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アウトドアリビングで後悔する理由
休日にはリビングから続くテラスでゆっくりしたい、広いウッドデッキにして家族で食事を楽しみたい、屋上を空に繋がるセカンドリビングにしたい…後悔している人達も、新築時にはそのような想いを叶える為にアウトドアリビングを計画したはずです。
ところが暮らし始めてみると「思ったような使い方ができなかった」という状況になってしまう場合があります。
その理由は、敷地周辺の環境が生み出す居心地、使い勝手、維持管理の難しさが挙げられます。
使えないアウトドアリビングになってしまうと、家づくり費用の内、アウトドアリビングに使った費用を他の部分に使えば良かったと思うこともあるかもしれません。
アウトドアリビングで後悔しない為には土地選びが重要
緑豊かな郊外の土地で隣家との距離が離れていれば、ほとんどの場合問題は起こりません。
一方、都市部においては、敷地周辺の環境がアウトドアリビングの居心地の良さに大きく影響します。隣家からの視線が気になることもあれば、話し声や調理の匂いで近隣の住民に迷惑をかけていることに気づくこともあります。
どちらの場合であっても、そのような状況はアウトドアリビングで寛げるという居心地の良さを損ないます。寛げるスペースにするためには、隣家との距離が近い場合には、プライバシーを確保することが大切です。
敷地の広さや形状によっては中庭のある間取りにすることもできますが、中庭が作れない敷地の方が多いです。
その場合には、袖壁を設けるという方法が有効な場合もあります。
また、樹木やフェンスなど、エクステリアで外部からアウトドアリビングを守るという方法も考えられます。
ただし、友達が大勢集まったり、子どもが騒いだりした時の話し声がご近所中に響くのでは…?
バーベキューのニオイが隣家の洗濯物につきそう…、
というような不安は袖壁やエクステリアでは解決できません。
その為、基本的に考えておかなくてはならないことは、土地選びです。
近年はコロナの影響もあり、家時間を大切にしたいご家族が増えています。リモートワークが増え、出勤日が少なくなった分、書斎が必要になってマンションから戸建て住宅への切り替えを計画されるご家族も増えています。
「書斎があってアウトドアリビングを楽しめる家」を目指す為には、土地の場所と価格が家づくりの自由度に影響します。
通勤の利便性だけにこだわらず、敷地周辺の環境、隣家との距離も、土地選びの条件に加えるという方向で土地探しをしてみてはいかがでしょうか?
土地探しは注文住宅の難しさの一つです。
土地の選び方によって、周辺の環境も利便性も、建てられる家の広さも変わってきます。
選んだ土地によっては、叶えたい夢が叶わない場合もあります。
家時間だけを優先すれば通勤が苦痛になる、利便性だけを求めれば狭小住宅しか建てられないという結果になってしまうかもしれません。
家時間も利便性も両方叶えるためには、双方のバランスを調整しながら土地を探し必要があります。そして、良い条件の土地と出会うためには、まず初めに建築会社を探すことが最も効率の良い方法です。
アウトドアリビングのある家にしたいことや、求める利便性、家づくり費用の予算などを伝えた上で、一緒に土地探しを進めていくと、家族だけで探すより、条件の良い土地が見つかりやすくなります。
専門家の目から見たアウトドアリビングのある家に向いている土地を見極められるからです。
狭小住宅であっても、プライバシーが確保できれば、読書をしたり、静かなティータイムを楽しんだりすることはできます。
アウトドアリビングでどのような時間を過ごしたいのか、ということも考えながら土地探しを進めていきましょう。
ただ、実際には、すべてに完璧な土地を予算内で探し出すことは難しく、より暮らしやすさに繋がる土地を、妥協できる点を考えながら選択していくことになります。その為、土地に希望する項目に優先順位をつけていくことが大切です。それぞれの項目について確認していきましょう。コラム 土地選びで確認すべきポイント
安全で居心地の良いアウトドアリビングにするポイント
安全に使えるスペースであることと天候に左右され過ぎないことも、アウトドアリビングで後悔しない為の大切なポイントです。
自然環境との付き合い方
敷地周辺の環境と同時に考えておきたいことが、自然環境との付き合い方です。
小雨が降っても子供を遊ばせたり、洗濯物を干したりできると思っていた、こんなに強い日差しが照り付けるとは思わなかったなど、自然環境への配慮が足りなかった為に後悔するアウトドアリビングがあります。
