【実例あり】子育て世代におすすめの間取りアイデア16選
注文住宅の建築を検討するのは、20~40代の子育て世代が多いです。そのため、「育児を楽しめて家事が楽になる家」にしたいという要望が、ほとんどの家庭で挙がります。確かに、子供と過ごす時間を大切にできるような家は魅力的ですよね。実は、子育てのしやすい家は、間取りにさまざまな工夫が取り入れられているのです。今回は子育て世代におすすめしたい間取りのアイデアを紹介します。自分達の家庭に合いそうな間取りを見つけ、マイホームに取り入れてみましょう。
Contents
- 1 子育て世代におすすめの間取りアイデア16選
- 1.1 アイデア① LDKが見渡せる「オープンキッチン」
- 1.2 アイデア② コートも収納できる「シューズクローク」
- 1.3 アイデア③ リビングやスキップフロアの「スタディスペース」
- 1.4 アイデア④ 全員の洋服がしまえる「ファミリークローゼット」
- 1.5 アイデア⑤ 雨・夜でも気にせず干せる「ランドリールーム」
- 1.6 アイデア⑥ 使い方は無限大「畳スペース」
- 1.7 アイデア⑦ 子供の様子がわかる「リビング階段」
- 1.8 アイデア⑧ おもちゃがスッキリ片付く「リビング収納」
- 1.9 アイデア⑨ 将来仕切れる「可変性のある子供部屋」
- 1.10 アイデア⑩ 幅広い洗面台が置ける「広い洗面所」
- 1.11 アイデア⑪ 帰宅後すぐ手が洗える「ミニ手洗い」のある玄関
- 1.12 アイデア⑫ 強い日差しを遮る「軒のあるウッドデッキ」
- 1.13 アイデア⑬ 【動線】玄関と洗面脱衣所が近い
- 1.14 アイデア⑭ 【動線】キッチンと洗面脱衣所が近い
- 1.15 アイデア⑮ 【動線】玄関とパントリーが近い
- 1.16 アイデア⑯ 【動線】脱衣所とクローゼットが近い
- 2 子育てが終わった後の暮らしを考えることも大切
- 3 間取りを工夫して子育てを楽しもう!
- 4 予算内で納得のいく家を建てたいとお考えの方は「A-1home」にご相談ください
子育て世代におすすめの間取りアイデア16選
子育て世代におすすめしたい間取りのアイデアを紹介します。
アイデア① LDKが見渡せる「オープンキッチン」
水戸市の二階建て|延べ床面積66坪のモノトーンコーディネート二階建て
キッチンに立ってリビング・ダイニングが見渡せるような、オープンキッチンは子育て世代におすすめです。リビングで遊んだりダイニングで勉強したりする子供の様子を、キッチンで家事をしながら見ることができます。上の写真のようなアイランドキッチンは、キッチンの両側が動線になっているため、子供に呼ばれたときなどもサッと行くことができます。さまざまな空間に行きやすいため、家事効率も上がる間取りです。
しかし、キッチンの両側に動線があると、気づかないうちに子供がキッチン内にいてヒヤヒヤしたという経験をした方もいます。子供の侵入を防ぎやすいのは、左右どちらかが壁に接しているペニンシュラキッチンです。
キッチンと壁の間にベビーゲートを付ければ、子供がキッチンに入ることはありません。上の画像のように、コンロ前にガラスが施工されたタイプなら、油がダイニング側に飛び跳ねることが無いため安全性が高まります。透明ガラスならリビング・ダイニングの様子も確認しやすいです。自分に合ったタイプのキッチンを選びましょう。
アイデア② コートも収納できる「シューズクローク」
行方市の二階建て|ヒバ無垢材の魅力あふれる住まい (a-1group.net)
シューズクロークは多くの家庭で採用されるようになりましたよね。子育て世代におすすめしたいのは、パイプ付きのシューズクロークです。上の画像のようにパイプを施工すれば、アウターや幼稚園の服をかけておくことができます。外へ遊びに行くときや登園するときにサッと服を取り出せるため、スムーズにお出かけできて楽です。また、パイプがあれば屋外用のおもちゃや傘など、さまざまなものをかけて収納できます。シューズクロークは靴だけしまうという概念をなくし、使い勝手の良い空間に仕上げましょう。
アイデア③ リビングやスキップフロアの「スタディスペース」
