知らないと怖い平屋の防犯|狙われやすい4つの理由や防犯対策を解説
平屋は、魅力的な開放感や暮らしやすさから人気を集めています。
しかし、「防犯面で怖い」という印象を持たれている方もおられるかもしれません。
本記事では、茨城県のハウスメーカー「A-1 home」が、平屋が空き巣のターゲットになりやすい理由と、効果的な防犯対策を詳しく解説します。
ご家族で安心して平屋住宅で暮らすために、ぜひ最後までお読みください。
Contents
平屋が空き巣のターゲットになりやすい4つの理由
平屋には、二階建ての家にはない防犯上の弱点があります。
ここでは、平屋が狙われやすい主な4つの理由を詳しく見ていきます。
平屋ゆえの侵入経路の多さ
平屋はすべての部屋が地上階にあるため、窓や勝手口など、侵入可能な開口部が多くなります。
警察庁の統計によると、一戸建て住宅の空き巣の侵入経路の半数以上が窓からの侵入です。
参考:警視庁 住まいる防犯110番
平屋は庭に面して掃き出し窓を設けることが多く、これも侵入のリスクを高める要因です。
美しい庭の眺めを楽しむための設計が、防犯においては弱点になってしまいます。
脱出経路を確保しやすい
平屋はすべての部屋が一階にあるため、侵入者にとって脱出しやすい構造です。
二階建ての家と比べて、逃げ道を確保しやすいため、空き巣に狙われやすいと言えます。
塀や植栽が死角になる
平屋は敷地を広く使う傾向があるため、塀や植栽が多くなりがちです。
塀や植栽はプライバシーの確保には良いですが、同時に外部からの死角を作り出し、侵入者の隠れ場所になる可能性があります。
一度塀の内側に入ってしまえば、近隣の住民の目が届きにくくなり犯行のリスクが高まります。
二階建てに比べて侵入時間が短い
平屋は、すべての部屋がワンフロアでつながっているため、侵入者が目的の部屋に到達するまでの時間が短くなります。
侵入にかかる時間が短い家は、空き巣に狙われやすいと言えます。
また、平屋は間取りを把握しやすいのも特徴です。
外から見ただけで、おおよその部屋の配置が分かってしまうため、空き巣は事前に犯行計画を立てやすくなります。
平屋の窓の効果的な防犯対策
空き巣の侵入経路の半数以上が窓からの侵入であることから、窓は防犯対策において最も重要です。
以下で、窓と窓以外の防犯対策について順番に解説します。
防犯ガラスの窓を採用する
防犯ガラスの窓を採用すれば、使い勝手そのままに防犯性能を向上させられます。
防犯ガラスは、通常のガラスよりも破壊されにくい特殊なガラスです。
2枚のガラス板の間に特殊な中間膜を挟み込んで圧着した合わせガラスで、犯罪の抑止力が高いのが特徴です。
侵入しにくい窓を設ける
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高窓やスリット窓などの侵入されにくい形状の窓を採用することで、空き巣侵入のリスクを下げられます。
高窓は天井付近に設置される窓です。
身長よりも高い位置に設置されるため外部からの侵入が難しいのに加え、外部からの視線が入りにくいため、プライバシーを守りたい浴室や洗面所、トイレなどに適しています。
スリット窓は、人の体が通らないほど細長い形状の窓です。
細長い形状ですが室内に自然光を取り入れる効果は十分にあり、平屋との相性も良くリビングや廊下などに使用されることが多いです。
補助錠を取り付ける
既存の鍵に追加で補助錠を取り付けることで、防犯性を向上させられます。
補助錠は後付けで簡単に取り付けできるので、手軽な防犯対策と言えます。
空き巣の約7割は、侵入するのに5分以上の時間がかかると諦めるので、侵入するのに時間をかけさせるのが空き巣対策のポイントです。
面格子の設置
面格子は物理的に侵入を防ぐ効果的な方法です。
縦格子や横格子などさまざまなバリエーションがあり、家の外観に合わせて選ぶことで、防犯性を高めつつ家全体の印象を良くできます。
