施工する工務店によって注文住宅の満足度が変わる理由
日本国内には多くの工務店があります。この中から、自分たちの理想を実現させる工務店を選ぶことが家づくりの結果につながります。これが工務店の選び方によって、注文住宅の満足度が変わる理由です。では何を基準にして工務店選びをするべきなのでしょうか?
家族の価値観や好みに合う工務店
工務店にはそれぞれ建てる家に特徴があります。デザイン性が高くおしゃれな家を得意とする工務店もあれば、無難なデザインの家を建てる工務店もあります。見た目重視の工務店もあれば、断熱性や気密性を重視している工務店もあります。
それらの要素の組み合わせによって、おしゃれで住宅性能の高い家や、地味な外見だが確実に暮らしやすさを備えた家など、工務店による特色の違いが出てきます。この特色の中で、デザイン性の方向は、最も判断しやすい要素です。
家の外観は家族のステータスの表現の一つでもあり、家族それぞれに家に住む満足感を与えてくれるのでとても重要です。内装デザインは居心地の良さに繋がります。もしそのデザイン性が好みに合わなければ、どんなに住宅性能が高く、暮らしやすい間取りの家であっても、完璧に満足できる家にはならないでしょう。手始めに、デザイン性の方向が自分たち家族の価値観や好みに合う工務店ということを工務店選びのフィルターの一つにすると良いのではないでしょうか?
注文住宅を建てる工務店の実力
工務店には確実な定義がありません。注文住宅だけを建てている工務店の他に、フランチャイズの規格住宅を建てている工務店、リフォームが中心で新築戸建て住宅の施工件数は少ない工務店などがあります。
また、注文住宅に特化している工務店の中にも、適切なメンテナンスを続ければ100年暮らせる家を建てる工務店から、内部結露や雨漏りなどの問題が起きるような施工をする工務店まであります。これらのことは、デザイン性と違い、見た目では判断できないので難しい問題ですが、一生に関わる重要事項です。
せっかく家が完成したのに築数年で様々な問題が起きるような家になってしまったら、住宅ローンを払い続ける気力もなくなってしまうでしょう。目に見えない部分なので判断は難しいのですが、完成見学会などに参加し、工務店の家づくりの姿勢を知ることが非常に大切です。
■ 注文住宅での新築を検討する際には、外観デザインや間取りだけではなく住宅の性能も自由に選べます。光熱費を抑えて快適な室温を維持できる家にしたいという希望を叶える方法の一つにZEHがあります。それと、条件を満たせば補助金を申請することもできます。のメリット・デメリットについては、次のコラムをご覧ください。
家族の理想の暮らしができる家を実現する工務店とは?
家族の理想の暮らしができる家とは、家族にとっての利便性が良い位置にあり、快適で安全な家、家庭の経済にゆとりを持たせられる費用で建てられる家ではないでしょうか?これらの要素を全て満たす家を建てるためには、家族の価値観や好み、予算にあった工務店を選ぶ必要があります。
家族にとっての利便性が良い土地に立つ家
土地探しは家づくりの重要な要素であり、難しい要素です。土地探しの最も良い方法は、施工を依頼する工務店といっしょに土地を探すことです。デザイン性の高い住宅を求めて設計事務所に依頼する場合、土地探しは一緒にしてもらえないことがほとんどです。ハウスメーカーの場合は、分譲地とセットになっている場合を除いて、土地探しはしてもらえないことがあります。
工務店の場合、一緒に土地探しをしてくれる工務店が非常に多くあります。工務店といっしょに土地探しをするメリットは、専門家の目から見たアドバイスを受けながら土地探しができることです。
土地には整形地と変形地があります。土地の価格は、駅からの距離や周辺環境の良さなどの条件が同じであったり、隣り合う敷地であったりしても、整形地より変形地の方が土地の価格が抑えられている傾向があります。そして変形地には、暮らしやすい家を建てるのはどんな設計をしても無理という変形地と、変形を活かして暮らしやすい家を建てられる変形地があります。