行方市の二階建て|ナチュラルモダンな白壁の家 (a-1group.net)
子育て世代に人気なのがスタディスペースです。実際に小学生の親を対象にしたアンケートでは「子どもはリビング・ダイニングで学習している」と答える人が、全体の8割近くという結果も出ています。
(参考:子ども部屋?リビング?勉強はどこでする? |ベネッセ)
リビングで学習させた方が声掛けしやすく、子供が宿題する姿を見守れるからという理由が多いでしょう。上の画像のように、リビングの一角にカウンターをつけ、スタディースペースを作ることをおすすめします。子供が自室で勉強するようになっても、趣味スペースやワークスペースとして使うことができます。
階段の途中に空間を作るスキップフロアもスタディスペースに適しています。
行方市の平屋|空間を縦にも有効活用。スキップフロア・小屋裏収納のある平屋
スキップフロアは半個室のような空間になるため、子供が集中して勉強できるというケースもあります。上の画像のように、スキップフロア下のスペースを有効活用できる点もメリットです。スキップフロアは秘密基地のような空間なので、子供が気に入って活用してくれるというケースも多いでしょう。
子供にとって気分が上がる空間があると、勉強の意欲が上がりやすくなります。こちらのスキップフロアのように、集中力が高まる青系の壁紙を取り入れても良いでしょう。
アイデア④ 全員の洋服がしまえる「ファミリークローゼット」
行方市の平屋|カッコイイと暮らしやすい、どちらも叶えた5種の木の平屋
家族全員の洋服がまとめてしまえる「ファミリークローゼット」もおすすめの間取りです。各部屋に洗濯物をしまいに行くと手間と時間がかかりますよね。ファミリークローゼットなら、まとめてしまえるため家事の時短につながります。また、朝に子供の洋服を選んで着替えさせると同時に、自分の着替えも完了できるため準備がスムーズに進みます。下段にもパイプを付けておけば、子供が自分で洋服を選ぶこともできるでしょう。
アイデア⑤ 雨・夜でも気にせず干せる「ランドリールーム」
笠間市の平屋|家事動線を考慮した暮らしやすい平屋 (a-1group.net)
ランドリールームなどの室内干しできるスペースも、子育て世代にとって必須な間取りと言えるでしょう。日中は子育て・家事・仕事などで忙しいため、夜に洗濯をする家庭も多いですよね。室内干しスペースがあれば、天気や時間帯に関係なく洗濯物を干すことができます。夜に「明日使うジャージを洗っておいて」と子供に渡されたときも安心です。より家事の時短を目指したいなら、乾燥機の導入を検討してもいいでしょう。
アイデア⑥ 使い方は無限大「畳スペース」
リビングと隣接した畳スペースも使い勝手の良い間取りでしょう。子供が小さな頃は遊び場やお昼寝スペースとして活用できます。畳はフローリングと比べて柔らかい床材なので、マットなどを敷かなくても安心です。子供が小学生になったら机を置いてスタディスペースにもなります。子供が遊んだり勉強したりしているときに、隣で洗濯物やアイロンがけなどもできますね。両親が遊びに来たときに、寝てもらうスペースにしても良いでしょう。老後は自分達の寝室にもできるため、畳スペースは長い間有効的に活用できる空間です。
アイデア⑦ 子供の様子がわかる「リビング階段」
つくば市の平屋|住宅街に建つログハウス風の平屋 (a-1group.net)
リビング階段は、子育て世代で検討する確率が高い間取りでしょう。リビング内に階段があることで、子供の帰宅時の様子などがわかるため、家族でコミュニケーションを取りやすくなります。また、子供が友達や恋人を連れてきたときも、顔を合わせることができるため安心という親も多いです。
ただし、子供の友達が来ているとリビングでくつろげないというデメリットがあります。また、冬場は2階から冷気が降りてきてLDKの暖房効率が下がるため対策が必要です。メリット・デメリットを理解しながら、リビング階段を採用するか検討するようにしましょう。
アイデア⑧ おもちゃがスッキリ片付く「リビング収納」