ウッドデッキやテラスは、リビングに繋げる間取りが多くあり、そのリビングの多くは日当たりの良い南向きです。
したがってとても日当たりの良い場所にウッドデッキやテラスが設けられることが多いです。その結果、梅雨が明けた後は、陽射しが強すぎて居心地が悪くなってしまいます。
軒や庇を深くする、オーニングをつける、パーゴラを設ける、などの陽射し対策をしておく必要があります。
オーニングは、住宅が完成した後でもつけられますが、軒や庇はあとからつけるとなると、高額な費用が発生してしまうので、基本的に後からはつけることはおすすめできません。
パーゴラは、DIYが趣味という家族がいれば、後付けという方法もありますが、間取りプランに取り入れておけば、新築時からパーゴラのあるアウトドアリビングが実現します。
また、ウッドデッキは使う床材によっても使いやすさが変わります。
無垢材には断熱と蓄熱という性質があります。
一方、合成された木目調の床材の場合、夏は火傷しそうなほど表面が熱くなり、冬は凍えるほど冷たくなってしまいます。
しかし、無垢材でウッドデッキを制作した場合は、定期的なメンテナンスが必須となります。長く使いたいのであれば、合成されたウッドデッキの方がメリットがあるといえます。
参考サイト Nichibei デジタルブック オーニング
参考サイト YKKAP 窓辺に、パラソルを。
小さな子供から高齢者まで家族全員がアウトドアリビングを安全に使うための対策
屋上をアウトドアリビングにする場合には、フェンスを設けるなどの安全対策に念を入れることと思いますが、ウッドデッキやテラスの場合、そこまで安全性に神経質になる必要がないとお考えなら、それが後悔する原因になってしまうかもしれません。
子育て中には、子どもがウッドデッキやテラスの階段から転げ落ちてしまうリスクがあります。小さな子供がいる場合には、昇り降りの安全性にも十分に配慮することが大切です。
また、高齢者のご家族がいる場合、ウッドデッキと庭をスロープで繋ぐと、車椅子が必要になった時、庭に出やすくなります。
広いウッドデッキに車椅子に座ったまま草花の手入れができるようなプランターを置けば、ウッドデッキでもガーデニングも楽しめます。
アウトドアリビングの維持管理について間取りプラン検討時に確認しておく
理想のアウトドアリビングが完成した後は、良い状態を維持する為に適切なメンテナンスが必要です。
家を新築する前に、メンテナンスの必要性について理解しておかないと、思ったより維持費がかかる、又は放置していたために劣化してしまったなどの問題が発生し、後悔することになってしまいます。
特に屋上にアウトドアリビングを設ける場合は、防水と排水のメンテナンスを怠ると、住宅全体の耐久性が低下し、深刻な問題が発生する恐れがあります。
ウッドデッキの場合は、日当たりの良さや雨にあたる度合い、雨の日の回数など、ウッドデッキが向いている方向や地域の気候によって、劣化の進行度合いが変わってきます。
無垢材の様子を観察し、必要に応じて再塗装する、防水、防腐処理を施す、隙間の砂ぼこりを取り除くなどのお手入れが必要です。
参考サイト 一般社団法人住宅金融普及協会 住まいの維持管理 ウッドデッキのお手入れ
■ 無垢材には、視覚的な美しさと、暮らしやすさを生み出す性質があります。無垢材の特徴を見ていきましょう。
予算内で納得のいく家を建てたいとお考えでしたらエイ・ワンにご相談ください。
A-1グループは無垢材を内装に使ったログハウス風住宅など、低価格で暮らしやすいシンプルな住宅を建築する会社です。
低価格ではありますが、建築基準法で定められた耐震性以上の耐震性、家を劣化させない工法による高い耐久性、複層ガラスの窓や断熱材による高い断熱性を備えた長期優良住宅に対応することも可能な性能の住宅です。
長く住まえる家、快適な暮らしができる家は、住宅性能の高い家です。加えて、無垢材の内装の家は、天然の木材が持つ特性によって、家族の健康を守り、心を癒す住宅です。
A-1グループは、施主様のライフスタイルや人生観に合わせた住宅の在り方を常に考え、お客様にとって最適な解決策をご提案する暮らしやすい家の創り手です。
”全ては笑顔の為に”
これは、当社が常に心掛け、実践している家づくりのテーマです。
A-1グループでは、これまでに培ったノウハウと、数多く施主様の問題解決を行ってきた豊富な実績を基に、施主様の希望を叶える無垢材を使った家のプランを設計し、ご提案いたします。
ご提案の過程で、家族の夢や実現したいライフスタイルなどの、ご希望を存分にお聞かせください。
当社のスタッフが全力で、お客様の家づくりに寄り添います。