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住み替えとは?新築時に考えておくべきことのひとつ?

住み替えとは?新築時に考えておくべきことのひとつ?

住み替えとは現在の住まいから新しい住まいへと住まい場所を替えることです。

新築時に将来の住み替えことまで考える必要はないという方がほとんどだと思います。しかし、戸建て住宅の場合、住み替えに有利な家を建てるということは資産価値の高い家、快適な暮らしができる家を建てるということに繋がります。

住み替えとは?

つくば市の平屋|ロフトや玄関収納のある家

つくば市の平屋|ロフトや玄関収納のある家

人生には何度か大きな変化が訪れます。結婚、出産、子供の成長と独立、現役からのリタイア、伴侶との死別などによって、家族構成やライフスタイルか変わります。

そしてその変化に応じて暮らしやすい家も変わってきます。新築時にはそのような変化に備え、可変性に柔軟に対応する間取りにすることが大切ですが、それだけでは解決できない場合もあります。

住まいの場所を移したい

転勤が決まった、現役時代には通勤の利便性を優先して都心部に家を建てたが、リタイア後にはゆったりした郊外で暮らしたい、新築時には好環境だったのに年月が経つうちに騒音や外部からの視線などに煩わされる環境になってしまった、子どもの教育の為に通学しやすい地域に移りたいなど、住まう地域を変えたい場合、どんなに可変性に優れた家であっても、住み替える必要が出てきます。

変えたい住まいの規模と現在の敷地が見合わない

結婚した子ども夫婦と暮らすのでもっと広い敷地に二世帯住宅を建てたい、子どもが独立したので手入れの楽な小さな家に住みたいというようなケースでは、もっと広い土地を購入して新しく二世帯住宅を建てることになるかもしれません。

また、現在の敷地のままでは家だけ小さくしても、高齢になった時に庭の手入れが大変になってしまうので、こじんまりした敷地にこじんまりした家を建てるなどの方法で住み替えを検討されるのではないでしょうか?

住宅ローンの支払いが困難になった

新築時にはしっかりと資金計画をし、返済予定も完璧に調えていたにもかかわらず、リストラや家族の病気や怪我など、思いがけないことが発生してしまうことがあります。そのような場合に、生活の規模を縮小する為に住み替えが役立つこともあります。

建築事例

住み替えの方法

ロフトや玄関収納のある家 ベランダ

つくば市の平屋|ロフトや玄関収納のある家

現在住んでいる家の売却した資金は当てにしていない、貯金で新しい家を購入できるというような場合には、時間をかけられるので不利な条件で売却しなくてはならなくなるリスクは低いです。

しかし、住み替えは、売却で得た費用を新居購入に充てるケースがほとんどです。

住み替えの方法①

  1. 売却の為の査定をした上で不動産会社と売却の媒介契約を結び、買い手を探す
  2. 売却価格のめどがついた時点で、その売却価格を基に新しい土地探しと新築計画を始める
  3. 購入者と売買契約をし、手付金を受け取る
  4. 受け取った手付金で新居に関わる土地や建築の契約の手付金を支払う
  5. 残りの売却費を受け取り今まで住んでいた住居を引き渡し、仮住まいを始める
  6. 土地代や建築費の残りを支払う
  7. 売却価格で賄えたなった場合には、住宅ローンを組む
  8. 仮住まいから新居に引っ越す

この方法をとる場合、仮住まいの期間が長くなるほど出費がかかってしまいますが、思ったほどの価格で売却できず、新居計画が暗礁に乗り上げてしまったというようなリスクは低くなります。

住み替えの方法②

新居の土地探しや建築を依頼する建築会社、中古住宅、マンションなどの中から新しい住まいへの資金計画をたて、家づくりを進めていきます。戸建て住宅の新築時とほぼ同じ流れですが、平行して売却計画も進めます。

①の方法と比べると楽ではありますが、売却する家の住宅ローンが残っている場合には、売却する家の住宅ローンの借り入れが困難な場合があります。

ライフスタイルの変化に応じて住み替えをする選択肢の中には、平屋を建てて終の棲家にするという方法もあります。

コラム 子育て世代からリタイア後のご夫婦まで家族構成に合わせた平屋の間取り

建築事例

住み替えを有利に進められる家とは?