リビングに大容量の収納があると、子育てする上で大活躍するでしょう。子供が小さな頃はおむつやおもちゃなどの育児グッズをしまうことができます。小学校・中学校などは学校の持ち物などをしまう収納にすれば、一か所で準備が完結するため忘れ物を減らせるでしょう。
キッチン前に収納を付ける方法もおすすめです。
土浦市の平屋|防音室のある暮らしやすい家 (a-1group.net)
子供でも手の届く高さの収納なので、自分で片付けをしやすくなります。間取りに合った収納を採用して、リビングに子供のものが散乱しないように工夫しましょう。
アイデア⑨ 将来仕切れる「可変性のある子供部屋」
行方市の平屋|無垢材とスタイリッシュなコーディネイトが光る平屋
子供が複数人いる家庭や、今後家族が増えるかもしれない家庭は、将来的に仕切ることができる子供部屋を採用しても良いでしょう。子供が小さな頃は部屋を広く使って、遊べるスペースにすることができます。また、小学生になってからも一緒に勉強したり寝たりできて可変性が高いです。子供が大きくなったらリフォームで壁を施工しても良いですし、間仕切りになるようなカーテンや家具を購入しても良いでしょう。ただし、最初に壁を付けて仕切っておいた方が、費用は安くなりますのでその点は理解の上で採用してくださいね。
アイデア⑩ 幅広い洗面台が置ける「広い洗面所」
水戸市の二階建て|延べ床面積66坪のモノトーンコーディネート二階建て
幅の広い洗面台を採用できる、ゆとりある洗面所スペースもおすすめです。子供が小学校以上になると、家族全員の朝の準備時間が被る可能性があります。一般的な幅75~90cmの洗面台の場合、鏡の前に1人しか立てないため窮屈です。そのため、起床時間を早めなければいけなくなったり、お互いにストレスが溜まったりします。上の画像のような幅広い洗面台なら、家族2~3人が並んで使うことが可能です。
さらに使い勝手を良くするなら、洗面ボウルを2つ設置してもいいでしょう。また、洗面所と脱衣所を分けた間取りもおすすめです。思春期になった娘が入浴中でも、お父さんが気兼ねなく洗面台を使うことができますよ。
アイデア⑪ 帰宅後すぐ手が洗える「ミニ手洗い」のある玄関
水戸市の平屋|ワンランク上の、上質なくらし。洗練されたホテルスタイルの平屋+ガレージ棟
玄関にミニ手洗いがある間取りも便利です。帰宅後すぐに手洗いができるため、汚れや菌を室内に持ち込みにくくなります。また、手洗いうがいの習慣を身に付けやすくなるでしょう。子供の友達が来た際にも玄関の手洗いを使ってもらえるため、プライベート空間である脱衣洗面所に入られることがありません。朝の準備で洗面台が混み合ったときに、ミニ洗面台を使って準備することもできます。さまざまなメリットがあるミニ手洗いを検討してみてくださいね。
アイデア⑫ 強い日差しを遮る「軒のあるウッドデッキ」
行方市の平屋|深い軒の寄棟屋根がシャープ&モダンなオーク無垢フローリングの平屋
室内と庭をつなげるウッドデッキは、子供の遊び場として使い勝手が良いでしょう。お昼をダイニングでなく外のウッドデッキで食べるだけでも、ピクニックをしているような気分を味わうことができます。ウッドデッキの上に深い軒をかけることで日差しを遮ってくれるため、夏場でも外で遊びやすくなる点もメリットです。
アイデア⑬ 【動線】玄関と洗面脱衣所が近い
行方市の平屋|無垢材とスタイリッシュなコーディネイトが光る平屋
玄関と洗面所が近い間取りは、帰宅後の動きがスムーズになります。靴を脱いで棚にしまい、脱衣所で汚れた服を脱げるため、室内が汚れにくくなります。また、身体も汚れている場合は浴室でシャワーも浴びられます。部活帰りや外で遊んできたときは、汚れた服や身体のままリビングになるべく入ってきてほしくないですよね。玄関と脱衣洗面所が近い間取りなら、きれいになった状態でLDKに来てくれるためストレスを減らすことができるでしょう。
アイデア⑭ 【動線】キッチンと洗面脱衣所が近い
水戸市の平屋|ワンランク上の、上質なくらし。洗練されたホテルスタイルの平屋+ガレージ棟
