ランドリールームに窓は必要なのか?メリットや注意点、施工事例も紹介
注文住宅でランドリールームを計画する際、窓の設置が必要か悩まれている方は多いのではないでしょうか。
室内の明るさや換気効率、洗濯物の乾燥時間短縮など、窓の設置にはメリットがある一方で、プライバシーや防犯面では注意点もあります。
本記事では、茨城県のハウスメーカー「A-1 home」が、ランドリールームの窓設置における判断のポイントや設計時の注意点、実際の施工事例まで詳しく解説します。
マイホーム計画で後悔しないために、ぜひ最後までお読みください。
Contents
そもそもランドリールームとは
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日々の洗濯は思いのほか時間と手間がかかります。
「洗濯機を回して、干して、取り込んで、たたんで」そのような洗濯の負担を減らしてくれるのが「ランドリールーム」です。
ランドリールームとは、洗濯に関するすべての家事作業を1か所で完結できる専用スペースです。
洗濯機や乾燥機だけでなく、室内物干し設備、アイロン台、収納などの配置により洗濯をスムーズに進められます。
洗濯の家事動線を最小限に抑えられるため、とくに小さなお子様のいるご家庭や共働きのご家庭で人気があります。
また、花粉や黄砂、突然の雨といった天候を気にせず洗濯ができる点も、ランドリールームが選ばれる理由です。
ランドリールームに窓を設置するメリット
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ランドリールームに窓を設置すると、毎日の洗濯作業がぐっと快適になります。
窓があることで得られる5つのメリットを詳しく見ていきましょう。
室内の明るさを確保できる
洗濯物の汚れやシミを確認するには、十分な明るさが必要です。
窓を設置することで自然光が室内に差し込み、日中は照明を使わずとも空間全体が明るくなります。
とくに北側に配置されることの多いランドリールームは、窓がないと暗くなりがちです。
窓があれば、家事スペースとは思えないほど明るい空間となり、家事もはかどります。
換気効率が上がり湿気対策に効果的
洗濯物の脱水後は濡れているため、どうしてもランドリールームは湿気やすくなります。
室内にこもった湿気は、嫌な生乾き臭やカビの原因です。
しかし、窓があれば外気を取り入れられ、室内の空気を効率的に循環させられます。
換気扇だけでは限界がある室内の換気も、窓を組み合わせることで効率が上がります。
洗濯物の乾燥時間短縮
窓を設けることで、外気と室内の空気の入れ替えがスムーズになります。
これにより、ランドリールーム内の空気の循環が改善され、洗濯物から蒸発した水分を素早く排出できます。
ただし、天候や季節によっては乾きが悪いこともあるため、ガス衣類乾燥機の併用がおすすめです。
ガス衣類乾燥機なら、花粉や黄砂が気になる季節でも1時間ほどで乾燥が完了します。
干す・取り込む作業が不要になり、洗濯にかかる負担を軽くできます。
開放感が生まれる
窓から外の景色が見えることで、室内に開放感と心地よさをもたらしてくれます。
とくに庭やテラスに面した大きな窓は、室内と屋外のつながりを生み出し、限られたスペースでも開放的な印象をもたらします。
家事をしながら季節の移ろいを感じられるのも、窓がある空間ならではの魅力です。
庭やベランダへすぐ出られる
家事動線を考えるうえで、ランドリールームから外への動線は大切なポイントです。
重い洗濯物を持ってリビングを通ったり階段を上り下りしたりする必要がないため、家事効率がグンと向上します。
また、突然の雨や強風時も、ランドリールームからすぐに外に出られるため、洗濯物の取り込みもスムーズです。
洗濯以外でも家事効率を上げる方法や実際の間取り事例について、以下で解説しているのでぜひ参考にしてください。
関連コラム:家事楽な間取りのポイント5選|実例から学ぶ効率的な家事動線も紹介
「A-1 home」はおしゃれな間取りの住宅の様々なプランを提案可能です。
興味をお持ちいただいた方、または何かご質問があれば、お気軽にお問い合わせください。
ランドリールームへの窓設置における注意点
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ランドリールームに窓を設置する際は、換気効率や採光だけでなく、防犯面やプライバシーにも配慮が必要です。
快適な空間を実現するための3つのポイントを解説します。
窓のサイズと位置選びを考慮する
効率的な換気を実現するためには、窓の配置が重要なポイントとなります。
