ZEHは意味ないのか?後悔した事例から学ぶ7つのデメリットと対策を解説

ZEHは意味ないのか?後悔した事例から学ぶ7つのデメリットと対策を解説

近年注目を集めるZEH住宅ですが「実際の効果は?」「本当に意味があるの?」という疑問の声も多く聞かれます。

本記事では、茨城県のハウスメーカー「A-1 home」が、ZEHを導入した方が後悔した事例をもとに、意味がないと言われる7つの理由と対策方法を解説します。

建築コストや光熱費の実態・設備の使い勝手まで、後悔しないための重要ポイントをお伝えするので、ZEH住宅を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

 

 

そもそもZEHとは

そもそもZEHとは

▶️水戸市の二階建て|ヒバ無垢材の香り満ちるZEH仕様の二階建て

ZEH(ゼッチ)とは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略称です。

住宅で使用される一次エネルギーの年間の収支をゼロ以下に抑えることを目指した住宅のことを意味します。

この先、2030年にはZEH水準の義務化が予定されており、省エネ住宅が今後のスタンダードになる見込みです。

そのようなZEHのメリットは、高い断熱性能により、夏は涼しく冬は暖かい快適な環境で過ごせることや、室内の温度差が小さくなることによりヒートショックのリスクを軽減できる点にあります。

また、高い断熱性能と省エネ設備、太陽光発電などの創エネシステムを備えているため、光熱費を削減できます。

 

これらの特徴があるZEHの認定を受けるための条件は、以下の3つです。

 条件 内容
断熱性能 外皮(屋根・壁・床・窓など)の断熱性能を満たすこと
省エネ性能 一次エネルギー消費量から20%以上の削減を達成すること
創エネ性能 再生可能エネルギーを導入し、100%以上の一次エネルギー消費量削減を達成すること

参考:国土交通省|家選びの基準変わります

 

A-1 home」はおしゃれな間取りの住宅の様々なプランを提案可能です。

興味をお持ちいただいた方、または何かご質問があれば、お気軽にお問い合わせください。

▶茨城県のハウスメーカー「A-1home」に相談する

 

ZEHが意味ないと言われる7つの理由と対策

ZEHが意味ないと言われる7つの理由と対策

▶️笠間市の平屋|太陽光ソーラーと蓄電池を備えた無垢材の平屋

2030年の義務化に先立ち、すでにZEH住宅にお住まいの方のなかには「ZEHは意味ない」「後悔した」という意見も聞かれます。

ここでは、ZEHが意味ないと言われている理由と対策について解説します。

 

建築コストが高い

ZEH住宅は、高性能な断熱材や気密処理・太陽光発電システム・高効率給湯器などが必要になるため、一般住宅と比較して建築コストが割高になる傾向があります。

ただし、コストアップは長期的に見ると回収できる可能性が高く、光熱費削減効果や太陽光発電による売電収入も見込めます。

たしかに初期費用は高くなりますが、長期的に見ると10〜15年程度で初期投資を回収できる可能性も。

また工務店選びも重要なポイントです。

ZEHについての豊富な知識を持ち、設備面以外でもコストダウンの工夫を提案できる会社を選ぶことで、より効率的な住まいづくりが実現できます。

 

光熱費が完全に0にはならない

ZEH住宅なら光熱費が0円になる」とイメージされる方も多いかもしれません。

しかし実際には、大幅な削減は可能でも、完全な0を実現するのは難しいのが現状です。

太陽光発電システムの発電量は天候や季節によって変動し、曇りや雨の日が続くと使用量が発電量を上回ってしまいます。

また、夜間は発電できないため、蓄電池を設置しなければ電力会社からの供給に頼らざるを得ません。

さらに近年、電力市場の変化により、買電価格の上昇と売電価格の低下が進んでいます。

このような電力需給を取り巻く環境変化も、完全な光熱費ゼロの実現を難しくしている要因の一つといえます。

 