スキップフロア・小屋裏収納のある平屋

行方市の平屋|空間を縦にも有効活用。スキップフロア・小屋裏収納のある平屋

住み替えはどちらの場合であってもそうですが、特に①の方法で売却をする場合には、早く、そして有利な条件で売却を進められるかどうかが新しい家の家づくりに影響します。

そこで新築時に考えておきたいことが、住み替えを有利に進められる家ということを新築住宅の条件の一つとして加えることなのです。

住み替えを有利に進められる家とは売却や貸し出しがしやすい家

住み替えを有利に進められる家とは、長期優良住宅や省エネ住宅、ZEHなどの基準を満たす家のことです。

長期優良住宅や省エネ住宅、ZEHなどの基準を満たす家は、資産価値の高い家となるからです。

適切なメンテナンスをしていれば、年数が経っても資産価値が急激に低下することがなく、優良な住宅として安心R住宅やJTIのマイホーム借上げ制度に登録することもできます。

安心R住宅は、空き家問題の解決や中古住宅を購入する人の利便性の為に、既存住宅のリフォームを促進する制度のことです。

JTIのマイホーム借上げ制度は、高齢になり自宅を貸し出してもっと小さな家や賃貸住宅に住み替えたい場合、自宅を借り上げ、家賃を保証するシステムです。

売却時にホームインスペクションによって住宅の性能を備えていることが認定されれば、耐震改修や断熱改修などをする必要がなく、売却計画をスムーズに進められます。その為には新築時に十分な住宅性能を備えることが大切です。

参考サイト 国土交通省 安心R住宅

参考サイト JTIの「マイホーム借上げ制度

住み替えの際には、有利に売却することに加え、無理なく建てられる家の建て方を検討することも大切です。

コラム 注文住宅を1000万円台で実現する間取り

住み替えを有利に進められる家とは快適に暮らせる家

鹿嶋市の平屋|34帖LDKを実現した長期優良住宅の平屋

鹿嶋市の平屋|34帖LDKを実現した長期優良住宅の平屋

資産価値が高い家の価値は、住み替えの際にだけ役立つのではなく、毎日の暮らしを快適にするという面においても発揮されます。

長期優良住宅や省エネ住宅、ZEHなどはそれぞれ満たすべき基準が異なっていますが、総じて省エネで快適な暮らしができる家です。

それぞれの特徴について確認しておきましょう。

長期優良住宅

長期優良住宅は、長期優良住宅認定制度の基準を満たしている家を指します。

具体的には7つの基準があり、この基準を満たすことによって、長期間に渡り安全に快適な状態が維持される性能を持つことを保証された住宅です。

  • バリアフリー 将来的に手軽なリフォームでバリアフリーにできる
  • 可変性 ライフスタイルが変化した時に手軽なリフォームで新たな暮らしに対応する間取りに変更できる
  • 耐震性 耐震等級2以上 または十分な免震措置が備えられている
  • 省エネルギー性 省エネルギー対策等級4以上の断熱性を備えている
  • 居住環境 周辺の環境に調和する外観を備えている
  • 維持保全計画 メンテナンスと補修が計画されている
  • 維持管理・更新の容易性 構造部より寿命の短い部分を良い状態に維持しておくための措置がされている
  • 劣化対策 劣化対策等級3相当の措置が施されている
  • 住戸面積 一戸建ては75m2以上、ワンフロアの床面積が40m2以上ある

参考資料 長期優良住宅認定制度の概要について[新築版]

省エネ住宅

家庭でのエネルギー消費量を抑えることを目的とした省エネ住宅には、断熱、気密、日射遮蔽に対する基準が定められています。

断熱性 外皮から出入りする熱の量を表すUA値(外皮平均熱貫流率)の基準が8つの地域区分ごとに定められています。

地域区分 1 2 3 4 5 6 7 8
 UA値 0.46 0.46 0.56 0.75 0.87 0.87 0.87

 

