ホテルライクなリビングを作るポイント|床や壁紙の色、照明の選び方とは?

ホテルライクなリビングを作るポイント

 

高級感のホテルのような雰囲気を取り入れたリビングは人気があります。シンプルかつ上品なリビングは、ワンランク上のおうち時間を過ごしたい方にぴったりです。デザイン性も高いため、来客からの印象も良いですよね。今回は、リビングをホテルライクな雰囲気にするために大切な「色選び・間取り・照明」のポイントを解説します。

 

 

ホテルライクなリビングは高級感と落ち着きを意識する

吹き抜け

水戸市の二階建て|延べ床面積66坪のモノトーンコーディネート二階建て

 

ホテルライクなリビングを作るときに重要なポイントは、高級感と落ち着く空間の両立を意識することです。ただ高級な素材を取り入れただけでは、生活の質が下がる可能性があります。ホテルライクと言ってもあくまで住まいなので、掃除のしやすさや快適性を意識して素材選びをすることが大切です。

 

また、非日常感のある間取りや内装を取り入れすぎると、落ち着かない空間になるという失敗例もあります。広すぎるリビングでは落ち着かず、派手すぎる内装では心穏やかに過ごせません。暮らしやすいリビングを軸にして、ホテルのような雰囲気を取り入れた間取りや内装を考えていきましょう。

 

「色選び」のポイントは部屋全体の統一感を持たせること

ホテルライクなリビングを作るには、部屋全体の色味を統一させることが大切です。さまざまな色を使うと、ホテルとはかけ離れたリビングになってしまうことがあります。また、派手な色や柄を選ぶよりも、目に優しい落ち着いた色がおすすめです。細かなポイントを紹介します。

 

ベースカラーは白・グレーなどでシックにまとめて

グレーのリビング

水戸市の平屋|ワンランク上の、上質なくらし。洗練されたホテルスタイルの平屋+ガレージ棟

 

高級感のあるホテルライクな内装に仕上げたいなら、白・グレーなどのシックなカラーでまとめることをおすすめします。上の画像は、全体をグレーでまとめたシンプルなリビングです。床・壁などの広い面積にグレーを取り入れることで、白よりも落ち着いた雰囲気に仕上げることができます。こちらの事例のように、ダイニングチェアなどの家具やインテリアなどの小物にアクセントを取り入れ、非日常感を楽しんでも良いでしょう。

 

大理石調の床は高級感のある雰囲気に

大理石調フローリング

鹿嶋市の平屋|34帖LDKを実現した長期優良住宅の平屋

 

高級感や清潔感のある空間に仕上げたいなら、大理石調の床を取り入れることをおすすめします。本物の大理石は床が冷えますし価格も高いです。こちらの事例のように、大理石調のフローリングを取り入れるだけでも空間の雰囲気は大きく変わります。手軽に高級感のある床にしたい方は、ぜひ検討してみてくださいね。

 

ちなみに木目調のフローリングを取り入れるなら、ダークトーンの木目の方が高級感が生まれます。床の色によってリビング全体のイメージは大きく変わるため、自分がイメージするホテルに合わせて慎重に選びましょう。

 

壁紙は無地のシンプルなデザインを

無地の壁紙

行方市の平屋|クロスが特徴的なリゾートテイスト住宅

 

リビングにアクセントクロスを取り入れたいなら、無地の壁紙を採用することをおすすめします。こちらは、アジアンリゾート風のリビングですが、テレビ裏にシックな赤いアクセントクロスを採用しました。シンプルでシックな内装に赤を加えることで、一気にアジアンテイストのおしゃれな印象に。

 

柄物のクロスは選ぶものによっては安っぽく見えたり、圧迫感が出たりする可能性があります。無地のクロスであれば、そのような失敗が起こりにくいです。より高級感を出したい場合は、天然木やタイルなどを採用することをおすすめします。

 

「間取り」のポイントは開放感のある空間を作ること

ホテルライクなリビングを作るときの間取りのポイントは、広い面積を確保することよりも「開放感」を意識することです。同じ畳数のリビングでも、工夫次第で広く見せたり感じさせたりすることができます。コツを確認していきましょう。

