上棟式
昨日の朝は茨城県行方市でも雪が積もりました。雪は午前中でやみましたが、外は一日中寒かったです。普段は霞ヶ浦のお陰で雪も降らず、積もったりすることも殆どありませんが、皆さんの地域ではいかがでしたか?
今回は「上棟式(じょうとうしき)」についてです。上棟式とは、建物の新築の途中に行われる祭祀です。土台を固め、柱を立て、棟木(屋根の一番高い所に取り付ける構造材)を取り付けると上棟となります。「棟上げ(むねあげ)」や「建前(たてまえ)」とも言います。
最近では上棟式を行うお客様も減少傾向です。神事を行い、お酒やお料理、引き出物を用意し、親戚・ご近所を招いておもてなし…となると準備も費用も大変です。
上棟式にも様々な風習があり今では見かけることも殆どありませんが、梁の上からお餅やお金をまく地域もあります。私が子供だった頃は近所で上棟の話を聞くと喜んでお餅やお金を拾いに行ったものです。
弊社のお客様は略式で上棟式を行う方がほとんどです。
たくさんの費用をかけるのも大変だけど一つの節目としてやっておきたい、これからのマイホームのつつがなき竣工と安全第一での作業をお祈りしたい、そのような気持ちがあるのであれば無理のない範囲で出来る様、ご検討されても良いと思います。
そして、マイホームを手掛けてくれる棟梁や職人さんへの感謝の気持ちを表すのにもいい機会となりますね。もちろん、上棟式を行わないからといって手を抜くなんてことは一切ございませんので、ご安心くださいね。
家づくりはひとつひとつが初めての事だらけ。後で「こうすればよかった…」とならないために、細かいことでもお気軽にご相談ください♪