【家が高い!買えない!】住宅価格の高騰はいつまで?予算内で家を建てる7つの方法も紹介

【家が高い!買えない!】住宅価格の高騰はいつまで?予算内で家を建てる7つの方法も紹介

資材価格の高騰などで住宅価格も高騰。
「家が高い。とてもじゃないが買えない」といった感想を抱く人もいるのではないでしょうか。

こうした住宅価格の高騰はどうして起こっているのでしょうか、そして高騰した住宅価格は下がるのでしょうか。

 

また、家が高くて買えない場合、個人でもできる、予算内で家を建てるための方法もあります。

こうした具体的な対策を講じて、理想の家を予算内で建て、理想の新居での暮らしをスタートさせましょう。

住宅価格が高騰している原因は?

はじめに、近年住宅価格が上昇している原因を紹介します。

家の値段が上がっている主な原因は、以下の3つの事柄です。

  • ・原因1:世界的な資材価格の高騰
  • ・原因2:円安による資材価格の高騰
  • ・原因3:建築業界の人手不足

 

住宅やビルなどの建築に使われる資材の価格推移を取りまとめている建設物価調査会の資料によると、2015年を100としたとき2023年は130前後と、建設資材はおよそ30%も価格が上がっていることが分かります。

▶参考:建設物価調査会「建設資材物価指数」

家が高い原因2:平成25年から続く労務単価の上昇

▶引用:国土交通省「公共工事設計労務単価」

また、価格が上昇しているのは資材単価だけではありません。

平成25年度から一貫して公共工事における労務単価は上昇を続けていて、平成24年と比較すると多くの職種で2倍以上になっています。

こうした資材費や人件費の高騰が、一軒家の価格にも転嫁されて家を手に入れづらい状況を形成する一因になっています。

高騰している住宅価格は今後下がるの?

続いて気になるのは、高騰している住宅価格は下がるのか?ということです。

価格が高騰している事柄について、2023年現在の見通しは以下のとおりです。

  • ・円安は緩やかに収まる可能性がある
  • ・資材価格・人件費高騰は続く可能性がある

 

2023年後半は円安傾向が徐々に収まる予想もあり、輸入している資材の価格については値下がりの材料といえます。

▶参考:日本総研「為替相場展望」

一方で世界的な資材不足や日本の建築業界の人手不足は続く可能性があり、高騰している住宅価格がすぐに下がるとは言えない状況といえるでしょう。

こうした場面では住宅価格の下落を待つよりも、戸建住宅の建築費用を下げる方法を個人が模索することをおすすめします。

一戸建てを購入するタイミングや資金計画、土地探しなど、家づくりを始めたいと考えている方は、アフターフォローまで一貫したサポート態勢を築いている「A-1 home」までお問い合わせください。

▶茨城県のハウスメーカー「A-1home」に相談する

予算内で家を建てる7つの方法を紹介

土地や住宅の価格が高騰する中で、一戸建ての住まいを手に入れる方法はないのでしょうか。

実は、以下の7つの方法を行うことで、費用を抑え予算内で家を建てられる可能性があります。

  • ・都市部から郊外へ建築予定エリアを広げる
  • ・土地や床面積をコンパクトにする
  • ・ローコストなハウスメーカーも選択肢に加える
  • ・補助金を積極的に活用する
  • ・住宅ローンの借入金額を増額する
  • ・長期借り入れ可能なローンを選択する
  • ・両親から住宅資金を援助してもらう

 

都市部から郊外へ建築予定エリアを広げる

都市部から郊外へ選択肢を広げることで豊かな暮らしを実現できる

▶つくばみらい市の平屋|無垢材を使ったカリフォルニア風サーファーズハウス

建築費用の総額を下げるための最も効果的な方法は、郊外へと建築予定エリアを広げることです。

都内を中心に土地の取得費用は高止まりを続けていますが、郊外に目を向けると土地の単価がグッと下がり、比較的広い土地でも安価に取得できる可能性があります。

 