 

広すぎる空間は不要ですが、ある程度の広さのリビングを確保できたほうが、家族全員がゆったり過ごすことができますよね。コンパクトな家でもリビングを広くするコツを紹介していますので、こちらのコラムもぜひ参考にしてみてください。

コラム 【30坪台】広いリビングがある間取りをコンパクトな家で採用するコツ

 

吹き抜けや勾配天井を作る

吹き抜け

水戸市の二階建て|延べ床面積66坪のモノトーンコーディネート二階建て

 

吹き抜けや勾配天井を採用すると縦方向に広がりが生まれるため、空間に開放感が生まれます。同じ8畳のリビングだとしても、ソファに座ったときの広さの感覚は大きく変わるはずです。こちらの事例のように、吹き抜けの上部に窓をつけることで明るい日差しを取り込むことができ、居心地の良いリビングに仕上がります。天井を高くするときには、天井にシーリングファンをつけて空気を循環させ、冷暖房効率を上げると快適に過ごすことができるでしょう。

 

吹き抜けのデメリットである「寒さ・音」に関する対策は、ぜひこちらのコラムをご覧ください。

コラム 吹き抜けのある新築一戸建てが後悔する家になる理由と解決法

 

大きな窓で明るく開放的な空間に

大きな窓があるリビング

鉾田市の平屋|回遊動線をとりいれた暮らしやすい平屋

 

開放的なリビングを作るためには、窓の大きさや位置を工夫することも大切です。上の画像のように、大きな窓をつけることで視線が延びるため、空間が広く感じる効果が生まれます。窓から見える位置に庭を配置すれば、リビングでくつろぎながら外の景色を楽しむこともできますね。ただし、窓から隣家や道路が見える場合は必ず対策が必要です。外構で目隠しフェンスを作るなど、敷地に合った工夫を行いましょう。

 

ソファの背面を壁にすれば広くても落ち着く

ダウンフロアリビング

水戸市の平屋|ワンランク上の、上質なくらし。洗練されたホテルスタイルの平屋+ガレージ棟

 

広くてもゆったりと落ち着けるリビングにしたいなら、ソファは壁付けに配置しましょう。なぜなら、ソファの後ろを人が頻繁に通ると、なかなかくつろぐことができないからです。背面が壁なら動線になることが無いため、ゆったりと過ごすことができます。

 

どうしてもソファの後ろが動線になってしまうなら、上の画像のようにダウンリビングにして周りを壁で囲む方法がおすすめです。リビング全体が壁で囲まれているため、落ち着く空間になりやすいです。ローソファを置けば床座に近い状態になり、より安心感が増します。動線に合わせてリビングの間取りを検討しましょう。

 

生活感を隠せる扉付きの収納を作る

リビング収納

行方市の平屋|こだわりの広々リビングで暮らす平屋

 

ホテルライクなリビングは、生活感を隠すことでおしゃれに仕上げることができます。デザイン性の高い内装を取り入れても日用品が散乱していたら、一気に魅力は半減してしまいますからね。リビング内に扉付きの収納を作ることで、ものを隠して収納することが可能です。リビングは細々としたものが多いため、収納は奥行きが浅くて幅広いタイプをおすすめします。上の画像のような、棚の高さを変えることができる「可動棚」も便利です。

 

「照明選び」のポイントは柔らかく照らす器具を選ぶこと

空間の雰囲気を大きく左右するのが照明の存在です。ホテルライクなリビングを作るなら、明るすぎずムーディーな雰囲気を演出できるような、柔らかい光を取り入れてください。オレンジ色の電球色の照明がおすすめです。ただし、リビングで細かな作業をする場合、暗すぎて不便に感じる可能性があります。電球の明るさや色を変えられる「調光・調色タイプ」の照明を効果的に取り入れ、快適性も考えながら照明計画を立てましょう。

 

間接照明を使う

間接照明

間接照明を使って、天井や壁を照らすことで柔らかな光を作り出すことができます。照明器具本体は隠れているため、壁や天井をスタイリッシュに仕上げることが可能です。間接照明の範囲によっては明るさが不足することもあるため、補助の照明を取り入れながら空間をおしゃれに仕上げましょう。

