おしゃれな部屋の内装デザインの実例やつくり方のコツを解説
- ▶︎注文住宅を建てたいが、内装のデザインで悩んでいる
- ▶︎ずっと住み続ける場所だから、失敗は避けたい
- ▶︎実際の内装デザインを見てみたい
このように思っている人は多いでしょう。
内装は、住宅内部にある設備や仕上げのことを意味します。
具体的には、床や壁材、天井、キッチン設備などを指します。
つまり住環境そのものとも言え、これをきちんとデザインするのはきわめて重要です。
そこで本記事では、おしゃれな内装を作るポイントや、デザインの実例を写真付きで紹介します。これから注文住宅を建てる、内装に関して悩んでいる人は、ぜひご参考にしてください。
おしゃれな内装を作るポイント
まずは、おしゃれな内装を作るポイントを解説します。以下のように、5つに分けて考えるとよいでしょう。
- ▶︎【情報収集】多くの事例を見聞きする
- ▶︎【色】カラーバランスを整える
- ▶︎【調度品】家具・建具を選ぶ
- ▶︎【性能】利便性や断熱性とのバランスを取る
- ▶︎【満足度】美しいと感じれるデザインを盛り込む
【情報収集】多くの事例を見聞きする
おしゃれな内装を実現するためには、まず多くの事例を見聞きするのが大切です。
InstagramやRoomClipなどで、すでにあるデザインを見て回りましょう。
また、住宅営業の担当者に話を聞いたり、ハウスメーカーのホームページの施工事例を見たりするのもおすすめ。
数多くの事例を見聞きすることで、自分自身がどのようなデザインを求めているか把握できるようになります。
もちろん、今までになかったインスピレーションを得られることもあるでしょう。
まずは多くの事例を見聞きして、情報収集してみましょう。
【色】カラーバランスをきちんと整える
続いて、カラーバランスをきちんと整えることを意識しましょう。
もっとも重要なのは、基本となるベースカラーを決めることです。
多くの場合、ホワイトやアイボリーなど、目にやさしい色が採用されます。
そしてベースカラーを下支えする、アソートカラーを1〜2色決めましょう。
そして必要に応じて、「差し色」に当たるアクセントカラーも考えておくとよいでしょう。
ベース、アソート、アクセントはおおむね6:3:1の割合で組み合わせます。
この基本さえおさえておけば、基本的には失敗することはないでしょう。
【調度品】家具・建具に関して考える
上述したテーマやカラーバランスに沿うように、家具や建具に関して考えましょう。
家具や建具が内装にフィットしていないと、デザインの方向性がブレてしまいます。
そうならないように、一つひとつをきちんと考えて選んでいきましょう。
また家具や建具の数が多すぎたり、サイズが大きかったりすると、その存在感が内装のデザインを壊してしまいます。
内装と、その中に配置されているもののバランスをきちんと考えるようにしましょう。
【性能】利便性や断熱性とのバランスを取る
続いて、デザインと、利便性や断熱性とのバランスを考えましょう。
内装をおしゃれに仕上げるのは大切ですが、やはり住み心地も大切です。
具体的には以下の点を考えるとよいでしょう。
- ▶︎十分な広さや天井の高さを確保できるか
- ▶︎生活動線を通せるか
- ▶︎断熱性が高く、夏や冬でも快適に過ごせるか
- ▶︎収納スペースは十分にあるか
- ▶︎家族同士でのコミュニケーションはきちんと取れるか
これらの点も意識できれば、デザイン性が高く、それでいて過ごしやすい環境を整えられます。
デザインのことを考えつつも、利便性や断熱性に関してもよく考えましょう。
【満足度】美しいと感じられるデザインを盛り込む
最後に、自分自身が「美しい」と感じられるデザインを盛り込んでいきましょう。
上記では、デザインの基本的なポイントに関して解説しました。
ここまでおさえておけば、そうそう失敗することはありません。
しかし、基本だけにとらわれる必要もありません。