段差やデッドスペースが生まれやすい敷地の形状をプラス方向に活かせる土地であるかどうかは、専門家でなければ判断できない部分が多くあります。家族だけで探していた場合、低価格に釣られて暮らしやすい家を建てることは不可能な土地を選んでしまったり、変形を活かせる土地を見逃してしまったりする可能性もあります。
もし、利便性の良い土地に、変形を活かせる土地を見つけられたら土地の価格を抑えられる可能性が出てきます。注文住宅の場合、建築費の他に土地の購入費も大きな割合を占めるので、土地に価格は家づくり予算に大きく影響します。
参考サイト フラット35利用者調査 – 住宅金融支援機構
参考サイト 国土交通省 土地総合情報システム
家庭の経済にゆとりを持たせられる費用で建てられる家
工務店の中には、億単位の高級注文住宅を建てる工務店、フラット35の調査の結果出されている平均的な価格(3,534万円)で注文住宅を建てる工務店、1,000万円台からのローコストで注文住宅を建てる工務店と、建築費には非常に大きな幅があります。
家づくりに際しては、家族の経済の対する考え方や、年収、家族構成などを考えて家づくり予算を割り出されることと思いますが、その予算に合わせて工務店を選ぶことも必要です。無理な予算を組むと、家が完成してからの暮らしが圧迫されます。無理のない予算でする家づくりは、暮らし始めてからのゆとりある暮らしに繋がります。
家づくりは子育てに備えてというご家族の場合、子どもの教育資金も住宅ローンの返済と同時に進めていかなくてはならないので、資金計画は慎重に進めなくてはなりません。ただ、高級注文住宅であっても、平均的な価格の家やローコストの家であっても、必ずしも家づくりにかけた費用に見合うだけの家が建つとは限りません。
この予算でここまで素晴らしい家が建つとはという結果になる場合もあれば、こんな家が建ってしまったという結果になる場合もあります。この差は工務店の家づくりの姿勢と設計力と建築技術力、知識と経験によって生まれます。この部分が工務店によって家づくりの結果が変わる要素の多くを占めます。
■「家を建てるなら注文住宅を建てたい」と希望しているご家族にとって、「予算の範囲内で実現させる」ことは、重大な問題です。家が完成した後の数十年の暮らしに影響するからです。家づくりにあたって知っておきたい注文住宅の平均価格や、土地込みの場合にかかる家づくり全体の費用について確認していきましょう。
コラム 注文住宅の平均価格はどのくらい?家族の予算と同じくらい?
ローコストで理想の家が実現した注文住宅の建築事例
注文住宅は、建築費の価格帯だけで住宅の質が決まる訳ではありません。同じ価格帯の中にはデザイン性が高く暮らしやすい家も、チープな印象をぬぐえない家もあります。ローコストで素晴らしい家が実現した建築事例をご覧ください。
行方市の平屋|クロスが特徴的なリゾートテイスト住宅
内外装ともにダークトーンで統一したリゾートテイストの注文住宅です。
大きな掃き出し窓を2つ並べて設置することで、採光と開放感を確保。外のテラスにもフラットに移動することができます。
キッチンの裏には玄関の土間に直通する勝手口を設置。大量に食料品を買い込んでも簡単にキッチンへ搬入することができます。
お客様の声 わがままを真剣に聞いてくれて思い通りの家になりました
延べ床面積 | 89.43㎡(27.05坪) |
価格帯 | 本体価格 1,000万円~1,499万円(税別) |
LDKの広さ | 20.5帖 |
nLDKタイプ | 平屋 3LDK |
つくば市の平屋|ロフトや玄関収納のある家
コンパクトで開放的。木の香りと居心地の良さに包まれた快適空間の住まい
ふたり暮らしにちょうどいいコンパクトなスペース
固定階段付きのロフト
お客様の声 自然に囲まれた静かな暮らしを手に入れました
予算内で納得のいく家を建てたいとお考えでしたらエイ・ワンにご相談ください。