火事にご用心!
朝晩の冷え込みが厳しくなってまいりました。
風邪などひかないように体調管理には十分お気を付けくださいね。
さて、これから春にかけて火災の多い季節となります。
住宅火災による死者の約6割は、逃げ遅れが原因といわれています。
年齢的には65歳以上の高齢者が、その過半数を占めています。
早い段階で気づけば、自力で消火できたかもしれません。
たとえ消火ができなくても、無事に避難できたかもしれません。
そう考えると、とても残念ですね。
冬の暖かい衣類は、室内の埃が増える原因になりますので、特にコンセント回りはこまめに掃除して、埃による火災を防いでください。
最も注意したいのは、ストーブ、石油ファンヒーター、こたつなどの暖房器具です。
これらを使うなら、火災対策は必須です。
すぐにできる対策は
・カーテンや寝具などは防炎のものにする。
・使いやすい消火器をキッチンやリビングなどに常備する。
・こたつの中に衣類などを入れっぱなしにしない。
・こたつや布団の近くで暖房器具を使用しない。
・ホットカーペットを折れたままの状態で使用しない。
・たこ足配線をやめる
などがあります。
高齢者や病気の方は、急いで階段を下りて避難するのは難しいものです。
不測の事態に備えて
・寝室として使える部屋を1階に設ける
・2階にいても1階の火災に気づけるよう、連動型の火災報知器を設置する
・階段を下りて避難できない場合に備え、災害避難はしごをベランダなどに常備する
などの対策を検討するのはいかがでしょうか?