【かっこいいキューブ型の家】3つの施工事例・おしゃれにするためのコツを解説│メリット・デメリットも紹介
注文住宅を計画するとき、気になることのひとつは「外観」です。
優れた外観デザインの家に住めば、家を出るとき帰宅したとき、家を見るたびに満足感に浸れます。
切妻屋根の家や片流れ屋根の家など、外観デザインは様々ですが、近年人気を博しているのは「キューブ型の家」です。
箱を積み重ねた外観の家は、可愛らしい雰囲気と同時にスタイリッシュでかっこいいデザインを実現できます。
本記事では、そんなキューブ型の家について、施工事例とおしゃれにするためのコツ、そしてキューブ型の家ならではのメリット・デメリットを紹介します。
どんな外観の家を建てるか迷っている人は、ぜひ参考にしてください。
Contents
かっこいいキューブ型の家の施工事例3選
はじめに、外観デザインに優れた、かっこいいキューブ型の家の施工事例を紹介します。
スタイリッシュなキューブ型住宅。内部はログハウス風。
1つ目の事例は真四角の外観を持つ、つくば市の注文住宅です。
中央の区画だけ手前に出ていて左右は奥まり、立体感のあるデザインが非常におしゃれ。
内部は外観の現代的なデザインから想像できない、全面パイン無垢材張りの温かみのある空間です。
モダンなデザインの外観と自然素材の内装。どちらも取り入れた素敵な住まいです。
ネイビーの外壁に木目の玄関ドアがおしゃれな住まい
▶石岡市の二階建て｜性能とデザインを追い求めたZEH仕様のクールな二階建て
2つ目に紹介するのは、石岡市に建てられた住まいです。
スタイリッシュなガルバリウム鋼板の外壁は濃いネイビーを用い、玄関ドアおよび天井には温かみのある木目を利用しました。
内装は白色のクロスを中心に、天井には板張りを使用。
現代的でクールな雰囲気ながら、天然木が温かみのある空間を作り出しています。
大きな吹き抜けも設けて、とても大きな広がりのある空間を作り出しました。
アメリカンな外構がおしゃれな海を眺める住まい
▶鹿嶋市の二階建て｜アメリカンフェンスが映える海を眺める二階建て
最後に紹介するのは、グリーンの板塀風の外観を持つ、鹿嶋市の住宅です。
窓枠や玄関ドアを白色に統一することで、アメリカンな雰囲気作りに成功しています。
アメリカンな雰囲気づくりは、家本体だけで行われている訳ではありません。
郵便ポストやフェンス、フェンスに貼り付けるカンバンなどにもこだわって、さらに外観がおしゃれになりました。
家と外構とが調和することで、キューブ型の家はさらにおしゃれになるので、外構にも力を入れるよう意識しましょう。
キューブ型の家をおしゃれにするための5つのコツ
紹介したようなおしゃれなキューブ型の家は、どのように設計すれば実現できるのでしょうか。
おしゃれな家を実現するための5つのコツを解説します。
前後に立体感が出るように工夫する
1つ目のコツは「前後にキューブを配置して立体感が出るようにする」こと。
単に一つのキューブを配置するのもシンプルでおしゃれですが、複数のキューブを前後に配置すると立体感が出てさらにおしゃれに見えます。
▶取手市の二階建て｜二階リビングで住宅地でも採光を確保できる家
突き出た部分は2階から利用できるバルコニーにもなり、見た目だけでなく実用性の面でもメリットが生まれます。
窓と玄関の位置・デザインを工夫する
2つ目のコツは「窓・玄関など開口部を意識してデザインすること」です。
シンプルな外観のキューブ型の家は、窓や玄関などの開口部が周囲に与える印象が大きく、窓の種類の選定や配置が重要になります。
種類を選定する場合は、利用されることの多い引違い窓だけでなく、縦すべり出し窓や横すべり出し窓、FIX窓などデザインに配慮した窓を利用すると外観がおしゃれになります。
さらに縦・横の高さを合わせるなど、配置も意識すると洗練された外観になるでしょう。
注文住宅で大事な「窓」について、もっと知りたい人におすすめの記事はコチラ。