 

スポットライトで壁を照らす

スポットライト

古河市の平屋|ボルダリングなどの趣味を楽しむ平屋

 

壁を照らすなら、スポットライトを効果的に活用する方法もあります。スポットライトは光の向きを自由に決めることができる照明です。1点を集中的に照らすことができるため、向きを工夫することで壁を美しく照らします。照らした先におしゃれな壁掛けのインテリアなどを飾っても良いでしょう。

 

照明のデザイン性にもこだわりたいなら、壁付けのブラケットライトもおすすめです。

こちらの事例のように、上下に光が出て壁を照らしてくれるようなブラケットライトもあります。間接照明と一緒にリビングに配置すれば、明るさを追加する補助照明としても活躍するでしょう。

 

シンプルだけどデザイン性のある器具を選ぶ

照明付きシーリングファン

鉾田市の平屋|ホワイトとブラックのコントラスト住宅

 

内装全体をシンプルにするなら、照明をデザインのアクセントにしても良いでしょう。ホテルライクなイメージに合う、シンプルかつデザイン性のある照明がおすすめです。ダイニングやキッチンの照明と統一感を持たせてもおしゃれです。

 

ホテルライクなリビングでワンランク上の暮らしを

ホテルライクなリビングは、高級感のあるデザイン性と落ち着ける雰囲気が特徴です。シンプルでシックな色味やインテリアを取り入れつつ、開放感が出るような間取りの工夫を行いましょう。夜にはさらに雰囲気のあるリビングになるように、柔らかな光で空間を照らせるような間接照明などを採用してみてくださいね。自分が理想とするホテルを明確にすることで、より具体的なイメージが湧くかもしれません。デザイン性と居心地の良さの両立を目指して、ホテルライクなリビングを作りましょう。

 

「A-1home」ではお客様のご要望やご予算に合わせた間取りづくりをしています。「ホテルライク」などのさまざまなイメージに沿ったデザインのご提案もしておりますので、ぜひお気軽にご相談くださいね。

建築事例

予算内で納得のいく家を建てたいとお考えの方は「A-1home」にご相談ください

ボルダリングができる平屋

古河市の平屋|ボルダリングなどの趣味を楽しむ平屋

 

「A-1home」は無垢材を内装に使ったログハウス風住宅など、総額低価格で暮らしやすいシンプルな住宅を建築する会社です。

総額低価格ではありますが、建築基準法で定められた耐震性以上の耐震性、家を劣化させない工法による高い耐久性、複層ガラスの窓や断熱材による高い断熱性を備えた長期優良住宅に対応することも可能な性能の住宅です。

長く住まえる家、快適な暮らしができる家は、住宅性能の高い家です。加えて、無垢材の内装の家は、天然の木材が持つ特性によって、家族の健康を守り、心を癒す住宅です。

「A-1home」は、施主様のライフスタイルや人生観に合わせた住宅の在り方を常に考え、お客様にとって最適な解決策をご提案する暮らしやすい家の創り手です。

”全ては笑顔の為に”

これは、当社が常に心掛け、実践している家づくりのテーマです。

「A-1home」では、これまでに培ったノウハウと、数多く施主様の問題解決を行ってきた豊富な実績を基に、施主様の希望を叶える無垢材を使った家のプランを設計し、ご提案いたします。

ご提案の過程で、家族の夢や実現したいライフスタイルなどの、ご希望を存分にお聞かせください。
当社のスタッフが全力で、お客様の家づくりに寄り添います。

 


A-1 home

 

 

 

 

 

監修者情報

エイ・ワン株式会社(A-1 home)

エイ・ワン株式会社(A-1 home)

エイ・ワン株式会社(A-1 home)は、茨城県行方(なめがた)市で1981年より40年以上「設計・施工・監理一貫体制」で家づくりをしている工務店です。
一級建築士5名/二級建築士2名/宅地建物取引士3名/ファイナンシャルプランナー2名
が在籍しており、各分野の専門知識を持ったプロがマイホームを共に形にしていきます。

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