キッチン「冷蔵庫の位置」の決め方|種類別のコツや注意点
新築では自由に間取りが決められるのがメリットですが「冷蔵庫の位置はどう決める?」と迷ってしまうケースも多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、茨城県のハウスメーカー「A-1 home」が、キッチンの「冷蔵庫の位置」について、配置のコツや計画ポイントを解説します。
新築やリフォームでキッチンの計画に迷っている方は、ぜひ最後までお読みください。
Contents
キッチンで冷蔵庫の位置を決める手順①冷蔵庫を選ぶ
ここではまず、キッチンで冷蔵庫の位置を決める手順として「冷蔵庫を選ぶ」際のポイントを解説します。
サイズ・容量
冷蔵庫は家族構成や食材の保存量に応じて、適切な容量を選びましょう。
大きすぎるとキッチンが圧迫され、小さすぎると収納不足になります。
具体的には「70L × 人数 + 常備用100L」が容量の目安です。
また設置予定のスペースに収まるかだけでなく、搬入経路についても確認が必要です。
周囲に熱を逃がすための放熱スペースも考慮して、余裕を持ったサイズ選びを心がけましょう。
開閉方向
扉の開く向きは、キッチンの動線や壁の位置に大きく影響します。
壁に近い側にヒンジがあると扉が大きく開かず、使いづらくなるため注意が必要です。
左右開きタイプや観音開き(フレンチドア)などもあるので、調理中の動きやすさを意識して開閉方向を選びましょう。
コンセントの位置
冷蔵庫は常に電源を必要とするため、設置予定の位置にコンセントを計画しましょう。
延長コードの使用はトラブルの原因になるので、できるだけ避けるのが無難です。
またコンセントの高さやコードの長さも合わせてチェックし、冷蔵庫の背面に収まるような配置を検討することがポイントです。
キッチンで冷蔵庫の位置を決める手順②配置を決める
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ここではまず、キッチンで冷蔵庫の位置を決める手順として「配置を決める」際のポイントを解説します。
入口側
冷蔵庫をキッチンの入口近くに配置することで、食材の出し入れがスムーズになります。
とくに買い物帰りにすぐ冷蔵庫にアクセスできるため、効率的です。
ただし動線を確保するために、他の作業スペースや開閉する扉との干渉を避けるように配置を工夫しましょう。
奥側
キッチンの奥側に冷蔵庫を配置すると、作業スペースが広く使えます。
しかし買い物後や食事準備の際には少し不便になることがあるため、頻繁に冷蔵庫を使う家庭には向いていないこともあります。
パントリーや収納の中
冷蔵庫をパントリーや収納スペース内に組み込むと、キッチンがすっきりとした印象になります。
物を取り出す際に冷蔵庫の扉が隠れるため、デザイン面でもおしゃれでおすすめです。
ただし設置スペースに余裕を持たせ、通気性が確保されていることを確認する必要があります。
「A-1 home」は効率的な動線のキッチンを持つプランや最適な建材など様々なご提案が可能です。
興味をお持ちいただいた方、または何かご質問があれば、お気軽にお問い合わせください。
キッチンで冷蔵庫の位置を決める手順③全体のバランス
ここではまず、キッチンで冷蔵庫の位置を決める手順として「全体のバランス」のポイントを解説します。
「ワークトライアングル」を考慮する
キッチンの効率的な動線を考える際に重要なのが「ワークトライアングル」です。
これは冷蔵庫・シンク・コンロの3点を三角形の形で配置することで、調理作業がスムーズに進むようにする考え方です。
冷蔵庫をシンクやコンロからアクセスしやすい位置に配置することで無駄な移動を減らせるので、効率良く作業できます。
通路幅を確保する
冷蔵庫周辺の通路幅を確保することは、使いやすさを大きく左右します。
とくに冷蔵庫の扉が開いたときに他の作業スペースや動線を妨げないよう、十分な広さを確保することが必要です。
できれば冷蔵庫の前に最低90cm以上の通路幅を設け、複数人が同時に動けるようにするのが理想的です。
収納スペースを設ける
冷蔵庫の配置を決める際には、十分な収納スペースも考慮することが大切です。
冷蔵庫の上や周囲に収納棚を設けることで、作業台や保存用具を整理できます。
またパントリーやキャビネットを近くに配置することで、冷蔵庫から取り出した食材をすぐに収納でき、動線を効率化できます。
A-1homeには、キッチンの施工事例が複数ございます。ぜひご覧ください!
