建築会社です。しかし、子どものいる家族が、ゆったり暮らせる平屋を500万円では建てられません。ただ、一般的な相場よりははるかに抑えた建築費で注文住宅を建てています。

相場とはあやふやな言葉なので、具体的に参考にできる数字として、住宅金融支援機構で公表されている数字を見てみましょう。2020年度のフラット35利用者調査では、注文住宅の平均的な所要資金は、土地は別にして3,533.6万円でした。エイ・ワンは長期優良住宅を1,000万円台から、ZHE仕様の住宅を1,500万円台から建てています。どちらも子供のいるご家族がゆったり暮らせる居住面積を備えています。質の高いローコスト住宅を期間限定のオープンハウスで体感されませんか?

エイ・ワンのオープンハウス情報ページ EVENT

参考サイト 国土交通省 長期優良住宅とは

参考サイト 経済産業省資源エネルギー庁 ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)

参考資料 2020年度のフラット35利用者調査

 注文住宅での新築を検討する際には、外観デザインや間取りだけではなく住宅の性能も自由に選べます。光熱費を抑えて快適な室温を維持できる家にしたいという希望を叶える方法の一つにZEHがあります。それと、条件を満たせば補助金を申請できることです。デメリットも含めてZEHについて確認していきましょう。

コラム ZEHで新築するメリットと申請できる補助金

建築事例

予算内で納得のいく家を建てたいとお考えでしたらエイ・ワンにご相談ください。

無垢材,注文住宅.家づくり,ライフスタイル,家,家族

かすみがうら市の平屋|家族で暮らすナチュラルテイスト住宅

A-1グループ(A-1home)は無垢材を内装に使ったログハウス風住宅など、低価格で暮らしやすいシンプルな住宅を建築する会社です。

低価格ではありますが、建築基準法で定められた耐震性以上の耐震性、家を劣化させない工法による高い耐久性、複層ガラスの窓や断熱材による高い断熱性を備えた長期優良住宅に対応することも可能な性能の住宅です。

長く住まえる家、快適な暮らしができる家は、住宅性能の高い家です。加えて、無垢材の内装の家は、天然の木材が持つ特性によって、家族の健康を守り、心を癒す住宅です。

A-1グループ(A-1home)は、施主様のライフスタイルや人生観に合わせた住宅の在り方を常に考え、お客様にとって最適な解決策をご提案する暮らしやすい家の創り手です。

”全ては笑顔の為に”

これは、当社が常に心掛け、実践している家づくりのテーマです。

A-1グループ(A-1home)では、これまでに培ったノウハウと、数多く施主様の問題解決を行ってきた豊富な実績を基に、施主様の希望を叶える無垢材を使った家のプランを設計し、ご提案いたします。

ご提案の過程で、家族の夢や実現したいライフスタイルなどの、ご希望を存分にお聞かせください。
当社のスタッフが全力で、お客様の家づくりに寄り添います。

 

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監修者情報

エイ・ワン株式会社(A-1 home)

エイ・ワン株式会社(A-1 home)

エイ・ワン株式会社(A-1 home)は、茨城県行方(なめがた)市で1981年より40年以上「設計・施工・監理一貫体制」で家づくりをしている工務店です。
一級建築士5名/二級建築士2名/宅地建物取引士3名/ファイナンシャルプランナー2名
が在籍しており、各分野の専門知識を持ったプロがマイホームを共に形にしていきます。

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