広い敷地はストレスの原因になるかも?!
土地を選ぶ際、利便性など希望の条件を満たす土地をできるだけ安価で(もちろん適正価格の範囲内で)入手したいものです。それが広い土地なら、何となく得した気分になります。
話は変わりますが、新築住宅の場合、住宅ローンでフラット35を利用するとき必要となる床面積は最低70㎡です。
または、皆さんがご希望する間取りの家を建てるために、最低何坪の土地が必要なのか計算したことはありますか?
建物に対して土地が広すぎると、広い庭で子供がのびのびと遊べたり、隣家の視線や音によるストレスを感じないなどの利点もあります。しかし、庭のメンテナンスで苦労することもあります。
土がむき出しの状態だと、雨の日はドロドロ。
建物が土で汚れることもあります。
雑草が生えて、草抜きに追われることもあります。
土地の広さがストレスの原因にならないようにするために、
・何台分の駐車スペースが必要か
・隣家との距離はどれくらい必要か
・庭でどんなことをしたいのか
・雑草対策はどうするのか
・庭の維持管理のための労働や費用が家族の負担にならないか
などについて考え、程よい広さを考えてみることも必要です。
それぞれの土地には、建ぺい率や容積率、北側斜線規制、地域の条例など、様々な規制があります。
希望するプランが、ある程度明確で、それを実現できる土地を探しているのなら、土地探しを施工業者に相談してみるのも一つの方法です。