フラット35を利用して注文住宅を建てた方に対して行われた調査によると、東京都の敷地面積と土地取得費の平均値は120.4㎡・3,662.9万円です。

一方で、たとえば茨城県では敷地面積と土地取得費の平均値は319.5㎡・826.9万円です。

このように、郊外に目を向けることで費用を抑えながら広々とした土地・建物を取得できる可能性があります。

▶参考:住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」

土地や床面積をコンパクトにする

同様に土地の取得費用を下げるためには、土地・建物の面積をコンパクトにすることが有効です。

たとえば土地の単価が50万円/坪である場合、60坪の土地を購入すると3,000万円ですが、50坪に抑えると2,500万円と500万円も節約できます。

理想とする生活を実現するために最低限必要な土地の広さを確保する必要はありますが、過剰に広い土地を購入することなく適度な広さの土地を選択すれば総額を下げられるでしょう。

ローカル・ローコストなハウスメーカーも選択肢に加える

費用を抑えつつ広々とした平屋を建てることも可能

▶かすみがうら市の平屋|コスパとセキュリティを両立させた32坪の平屋

注文住宅を建築するとき、規模の大きなハウスメーカーに依頼することも多いですが、あえて地方のローカルなローコストハウスメーカーに依頼することも検討しましょう。

実はこうした地方独自のハウスメーカーは、技術力を持ちながら広告費などを抑えて、高性能な住まいを安価に実現できる潜在能力を秘めています。

住宅展示場などで規模の大きなハウスメーカーに見積もりを取った結果、想定していた予算をオーバーした場合は、建築を依頼するハウスメーカーの選択肢を広げて、ローカル・ローコストの住まいも選択肢に加えてみましょう

▶関連記事:ローコスト住宅のメリット・デメリット|選んではいけないローコストメーカーとは?

補助金を積極的に活用する

活用できるものがあれば、住宅に対する補助金を積極的に活用しましょう。

たとえば、2023年にはこどもエコすまい支援事業が行われていて(2023年度分の受付は終了)、基準を満たすことで100万円の補助が受けられました。

同様の補助金は国・地方自治体で行われていることもあるため、利用できる補助金を活用することで、実質的な建築費用の節約を図ることができます。

住宅ローンの借入金額を増額する

家を購入するために、住宅ローンの借入金額を増加する手も

単純に住宅ローンの借入金額を増額することも、予算を増額する1つの方法になります。

夫婦どちらかだけでなく、双方が借入を行うペアローン、従来は最大35年であったローンを50年まで延長できるフラット50など、借入金額を増やす手法は複数考えられます。

 

ただし、借入金額を増やしたり返済期間を延長したりすると、返済額が増えることが予想されます。

将来の収入や支出をしっかり予測し、綿密なライフプラン・資金計画が必要になります。

▶関連記事:住宅ローン借り入れの目安

両親から住宅資金を援助してもらう

夫婦どちらかの両親に経済的余裕がある場合は、両親からの資金援助をお願いする手もあります。

両親や親戚から資金を援助してもらえる場合は、場合によっては金利を支払わずに済む可能性もあり、返済期間を長く取ることも可能でしょう。

また、借入ではなく贈与を受ける場合は、贈与税の非課税措置を利用することで相続税額を大幅に減らせる制度もあることから、有利に資金を準備できる可能性があります。

▶参考:国税庁「直系尊属から住宅取得等資金の贈与を受けた場合の非課税」

しっかり貯めてから建築計画を立てる

今、資金がなくてもしっかり貯めて注文住宅を建てることは可能

最後に、しっかり預貯金を貯めてから建築計画を立てることも勧められます。

現在資金に余力がない状態で家を建てると、完成後の生活が苦しくなる可能性があります。

資金的に余裕がない場合、夫婦でしっかり働き支出を抑え、預貯金を貯めましょう。

なお、こうして獲得した節約スキルは新居に引っ越した後も発揮されるため、家づくりを行った後も安定した生活を支えてくれます。

 