もし「これだけはどうしても取り入れたい」「これは心から美しいと思える」といったデザインがあるなら、少しだけでも取り入れてみましょう。
基本からは外れるかもしれませんが、そのほうが最終的な満足度は高いはず。
自分自身が納得できるように、美しいと思えるデザインを適宜取り入れていきましょう。
▶【デザイン住宅とは?】メリット・デメリット8つの特徴・4つのポイント│茨城県の施工事例も紹介
おしゃれな部屋の内装のデザイン実例
上記では、おしゃれな部屋の内装をデザインするポイントに関して解説しました。
合わせて、実際のデザイン実例に関して解説します。
- ▶︎ホワイト
- ▶︎モノトーン
- ▶︎ナチュラル・ウッド
実際の写真を見れば、多くのインスピレーションが得られるはずです。
それぞれ詳しく解説するので参考にしてください。
ホワイト/白を基調とした清潔感のある内装
▶潮来市の平屋|「自分の時間も大切に」32坪で5LDKを叶えた平屋
ホワイトを基調にした、清潔感のあるデザイン。
面積も広く、開放感もあります。
モノトーン/グレーベースかつ差し色でおしゃれに
落ち着きと、高級感を演出するグレーベースのデザインも人気です。
ややコンクリートに近い質感も、重厚感を演出。
一方でチェアのカラーリングが有効なアクセントになっています。
ナチュラル・ウッド
近年、人気が高まっている、ナチュラル・ウッドなデザイン。
木の温かみが感じられる、思い切った内装です。
ここからさまざまなインテリアを組み合わせることで、北欧風、モダン、インダストリアル、色々なデザインを実現できます。
部屋の内装に関するよくある質問Q&A
本記事では、部屋の内装に関して解説しました。
ここではよくある質問に回答します。
- ▶︎日本的な雰囲気をおさえて洋風的なデザインに仕上げるには?
- ▶︎内装で失敗したら取り返しはつかない?
- ▶︎内装とインテリアで何が違うのか?
日本的な雰囲気をおさえて洋風的なデザインに仕上げるには?
洋風的なデザインを追求するなら、以下のポイントを意識してください。
- ▶︎装飾性のある窓枠を使う
- ▶︎基本的には広い空間を意識する
- ▶︎空間が狭い場合は、家具の数を減らしたり、小さくしたりする
- ▶︎ウッド・ナチュラル系のデザインを基本とする
こういったことを意識すれば、ある程度洋風的なデザインに近づけられます。
とはいえ、これだけで十分ではありません。
必要に応じて住宅メーカーなどと相談し、どれほど洋風に近づけていくのか検討するなどの必要があるでしょう。
内装で失敗したら取り返しはつかない?
内装で失敗しても、ほとんどの場合取り返しがつかないわけではありません。
インテリアを配置するなどして、バランスを取り直すといった工夫の余地はあります。
極端なことを言えば、壁材を張り替えるなどのリフォームを実施することも可能です。
もし「内装では絶対に失敗できない」などと気負っているなら、もう少し楽な気持ちで構えたもよいでしょう。
内装とインテリアで何が違うのか?
内装は、床や天井、壁材など、建物そのものに属する部分を指します。
その建物のなかに配するのがインテリアです。
▶【居心地のいい家の特徴とは?】12つのコツで実現!居心地のいい家のインテリアや施工事例も紹介
まとめ
本記事では、おしゃれな内装デザインに関して解説しました。
内装に関しては、ほとんどの人が深く悩むポイントです。
本記事で紹介したように、SNSや住宅メーカーの施工事例などを参考にし、インスピレーションを広げていきましょう。
そしてカラーリングや家具・建具の選び方などをきちんと考えれば、満足のいく仕上がりとなるはずです。
なお私たちエイ・ワンは、ログハウスのような注文住宅を一手に手がけるハウスメーカーです。
木が本来持っているあたたかさ、しなやかさを活かして家づくりに力を入れています。
これから注文住宅を考えている方は、ぜひ私たちの家づくりに触れてみてください。