▶️施工事例
【キッチン種類別】冷蔵庫位置の決め方
ここでは「キッチンの種類別」におすすめの冷蔵庫位置を解説します。
壁付けキッチン
壁に沿ってシンプルに配置された壁付けキッチンでは、冷蔵庫も同じ壁面沿いに設置するのが基本です。
シンクやコンロとの距離を適度に保ち、ワークトライアングルを意識した配置を計画しましょう。
キッチン入口付近に置くと、買い物帰りの動線もスムーズで便利になります。
ペニンシュラキッチン
片側が壁に接しているペニンシュラキッチンでは、背面側に冷蔵庫を配置するのが一般的です。
キッチンの背面収納やカップボードと並べて置くと、見た目に統一感が出て使い勝手も良好になります。
家族が冷蔵庫を使いやすいよう、ダイニング側からの動線も意識しましょう。
アイランドキッチン
四方から出入りできるアイランドキッチンでは冷蔵庫を壁側やパントリーに設置し、調理中の動線を妨げないようにするのがポイントです。
アイランド部分と距離を取りつつシンクやコンロとのバランスを考えて配置すると、回遊性の高い快適なキッチン空間になります。
以下で、アイランドキッチンの間取りポイントを解説しています。
関連コラム:アイランドキッチンも壁ありにできる!間取り計画方法や注意点
「A-1 home」は効率的な動線のキッチンを持つプランや最適な建材など様々なご提案が可能です。
興味をお持ちいただいた方、または何かご質問があれば、お気軽にお問い合わせください。
キッチンの冷蔵庫位置に関する注意点
キッチンの冷蔵庫位置を決める際には、下記の点に注意しましょう。
キッチン下がり天井は早めに計画する
キッチンに冷蔵庫を置く位置に下がり天井(天井高が低くなる部分)がある場合、高さが合わず設置できないことがあります。
とくに大型冷蔵庫では、注意が必要です。
そのため設計段階で冷蔵庫のサイズと設置場所の天井高を確認し、余裕を持った計画を立てましょう。
後から変更することは難しいため、早めの検討が重要です。
ゴミ箱の計画を忘れずに
キッチンでは生ゴミや包装ごみが出ることが多いため、ゴミ箱置き場もあわせて計画しておくことが大切です。
ゴミ箱のスペースを確保せずに冷蔵庫を設置すると、後から置き場に困ることがあります。
分別しやすく動線を邪魔しない位置に設けることで、キッチンの使い勝手が大きく向上します。
風水は参考程度に
風水とは古代中国から伝わる考え方で、方角や色を整えることで開運につなげる思想です。
具体的には「冷蔵庫の上に電子レンジを置くと、水と火が相反して気が乱れる」といった考え方があります。
このように冷蔵庫の位置を風水で決める方法もありますが、使い勝手や安全性を優先することが大切です。
とくに冷蔵庫は食品の出し入れが多く動線が重要なため、無理に風水の方角に合わせてしまうと使いにくい場合もあります。
そのため風水はあくまで参考とし、暮らしやすさを重視した配置を心がけましょう。
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キッチンでは、「冷蔵庫の位置」が使い勝手に大きな影響を与えます。
そのためキッチンの形状や間取りに応じて、適切な位置を検討しましょう。
もし間取りでお悩みの場合は、ぜひ茨城県を中心に注文住宅を手がける建築会社「A-1 home」に相談してみてください。
キッチンの計画はもちろん、豊富な経験と専門知識を持っており、お客様一人ひとりのご要望やライフスタイルに合わせて、最適な提案をいたします。
快適で機能的なキッチンのある注文住宅を実現したい方は、ぜひ「A-1 home」にご相談ください。
お客様の夢を形にする、最適な住まいづくりをお手伝いいたします。