こうした対策を講じることで、現在家が高くて買えない方も、十分な資金を準備して住宅を取得できるでしょう。

注文住宅で家を建てる場合、気にしておきたいことは「無理のない家づくり」です。

当初設定した予算を大幅に超えて家を建てると、建築後の生活が苦しくなる恐れがあります。

「A-1 home」では、”無理なく無駄のない家づくり”を行っています。こうした家づくりができる理由を知りたい方は、A-1 homeのコンセプトをご覧ください。

▶茨城県のハウスメーカー「A-1home」のコンセプト

これから家を建てる人が注意したい3つのこと

これから家を建てる人が注意したい3つのこと

記事の終わりに、これから家を建てる予定のある方に、知っておいてほしい注意事項があるためお伝えします。

「下がるのを待つ」のは悪手になるかも

「住宅価格が上がっている」と聞くと、住宅価格が下がるまで待てばよいと思われがちです。

しかし、記事のはじめでも説明したとおり、住宅価格の高騰は、世界的な資材価格の高騰や円安など、国外も含む様々な要因で起こっています。

一時的と思われていた住宅価格のインフレが、これからも長く続く可能性もあるため、住宅価格の下落より、家族の状況など必要に応じて家を建てることをおすすめします。

特定の建材や住宅設備が入荷しない可能性も

世界的に物不足が続く中で、特定の建材や住宅設備が入荷しない、または入荷が遅れる事態が予想されます。

お気に入りのユニットバスやキッチンがある場合でも、手に入らない場合に工事が滞りなく進むよう、十分に工期に余裕をもっておきましょう

補助金を利用する場合は工期に注意

工期の面で気をつける必要があるのは、補助金を利用する場合も同様です。

国や地方自治体が実施する補助金は、年度ごとに予算の上限や申請期限があり、工事の完了が間に合わなかった場合に補助金を受け取れない可能性があります。

補助金を活用して家を建てる場合は、予算や申請期限などを確認して確実に受け取れるようにしましょう。

まとめ│家の購入はライフステージに合わせて

まとめ│家の購入はライフステージに合わせて

▶古河市の平屋|ボルダリングなどの趣味を楽しむ平屋

「家が高くて買えない!」という人に向けて、住宅価格高騰の原因や、いつまで続くのかといった話題を解説しました。

 

住宅の価格が上がっている理由は予想がつくものの、世界的な資材不足や円安、日本の建築労働者の不足といった問題は解決の見通しが立ちません。

いつ価格が下がるかは分からないため、住宅価格が下がるのを待つよりも、本記事では紹介した「郊外の土地を購入する」といったすぐに実行できる対策を行うほうが現実的です。

また、子どもの成長などライフステージに合わせて住宅の購入を検討することも大切です。

 

どのタイミングで家を購入するか、検討するためには土地・建物にどの程度の費用がかかるのか試算することが勧められます。

家づくりの方向性に迷っている方は、資金計画や土地探しの段階から一貫して家づくりをサポートする「A-1 home」まで、お気軽にご相談ください。

▶茨城県のハウスメーカー「A-1home」に相談する

建築事例

予算内で納得のいく家を建てたいとお考えの方は「A-1home」にご相談ください

ボルダリングができる平屋

古河市の平屋|ボルダリングなどの趣味を楽しむ平屋

「A-1home」は無垢材を内装に使ったログハウス風住宅など、総額低価格で暮らしやすいシンプルな住宅を建築する会社です。

総額低価格ではありますが、建築基準法で定められた耐震性以上の耐震性、家を劣化させない工法による高い耐久性、複層ガラスの窓や断熱材による高い断熱性を備えた長期優良住宅に対応することも可能な性能の住宅です。

長く住まえる家、快適な暮らしができる家は、住宅性能の高い家です。加えて、無垢材の内装の家は、天然の木材が持つ特性によって、家族の健康を守り、心を癒す住宅です。

「A-1home」は、施主様のライフスタイルや人生観に合わせた住宅の在り方を常に考え、お客様にとって最適な解決策をご提案する暮らしやすい家の創り手です。

”全ては笑顔の為に”

これは、当社が常に心掛け、実践している家づくりのテーマです。

「A-1home」では、これまでに培ったノウハウと、数多く施主様の問題解決を行ってきた豊富な実績を基に、施主様の希望を叶える無垢材を使った家のプランを設計し、ご提案いたします。

ご提案の過程で、家族の夢や実現したいライフスタイルなどの、ご希望を存分にお聞かせください。
当社のスタッフが全力で、お客様の家づくりに寄り添います。 


A-1 home

 

 

監修者情報

エイ・ワン株式会社(A-1 home)

エイ・ワン株式会社(A-1 home)

エイ・ワン株式会社(A-1 home)は、茨城県行方(なめがた)市で1981年より40年以上「設計・施工・監理一貫体制」で家づくりをしている工務店です。
一級建築士5名/二級建築士2名/宅地建物取引士3名/ファイナンシャルプランナー2名
が在籍しており、各分野の専門知識を持ったプロがマイホームを共に形にしていきます。

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