外壁の素材と色味を工夫する
開口部と同様に、シンプルなキューブ型の家で重要になるのは「外壁の素材や色味」です。
一般的なサイディングだけを用いず一部に木材を取り入れたり、サイディングだけで仕上げるときも色味を加えてツートンカラーにして工夫すると優れた外観デザインになります。
家の形で特徴を出しづらいキューブ型の家では、素材・色の役割が重要です。
庇・ウッドデッキなどを利用する
キューブ型の家でも簡単に外観に変化を出す方法として「庇（ひさし）・ウッドデッキの利用」が挙げられます。
主に雨除けとして利用される庇ですが、スタイリッシュな製品を最適な位置に配置することで外観デザインの向上を図れます。
また、ウッドデッキを外構の一部に取り入れることでおしゃれなワンポイントを演出でき、子どもの外遊びやガーデニングなどにも利用できる実用的な空間を手に入れられるでしょう。
外構が外観とマッチするように工夫する
▶つくば市の二階建て｜アイランドキッチンのあるログハウス風住宅
最後に認識しておきたいのは「外構と外観のマッチング」です。
シンプルな作りのキューブ型の家では、外構が家の外観に与える影響が大きく、こだわった外構にすることで外観は良くも悪くもなります。
自然豊かな植栽の多い外構にしても、アイアンとコンクリートで作った無機質な外構でも、こだわることで家の魅力を大きく引き上げてくれるでしょう。
外観と外構の関係性を気にする人におすすめな、外観事例が掲載された記事はコチラです。
キューブ型の家の特徴は？メリット・デメリット紹介
記事の終わりに、キューブ型の家がどのような特徴を持つのかを解説します。
キューブ型の家の特徴を把握することで、実用性にも配慮され、高いデザイン性を持つ住まいを手に入れられます。
メリット1：施工に手間がかからないので安価になる
1つ目のメリットは「比較的安価に施工できる」点です。
建物は凹凸が多いほど、部材を切断したり曲げたりする加工が必要になり、材料費や手間賃が嵩んでしまいます。
一方でキューブ型の家は凹凸がなく、既製品の外壁などをそのまま利用できます。
浮いた分のお金は、仕上材や設備のグレードアップに利用できますし、引っ越してからの生活費に当ててもよいでしょう。
「注文住宅を建てたい。でも、費用は抑えて建築したい…。」このように感じる人におすすめな記事はコチラです。
メリット2：シンプルながら個性的な家が完成する
▶水戸市の平屋｜ワンランク上の、上質なくらし。洗練されたホテルスタイルの平屋＋ガレージ棟
2つ目のメリットは「個性的な家が完成する」ことです。
近年、キューブ型の家は優れたデザイン性や建築費用の安さといった理由から建築棟数が多くなっている印象を受けます。
それでも一般的な切妻屋根や片流れ屋根の家より数は少なく、さらに目立つ外観をしているので強い個性を感じられます。
外壁の色味や外構を工夫すれば、さらに個性的な家づくりができるでしょう。
メリット3：メンテナンスがしやすい
凹凸が少ないことは「優れたメンテナンス性能」にもつながります。
家は建築して終わりではなく、建築後も屋根や外壁の塗り直しなどお手入れが必要です。
キューブ型の家は凹凸が少ないことから、塗装業者の手間も少なくなり、リフォーム費用を抑えられます。外壁の洗浄など、日常的な掃除のときも手間を軽減できるので、キューブ型の家は掃除・お手入れが苦手な人にもおすすめです。
メリット4：耐震性を高めやすい
シンプルなキューブ型の家は「耐震性の高さ」にも定評があります。
地震が発生した時、建物の一方が軽く一方が重ければ、建物内部でねじれが発生して構造材に負担がかかってしまいます。
キューブ型の家は正方形・長方形の形であることが多く、耐震性の高さに定評があります。
茨城県で注文住宅を建築予定の人で「耐震等級」を気にする人は、A-1homeの耐震性を参考にしてみてください。
デメリット1：日差し・雨への対策が必要になる