キッチンと洗面脱衣所が近い動線も人気が高いです。料理や皿洗いをしながら、子供の手洗いや歯磨き、入浴の様子を見守ることができます。声掛けもしやすいため、子供をお風呂に入れた旦那さんとの連携もスムーズです。また、キッチンで料理している合間に洗濯物を回したりできるため、家事を効率よく進めることが可能です。家事を時短して、子供と過ごす時間を長く確保できるでしょう。
アイデア⑮ 【動線】玄関とパントリーが近い
玄関とパントリーを近づけることで、子育てや家事がしやすくなります。買い出し後もパントリーに荷物を一時置きして、子供の手洗いなどに付き添うことができるでしょう。重い荷物を玄関から離れたキッチンまで運ばなくていいため楽です。また、ゴミ出しなどもしやすい動線なので、家事の負担軽減にもつながります。
アイデア⑯ 【動線】脱衣所とクローゼットが近い
石岡市の二階建て|性能とデザインを追い求めたZEH仕様のクールな二階建て
脱衣所とクローゼットが近い間取りは、朝の準備や入浴後の着替えが楽になります。身体を拭いたらそのままクローゼットに入り、洋服を選んで着替えができるため流れがスムーズです。遠くにあるクローゼットにわざわざ洋服を選びに行ってから、入浴して着替えるという手間を減らすことができます。また、脱衣所に室内干しや乾燥機がある場合、乾いた洗濯物をすぐに収納できるため効率的です。ただし、洗面脱衣所は湿気がこもりやすい空間のため、クローゼット内の換気は計画的に行いましょう。
子育てが終わった後の暮らしを考えることも大切
水戸市の二階建て|ヒバ無垢材の香り満ちるZEH仕様の二階建て
子育てがしやすい家を作ることはもちろん大切です。しかし、子供が小学生に上がるときに家を建てた場合、高校卒業までは12年間しかありません。その後の数十年は、子育てとは縁のない生活になります。そのため、子育てが終わった後の夫婦の暮らしを考えることも大切です。
例えば、1階に畳スペースがあれば、子供が小さい頃も使えて夫婦2人になっても寝室として活用できるでしょう。また、広めのトイレや浴室を採用すれば、子供と一緒に入ることもできますし、将来介護が必要になったときにも安心です。このように、「子育てしやすい間取り」と「老後も暮らしやすい間取り」は、共通している面も多くあります。今も将来も暮らしやすいかという点をイメージしながら、子育てしやすい間取りを取り入れてみてくださいね。
間取りを工夫して子育てを楽しもう!
取り入れる間取りや動線によって、子育てのしやすさは大きく変わります。また、子供の年齢によっても採用すべき間取りはさまざまです。ぜひ、家事を効率的に行えて子供の成長を見守れる間取りを取り入れてみてくださいね。
「A-1home」ではお客様のご要望や生活スタイルに合わせて、間取りをご提案しています。施工事例では子育てがしやすい家をたくさん紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
予算内で納得のいく家を建てたいとお考えの方は「A-1home」にご相談ください
「A-1home」は無垢材を内装に使ったログハウス風住宅など、低価格で暮らしやすいシンプルな住宅を建築する会社です。
低価格ではありますが、建築基準法で定められた耐震性以上の耐震性、家を劣化させない工法による高い耐久性、複層ガラスの窓や断熱材による高い断熱性を備えた長期優良住宅に対応することも可能な性能の住宅です。
長く住まえる家、快適な暮らしができる家は、住宅性能の高い家です。加えて、無垢材の内装の家は、天然の木材が持つ特性によって、家族の健康を守り、心を癒す住宅です。
「A-1home」は、施主様のライフスタイルや人生観に合わせた住宅の在り方を常に考え、お客様にとって最適な解決策をご提案する暮らしやすい家の創り手です。
”全ては笑顔の為に”
これは、当社が常に心掛け、実践している家づくりのテーマです。
「A-1home」では、これまでに培ったノウハウと、数多く施主様の問題解決を行ってきた豊富な実績を基に、施主様の希望を叶える無垢材を使った家のプランを設計し、ご提案いたします。
ご提案の過程で、家族の夢や実現したいライフスタイルなどの、ご希望を存分にお聞かせください。
当社のスタッフが全力で、お客様の家づくりに寄り添います。