デザインや間取りに制限がある

ZEH住宅を建てる工務店のなかには、高い断熱性能を確保するため、窓やドアなどの開口部の大きさや数を制限する住宅会社もあります。

また、太陽光パネルを有効活用するために、屋根の角度や形状にも一定の制約が必要です。

さらに、高気密な室内環境を実現するため、吹き抜けのような開放的な空間づくりにも工夫が求められます。

ただし、これらの制限は必ずしも必要ではありません。

むしろ経験豊富な設計事務所であれば、ZEHの基準を満たしながらご家族の理想に近い住まいを提案できます。

重要なのは、デザインと性能のバランスを見極められる工務店選びです。

 

メンテナンスコストが増える

ZEH住宅には、一般住宅にはない独自の設備が数多く搭載されており、それぞれの設備にメンテナンスが必要です。

しかし、適切なメンテナンスによって設備の寿命が延び、結果的に長期的なコストパフォーマンスが向上する可能性もあります。

ZEH住宅は初期費用だけでなく、維持管理まで含めた総合的な視点で検討することをおすすめします。

 

設備機器が複雑で使いこなせない

ZEH住宅には、ご家庭のエネルギー使用を効率的に管理するために、HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)が装備されています。

HEMSは、エネルギー使用状況の「見える化」や機器の自動制御が可能で、便利な設備です。

しかし、操作方法や見方が分からず、せっかくの機能を使いこなせないケースも少なくありません。

そのため、導入を検討される際は、事前にメーカーのショールームで実機に触れてみることをおすすめします。

展示機での操作体験を通じて理解を深めておくことで、入居後のスムーズな活用につながります。

 

耐震性に不安がある

屋根に太陽光パネルを設置するZEH住宅では、一般住宅と比べて約400kg以上の重さが加わります。

屋根が重たくなることにより建物の重心が高くなり、地震の際の揺れ方に影響を与えます。

このため、ZEH住宅の建築では太陽光パネルの重さを考慮した構造計算が不可欠です。

工務店を選ぶ際は、ZEH住宅の施工実績はもちろん、耐震設計の知見が豊富な会社を選ぶことが大切です。

 

「A-1 home」の耐震性能へのこだわりについてこちらで確認いただけます。

▶️建築基準法で定められた耐震性以上

 

エアコンを設置しすぎた

「各部屋にエアコンがないと暑そう」「寒そう」という心配から、つい必要以上にエアコンを設置してしまう方もおられます。

しかし、ZEH住宅は高い断熱性能を備えているため、一般的な住宅よりも少ない台数で快適な室温を保てます。

むしろ、過剰にエアコンを設置してしまうと、購入費用だけでなく定期的なメンテナンス費用まで余分にかかることになりかねません。

そのため、エアコンの設置は段階的に進めることをおすすめします。

まずはリビングなど、ご家族が最も長く過ごす空間に高性能エアコンを設置します。

そして実際の生活を通じて室温環境を確認し、必要に応じて追加設置を検討しましょう。

計画的にエアコンを導入することで、無駄のない効率的な空調計画が実現できます。

 

A-1 home」はおしゃれな間取りの住宅の様々なプランを提案可能です。

興味をお持ちいただいた方、または何かご質問があれば、お気軽にお問い合わせください。

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茨城で快適なZEH住宅を実現するならA-1 homeにお任せください

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A-1 home」は、茨城県を中心にZEH住宅を手がける建築会社です。

高性能な断熱材の選定から太陽光パネルの設置、HEMSの導入まで、ZEH住宅に必要な設備を熟知した専門スタッフが、お客様の理想の住まいづくりをサポートします。

「光熱費を抑えたい」「快適な室内環境を実現したい」「将来を見据えた環境に優しい住まいを建てたい」など、ご要望をお聞かせください。

A-1 home」では経験豊富な設計士とスタッフが、ご家族のライフスタイルに合わせたZEH住宅の設計・施工をいたします。

 

監修者情報

エイ・ワン株式会社(A-1 home)

エイ・ワン株式会社(A-1 home)

エイ・ワン株式会社(A-1 home)は、茨城県行方(なめがた)市で1981年より40年以上「設計・施工・監理一貫体制」で家づくりをしている工務店です。
一級建築士5名/二級建築士2名/宅地建物取引士3名/ファイナンシャルプランナー2名
が在籍しており、各分野の専門知識を持ったプロがマイホームを共に形にしていきます。

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