【よくある質問】地鎮祭やった方が良いですか?│茨城県
お客様からよく質問されることで、回答に困る質問があります。
その一つが「地鎮祭やった方が良いですか?」というものです。
※「地鎮祭やった方が良いですか?」という質問に対する回答については、多分に個人の意見が含まれています。
※地鎮祭の作法などについては、地域性・宗派などが関係します。具体的な内容は、地鎮祭を執り行う神職様か担当営業マンにお尋ねください。
どちらでもよい。
無責任な回答のように感じるかもしれませんが、地鎮祭は絶対にやらなければならないというものではありません。
地鎮祭を実施するか否かはご家族で話し合ってお決めいただければと思います。
以下は、話し合いの参考までにご覧ください。
建設業界は源を担ぎ(ゲンをかつぐ)人も多いので、建設工事を担当する立場としては地鎮祭を執り行ってもらった方が気分的に良いのは事実です。
しかし、地鎮祭を執り行うか、執り行わないかは、「回答」でお伝えしたように施主様・ご家族様の意思によります。
過去、地鎮祭を執り行ったご家族、地鎮祭を執り行わなかったご家族、それぞれの主な理由は次のようなものでした。
<地鎮祭を執り行った理由>
・地鎮祭は一般的にやるものだと思う
・地震際を執り行うことが、家族の思い出づくりになる
・地鎮祭を執り行っておいた方が、安心を感じる
<地鎮祭を執り行わなかった理由>
・地鎮祭を執り行う必要性を感じない
・地鎮祭の費用がもったいない
※地鎮祭を執り行うための費用としては、3~5万円が相場のようです。「精神的な安定のために、数万円の費用を払うことに納得できない」ということです。
<目次>
地鎮祭(じちんさい、とこしずめのまつり)とは、土木工事や建築などで工事を始める前に行う、その土地の守護神(鎮守神)を祀り、土地を利用させてもらうことの許しを得る儀式です。
これには神式と仏式があります。
地鎮祭は、一般には神を祀って工事の無事を祈る儀式と認識されており、安全祈願祭と呼ばれることもあるようです。
鎮地祭は、土祭り、地祭り、地祝いとも言い、費用は施工業者(奉献酒や玉串料は施主を含めた関係者)が負担するのが一般的です。
<以上、Wikipediaより>
キリスト教では、地を鎮めるという考え方はありませんが、天地創造の神・全地の主に、建築工事の安全を祈願し、新居をかまえる方の繁栄を願い、「起工式(定礎式)」を行うそうです。
※詳しくは、所属されているキリスト教会にお尋ねください。
茨城県では一般的に、土地の四隅に青竹を立て、その間を注連縄で囲って祭場となし、斎主たる神職のもと、建設業者・設計者・施主らの参列の上で執り行います。
場合によっては、赤白の横断幕を張ったテントの中で行われる事もあります。
祭場の中には木の台(案という)を備え、その中央に神籬(ひもろぎ、大榊に御幣・木綿を付けた物で、これに神を呼ぶ)を立てて祭壇(南向きまたは東向き)となし、米・酒・魚・野菜・塩・水等の供え物を供えます。
関西などの特定の地方によっては伊勢神宮近隣の浜から砂または塩を取り寄せ、四隅に置く場合もあるようです。
日本以外では韓国や台湾でも地鎮祭に似たお祓いをすることがあるそうです。
こちらもよくある質問です。
地鎮祭の依頼先や建物の規模によって変わりますので、地鎮祭の費用や時間・服装などは事前にご確認ください。
これまでの経験では、次のようになります。
新築住宅の地鎮祭を行う費用としては、神職様にお支払いする謝礼(「玉串料」、「初穂料」)として3~5万円が相場でした。
地鎮祭に使用する「青竹」「供え物」は、施主が用意するのが一般的なようですが、地鎮祭の依頼先によっては、すべて用意してくれるところもありました。
こちらも事前に確認しておくことが大切です。
地鎮祭にかかる時間は、30分くらいになると思います。
「地鎮祭の時は正装ですか?」と、質問された方もいらっしゃいますが、参列者は基本身内の人間ですから、正装で地鎮祭に参加する必要はないと思います。