参考資料 地域区分新旧表 – 国土交通省

気密性 隙間から出入りする熱の量を抑える対策が求められます。

日射遮蔽 家の中に侵入し室温を上昇させる日射熱の遮蔽する性能(冷房期の平均日射熱取得率ηAC値の基準が8つの地域区分ごとに定められています。

地域区分 1 2 3 4 5 6 7 8
ηAC値 3.0 2.8 2.7 6.7

 

参考サイト 経済産業省資源エネルギー庁 住宅による省エネ

ZEH

家庭で消費するエネルギーと家庭で創り出すエネルギーをプラスマイナス0にすることを目的としたZEHには、省エネ住宅よりも高い断熱性、気密性、日射遮蔽対策、そして太陽光発電などでエネルギーを創り出すことが求められます。

基準UA値+20%以上の一次エネルギー消費量削減

地域区分 1 2 3 4 5 6 7 8
 UA値 0.40 0.40 0.50 0.60 0.60 0.60 0.60

 

参考資料 経済産業省資源エネルギー庁 ZEHの定義(改定版) <戸建住宅>

光熱費を抑えて快適な室温を維持できる家にしたいという希望を叶える方法の一つにZEHがあります。それと、条件を満たせば補助金を申請できることです。デメリットも含めてZEHについて確認していきましょう。

コラム ZEHで新築するメリットと申請できる補助金

新築時に住宅性能の高い家を建てることは、資産価値を高め、長く暮らすうちに起こるかもしれない変化に対する安心感のある暮らしに繋がります。そして同時に、快適な室内環境を少ないエネルギーで調えられる日常が手に入ります。

注文住宅の自由度の高さを活かして、様々な観点からの家族の希望を盛り込み、何があっても安心して暮らせる家を建てましょう。

建築事例

予算内で納得のいく家を建てたいとお考えでしたらエイ・ワンにご相談ください。

無垢材,注文住宅.家づくり,ライフスタイル,家,家族

かすみがうら市の平屋|家族で暮らすナチュラルテイスト住宅

A-1グループ(A-1home)は無垢材を内装に使ったログハウス風住宅など、低価格で暮らしやすいシンプルな住宅を建築する会社です。

低価格ではありますが、建築基準法で定められた耐震性以上の耐震性、家を劣化させない工法による高い耐久性、複層ガラスの窓や断熱材による高い断熱性を備えた長期優良住宅に対応することも可能な性能の住宅です。

長く住まえる家、快適な暮らしができる家は、住宅性能の高い家です。加えて、無垢材の内装の家は、天然の木材が持つ特性によって、家族の健康を守り、心を癒す住宅です。

A-1グループ(A-1home)は、施主様のライフスタイルや人生観に合わせた住宅の在り方を常に考え、お客様にとって最適な解決策をご提案する暮らしやすい家の創り手です。

”全ては笑顔の為に”

これは、当社が常に心掛け、実践している家づくりのテーマです。

A-1グループ(A-1home)では、これまでに培ったノウハウと、数多く施主様の問題解決を行ってきた豊富な実績を基に、施主様の希望を叶える無垢材を使った家のプランを設計し、ご提案いたします。

ご提案の過程で、家族の夢や実現したいライフスタイルなどの、ご希望を存分にお聞かせください。
当社のスタッフが全力で、お客様の家づくりに寄り添います。

 

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監修者情報

エイ・ワン株式会社(A-1 home)

エイ・ワン株式会社(A-1 home)

エイ・ワン株式会社(A-1 home)は、茨城県行方(なめがた)市で1981年より40年以上「設計・施工・監理一貫体制」で家づくりをしている工務店です。
一級建築士5名/二級建築士2名/宅地建物取引士3名/ファイナンシャルプランナー2名
が在籍しており、各分野の専門知識を持ったプロがマイホームを共に形にしていきます。

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