夫婦の理想の暮らしができる平屋とは?
夫婦の理想の暮らしを実現する平屋は、どんな家にしたいですか?経済面と、暮らしやすさという面から考えていきましょう。
ゆったりした環境で暮らせる家
戸建て住宅、特に庭との融合性が高い平屋暮らしを望む理由の一つは、緑が多く、静かな環境で暮らしたいということではないでしょうか?立地条件や利便性の良さを優先する人の多くは、価格が上昇し続けているにもかかわらず、分譲マンションや中古マンションを購入しています。マンションは、交通の利便性は高いですが、庭を楽しむなど、戸建て住宅ならではのゆったりした暮らしはできません。
草花や植栽で庭の美しさを楽しみ、家庭菜園で美味しい野菜を収穫するなど、庭のある生活は、生活の質を向上させます。特に平屋の場合、2階建てに比べて構造が安定しているので、庭に面した大開口を設けられます。エクステリアの照明プランで、庭の景観を眺めながら、ゆっくりと食後の時間を過ごす暮らしを楽しめます。
住宅ローンに追われない暮らしができる家
注文住宅の購入価格は、平成30年度までは低下傾向にありましたが、令和元年の調査では、低下し始めた平成27年度よりも上昇し、5,085万円でした。この額は、平均年収の約6.51倍です。分譲住宅は、注文住宅より少し低く、3,851万円、年収倍率は5.60倍です。
そこで、注文住宅はあきらめて、分譲住宅にしようかと考えることもあると思います。ところが、昨年から始まったコロナによって、社会の状況は大きく変化しました。そしてその変化は、住宅を販売する側にも、住宅を購入する側にも影響を与えています。
分譲住宅を販売する側にとっては、売れ残りのリスクが出てきました。そのリスクを回避する為、分譲住宅は、以前ほど多く建てられなくなっています。
住宅を購入する側にとっては、テレワークが増えたため、働き方と家の理想像が変わってきました。利便性にこだわって、高額な土地に家を建てるより、ゆったりした敷地が購入できる郊外に家を建てようと考える人が増えています。その結果、購入する側が、少しでも価格を抑える為、郊外の分譲住宅を購入しようと考えても、分譲住宅の販売数が少なく、見つけにくいという現状も生まれています。
このような状況の中で、こだわりの注文住宅+土地を分譲住宅と同じような費用、またはそれよりも抑えた費用で建てることができたら、賃貸住宅の家賃と変わらない住宅ローンの返済額ですみ、住宅ローンに追われない家が実現します。
加えて、平屋は建築費が嵩むと言われていますが、夫婦が暮らす小さな平屋の場合、水回りを2階に造る必要がないので、4人家族で住む家より、建築費を抑えられます。加えて、暮らし始めてからの外壁再塗装や、屋根の葺き替えなどのメンテナンス時に、高い足場を組む必要がないので、メンテナンスの費用も抑えられます。
メンテナンスは、10~15年のスパンでし続けなくてはならないので、住宅ローンを返済しつつ、メンテナンス費用も捻出しなくてはなりません。その為、メンテナンスが抑えられるということは、暮らし始めてからのランニングコストを抑えます。
参考資料 【資料1】令和元年度 住宅市場動向調査 ~調査結果概要(抜粋)~
階段のない暮らしができる家
家事が楽になる、動線に無駄がなくなるなど、階段のない暮らしは、家の中での移動が楽です。特に、終の棲家としての夫婦の家を考える時、非常に重要なポイントの一つは、バリアフリーと安全です。
高齢になっても、車椅子が必要になったとしても、階段のない平屋は、2階建てのように、使えない部屋が生まれず、安全に暮らし続けられます。
自分の時間が持てる家
平屋は、子育て中の家族のとっては、家族のコミュニケーションが生まれる家、子供の見守りがしやすい家ですが、夫婦だけの暮らしにとっては、自分の時間、それぞれが、自分のしたいことに集中できるスペースを造れる家でもあります。
特に、共働きでテレワークが増えたご夫婦であれば、 それぞれのワークスペースを確保しつつ、2人で仲良く寛ぐリビング、調理のしやすいキッチンなどを併せて備える家を建てられます。
勾配天井が生む開放的な空間のある家
2階がないので、小屋裏を活かした開放的な空間のある家にできます。ロフトを造ることもできます。勾配天井を活かして、高い位置にも窓を設けられるので、陽射しが採り入れやすく、窓の位置に高低差ができるので、風通しが良くなります。
暮らしやすい平屋にする為注意しなくてはならないポイント
平屋には、2階建ての家にはないいくつかの注意ポイントがあります。
土地選び
平屋は敷地周辺の環境によって、暮らしやすい家にもなり、暮らしにくい家にもなります。敷地周辺が密集している住宅地で、隣家との距離が近い、3階建て以上の住宅やマンションが多いというような環境では、平屋の良さが十分に活かされません。
隣家との距離が近い、3階建て以上の住宅やマンションが多いというような環境に平屋を建てた場合、吹き抜けを造ったり、トップライトを設けたりしても、日当たりが悪い、風が通らない、晴れているのに家の中が薄暗いというような家になってしまう恐れがあります。
平屋を建てる場合の土地探しは、土地の価格が高額で、狭小地が多い地域ではなく、予算内で十分な面積の土地が購入できる地域で土地選びを進めることが大切です。
外部からの視線と音
平屋の場合、敷地の面積や、隣家との位置関係によっては、道路や隣家からの視線が気になることがあります。プライバシー確保のためには、周辺の環境に合わせた家の向きと間取り、そしてエクステリア計画が必要です。
また、敷地に面している道路からの音が、家の中に侵入してきます。2階建ての場合、2階に寝室があるので、それほど気になりませんが、平屋では、足音や車の走行音に睡眠を妨げられることがあります。
寝室の位置と窓の位置は、外部からの音が気になるような環境の場合には、外部からの音に配慮して計画を進める必要があります。交通量の多い道路に面している場合には、防音機能のある窓を採用する方法も考えられます。
防犯
密集した住宅地では、夏はエアコンを稼働しておかなくては、暑くて眠れないということがありますが、郊外の住宅では、窓を開けて涼しい風が採りこめます。2階に寝室ならば、それほど心配はないのですが、平屋の場合は、1階に寝室なので、窓を開けたまま就寝するのは侵入強盗の被害にあうリスクが高いです。窓を開けたまま就寝できるように、防犯性を高めることが大切です。
最も効果的な方法は、中庭のあるロの字型やコの字型の家です。ただ、中庭のある家は、敷地の形状や、周辺の環境によっては、実現が難しい場合が多いので、それ以外の防犯対策も考えてみましょう。
門、玄関、窓の周辺に人感センサーのついた照明や、防犯カメラを設けるなどの方法が効果的です。また、留守の時の防犯のためには、防犯合わせガラスを採用する、外部からの視線が届かない面には、縦長のスリット窓を設けるなども有効な方法です。
防犯を高めるためには、外部からの視線が有効、プライバシーを守るためには、外部からの視線を遮りたいという難しさがあります。エクステリア計画も含めて、バランスよく防犯計画を進めていきましょう。
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