切断やこじ開け対策をした防犯性の高い面格子を採用することで、より防犯面で安心できます。
防犯シャッターを取り付ける
掃き出し窓や腰窓など、大きな窓には防犯シャッターの設置が効果的です。
外出時や就寝時にシャッターを下ろすことで、防犯性能が向上します。
電動式のシャッターも多く、リモコン操作で簡単に開閉できるため、使い勝手にも優れています。
「A-1 home」はおしゃれな間取りの住宅の様々なプランを提案可能です。
興味をお持ちいただいた方、または何かご質問があれば、お気軽にお問い合わせください。
平屋の窓以外の防犯対策
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続いて、窓以外の防犯対策をご紹介します。
外出時に必ず鍵をかける
基本的な対策ですが、外出時に鍵をかけることが最も重要です。
警察庁の統計によると、無施錠での空き巣被害が最も多くなっています。
短時間の外出でも必ず施錠する習慣をつけましょう。
「ちょっとそこまで」という心理が、大きな被害につながる可能性があります。
郵便ポストに投函しに行く数分間だけでも、空き巣の侵入チャンスになります。
玄関や勝手口のセキュリティを高める
玄関ドアは防犯性能の高いものを選びましょう。
鍵が2箇所ついている2ロックや、ピッキングに強いディンプルキーを採用したドアがおすすめです。
スマートフォンで解錠できる電子錠を採用した玄関を選ぶと、閉め忘れ防止機能や顔認証で解錠できるなど、よりセキュリティを高められます。
また、勝手口にも注意が必要です。
玄関に比べて人目につきにくくセキュリティが弱くなりがちなので、侵入者に狙われやすくなります。
防犯カメラやセンサーライトの設置
防犯カメラは空き巣への強力な抑止力となります。
近年、夜間でも鮮明な映像を撮影できる高性能なカメラが多くなっています。
また、Wi-Fiで接続するモデルを選ぶと、スマホから録画の映像を確認できるなど、いざという時に便利です。
さらに、人の動きを感知して点灯するセンサーライトが一体になったタイプを要所に配置することで、より安心して平屋で暮らせます。
設置場所は、玄関アプローチや庭、駐車場など、侵入者が通りそうな場所の高い位置がおすすめです。
目隠しにならないオープン外構にする
敷地を塀や植栽で隠すクローズド外構は避け、適度に視線が入るようにすることがポイントです。
高すぎる塀や生い茂った植栽は家の中が見えにくくなる一方で、塀の内側で空き巣が行動しやすくなるとも言えます。
浴室やトイレの窓には目隠しのルーバーを設置したり、曇りガラスにしたりするなどの対策し、近隣の目が届くオープン外構にすることで、防犯性を向上させられます。
防犯砂利を敷く
防犯砂利は、踏むと大きな音が出る砂利で、侵入者の接近を知らせる役割を果たします。
家の周囲、特に窓の下や侵入されやすい場所に敷くことで効果を発揮します。
ご近所付き合いを大切にする
防犯対策としては見落としがちですが、良好な近所付き合いは予想以上の効果をもたらします。
日頃からの挨拶や町内会への参加を通じて、近隣住民とのコミュニケーションを深めることが大切です。
「A-1 home」はおしゃれな間取りの住宅の様々なプランを提案可能です。
興味をお持ちいただいた方、または何かご質問があれば、お気軽にお問い合わせください。
茨城で安心・安全な平屋の注文住宅を実現するならA-1 homeにお任せください
「A-1 home」は、茨城県を中心に注文住宅を手がける建築会社です。
平屋の魅力を最大限に引き出しつつ、防犯面でも安心できる住まいづくりを得意としています。
理想の平屋を実現するなら、ぜひ「A-1 home」にご相談ください。
お客様の夢を形にする最適な住まいづくりをお手伝いいたします。