理想的なのは2か所以上の窓を設置することです。
風の入り口と出口を作ることで空気の流れが生まれ、空気の循環が良くなります。
たとえ1つの壁面であっても、2つの窓を設置することで十分な通風効果が期待できます。
防犯対策をする
ランドリールームの窓は、防犯面での配慮が欠かせません。
洗濯物が外から見えたり、窓が不審者の侵入経路になったりする可能性があります。
しかし、人の体が通らないほど細い「スリット窓」や、天井付近の高い位置に設置する「高窓」を採用するのがおすすめです。
窓ガラスを防犯ガラス仕様にしたり、人感センサー付き照明や防犯カメラを設置するのも空き巣の抑止に有効です。
プライバシー保護のための目隠し対策をする
洗濯物は生活感が出やすいものです。
外からの視線を遮りながら、明るさと風通しを確保することで快適なランドリールームに近づきます。
目隠しには、外の視線が届かない高窓や、ガラスに凹凸の模様を付けた型板ガラスを採用するのが効果的です。
もしくは、ブラインドやロールスクリーンを取り付けるのも手軽な方法です。
これらの対策により、自然光を取り入れながらプライバシーも守れる、理想的なランドリースペースを実現できます。
窓のほかにもランドリールームで後悔する事例について、こちらで解説しています。
関連コラム:ランドリールーム後悔しない設計6つのポイント|後悔する理由と注意点も解説
「A-1 home」はおしゃれな間取りの住宅の様々なプランを提案可能です。
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窓のあるランドリールームの施工事例
ここでは、A-1 homeが手がけた、窓のあるランドリールームの実例を3つご紹介します。
それぞれの事例から、窓の活かし方や使い勝手の工夫を見ていきましょう。
使い勝手にこだわったランドリールーム
こちらの事例は、洗濯物をたくさん干せて、かつ家事効率も上げられる工夫が詰まったランドリールームです。
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アイアンのハンガーパイプを3つ設置することで、大量の洗濯物も余裕を持って干せます。
ハンガーパイプの片側に洗濯物を寄せておけば、ご家族が入浴する際の動線を妨げることもありません。
また、縦すべり出し窓を2か所設けることで、外の風を効率的に取り入れられる設計になっています。
この窓の配置により、洗濯物の乾燥時間を短縮できます。
モノトーンでまとめたおしゃれなランドリールーム
この事例は、機能性だけでなく、デザイン性も重視したスタイリッシュなランドリールームです。
▶️笠間市の二階建て|ガルバ×無垢フローリング!モダンデザインの二階建て
高窓を採用することで、プライバシーを確保しながら十分な明るさを確保しました。
洗濯機や浴室のドア枠・窓枠などをブラックで統一することで、まとまりのある洗練された空間を実現しています。
収納キャビネットも備えているので、洗濯から収納するまでの一連の作業をすべてこの空間で完結できます。
高窓により自然光を取り入れながらも、外からの視線を気にせず作業ができる点も特徴です。
洗面所と一体で広々使えるランドリールーム
こちらは、洗面所とランドリールームを一体化させることで、限られた住宅スペースを効率的に活用した事例です。
▶️行方市の平屋|カッコイイと暮らしやすい、どちらも叶えた5種の木の平屋
汚れた衣類を洗面台で手洗いしてから洗濯機へ移すなど、洗濯作業の動線が短く使い勝手の良い設計となっています。
物干しスペースへと続く掃き出し窓の設置により、大きな洗濯物を外に干すのが楽になります。
また、室内全体が明るく開放的な印象になり、家事空間とは思えない快適な空間です。
A-1homeには、今回紹介しきれなかった施工事例が複数ございますので、ぜひごらんください!
▶️施工事例
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茨城で使いやすいランドリールームを実現するならA-1 homeにお任せください
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「A-1 home」は、茨城県を中心に注文住宅を手がける建築会社です。
ランドリールームの窓設置には多くの検討事項があり、ご家族の暮らしに合った最適な提案が必要です。
「洗濯動線を短く」「室内干しを快適に」「収納力を確保」など、ご要望をお聞かせください。
「A-1 home」が理想のランドリールームづくりをサポートいたします。