一方でキューブ型の家を目指したときに感じやすいデメリットは3つです。
1つ目は「日差しや雨への対策が必要になる」こと。
日本家屋のように長い軒・庇がある住宅では、屋根が守ってくれるので日差しや雨から洗濯物や軒下のものが濡れることを防いでくれます。
一方で、キューブ型の家では深い軒を設けるのは困難です。
住み始めてから後悔しないよう、外の物を置く場所や洗濯物を干す位置など、生活の細かいシミュレーションを行いましょう。
デメリット2：雨ダレによる汚れが気になる場合も
こちらも軒がないことで起こりやすい「雨ダレによる汚れ」です。
軒・庇がなければ、外壁は雨に濡れたとき、汚れやすくなってしまいます。
雨だれが起きないよう、窓枠に水切りを設置する。汚れが落ちやすい塗料を使用する。汚れが目立たない色の外壁にする。
こうした対策を施して、汚れが気にならないようにしましょう。
デメリット3：防水対策のため定期的なメンテナンスを要する
日本家屋では一般的な切妻屋根の家の場合、外壁も屋根で覆われるので壁に雨が付着する可能性は低く、雨漏りの心配は少なくなります。
一方でキューブ型の家では、窓・外壁に直接雨が付着するので「防水対策」が重要になります。
壁の中に雨を浸透させないために、窓枠や外壁の隙間はシーリングで埋められます。
シーリングが効果を発揮しているか、定期的にメンテナンスを行うことが求められるでしょう。
まとめ│かっこいいキューブ型の家を実現しよう
かっこいいキューブ型の家はどんな外観を持っているのか、事例とともに紹介しました。
また、キューブ型の家をおしゃれにする方法や住まいとしての特徴も解説しました。
キューブ型の家を建築することで、シンプルでスタイリッシュな住まいを手に入れられます。一方で日差しや雨への対策が必要になることも事実です。
かっこよく、さらに機能性も兼ね備えたキューブ型の家を実現するためには、キューブ型の家を多く建築している業者に依頼することが大切といえるでしょう。
茨城県でキューブ型の家を建築する予定があるなら、施工経験の豊富なエイワンホームへご相談ください。多くの建築経験から生み出される優れたデザインと機能性で、満足いく家づくりをお約束します。
予算内で納得のいく家を建てたいとお考えの方は「A-1home」にご相談ください
「A-1home」は無垢材を内装に使ったログハウス風住宅など、総額低価格で暮らしやすいシンプルな住宅を建築する会社です。
総額低価格ではありますが、建築基準法で定められた耐震性以上の耐震性、家を劣化させない工法による高い耐久性、複層ガラスの窓や断熱材による高い断熱性を備えた長期優良住宅に対応することも可能な性能の住宅です。
長く住まえる家、快適な暮らしができる家は、住宅性能の高い家です。加えて、無垢材の内装の家は、天然の木材が持つ特性によって、家族の健康を守り、心を癒す住宅です。
「A-1home」は、施主様のライフスタイルや人生観に合わせた住宅の在り方を常に考え、お客様にとって最適な解決策をご提案する暮らしやすい家の創り手です。
”全ては笑顔の為に”
これは、当社が常に心掛け、実践している家づくりのテーマです。
「A-1home」では、これまでに培ったノウハウと、数多く施主様の問題解決を行ってきた豊富な実績を基に、施主様の希望を叶える無垢材を使った家のプランを設計し、ご提案いたします。
ご提案の過程で、家族の夢や実現したいライフスタイルなどの、ご希望を存分にお聞かせください。
当社のスタッフが全力で、お客様の家づくりに寄り添います。
監修者情報
エイ・ワン株式会社(A-1 home)
エイ・ワン株式会社(A-1 home)は、茨城県行方(なめがた)市で1981年より40年以上「設計・施工・監理一貫体制」で家づくりをしている工務店です。
一級建築士5名／二級建築士2名／宅地建物取引士3名／ファイナンシャルプランナー2名
が在籍しており、各分野の専門知識を持ったプロがマイホームを共に形にしていきます。
