間取りの工夫で子供と良いコミュニケーションがとれる子育て住宅

「子供とのコミュニケーションを良好にしたい」「子供部屋をつくりたい」「子供たちの物が散らからないようにしたい」など、子育て世代の方には住宅に対する様々な願いがあると思います。

大切なお子さまと充実した生活を送るため、家を購入する際に、間取りなどを意識した子育て住宅を考えるご夫婦もいらっしゃいます。

家族の成長に応じてフレキシブルに変化していく必要があるため、子育て住宅は長い目で間取りを考えることが大切です。

~目次~

    • 1.子育て住宅の子供部屋について
    • 2.子育て住宅のLDKについて
    • 3.子育て住宅の収納について
    • 4.おわりに

 

子育て住宅の間取り:子供部屋

子育て住宅の間取りを考える際に、まず思い浮かぶのが子供部屋の間取りです。

おおよそ20年間の子供の成長段階を考え、子供部屋の間取りを考えなくてはいけません。子育て住宅の間取りとして、以下のような例があります。

こちらの14帖の洋室と6帖の和室が、子育て住宅の間取りのポイントです。

子供がまだ小さいときは、6帖の和室で子供たちが遊び、夜は家族全員で14帖の部屋で就寝します。

和室の間取りをこの位置に設けることで、和室の子供部屋で遊んでいる様子をキッチンで作業をしていても伺うことができ、安心な子育て住宅の間取りとなっております。

 

子供が大きくなってきてプライベートな空間が必要になった場合、14帖の洋室を子供部屋として使用します。

この住宅の場合、子供がお二人いらっしゃるので、部屋を2つに間仕切りすることを事前に考えた間取りです。

そのため洋室にはドアを2つ設け、間仕切りをした後それぞれの部屋にアクセスできるような間取りにしております。

間仕切り材についてはきちんとした壁材を使用したり、収納家具で間仕切りをしたりと様々な選択をすることができます。

一方で和室はご夫婦の寝室として活用する子育て住宅の間取りとなっております。

 

間取りだけでなく、子供部屋の内装についても工夫すると良いでしょう。

例で挙げた和室は柔らかい畳を使用しているので、転んでしまっても大きなけがにはつながりません。

転倒時のけが防止策として、ほかにも無垢材の床を採用するのも良いでしょう。無垢材には目に見えない無数の空洞があり、通常のフローリングと比べて柔らかい特徴があります。

また、元気に走り回っても足音が響かないよう、タイルカーペットを何枚も並べる案もあります。

汚れてしまったとしても、一部分だけを取り外して交換すればよいので衛生的ですし、1枚数百円程度なので取替のコストも低いメリットがあります。

 

子育て住宅の間取り:LDKについて

子育て住宅では子供たちとの距離とコミュニケーションが大切なポイントとなるので、意識した間取りが大切です。

子供たちが小さなときは、どこにいて何をしているかを常に把握できると安心ですよね。

子供たちが大きくなっても、家族のコミュニケーションは大切です。

家事などをしていても、子供たちと空間を共にできる間取りの工夫によって子育て住宅を考えます。

 

LDKの間取りを縦長に設け、オープンキッチンにすることで、キッチンからリビング全体を見渡すことができるので、子育て住宅の間取りにおすすめです。

家事をしていても、子供たちが何をしているかを常に見守ることができる間取りが完成します。

子供たちが小さいうちは、勉強や宿題などもリビングやダイニングテーブルで行うことで、必然的に親御さんとの距離が近くなってコミュニケーションを取りやすい子育て住宅の環境も整います。

またはキッチンカウンターを造作したり、簡単な勉強スペースを設けたり、そこで子供たちの勉強を見ながら家事を行うのも良いでしょう。

 

子供部屋の例でお話したように、和室の間取りをLDKに隣接するように配置すれば、キッチンやリビングで過ごしていても、子供たちの様子を見守ることができる子育て住宅になります。

もし子供部屋を二階に配置するお考えならば、リビング階段の間取りがおすすめです。

子供たちが帰ってきたときに必ず顔を合わせるようになるので、コミュニケーションがゼロになることもないですし、ちょっとした変化にも気づきやすく、すぐにフォローすることができる子育て住宅になるでしょう。

 

子育て住宅の間取り:収納について

子育てには消耗品を始めとしてたくさんの物が必要になり、リビングなどに物が溢れて散らかってしまう問題もあります。

急な来客などに対応できるように、子育て中でもできるだけ綺麗な室内を保てる子育て住宅だと嬉しいですよね。

 

物が散らからないようにするためには、片付けやすくしまいやすい収納の間取りが大切です。

奥行きのある収納は、一見するとたくさんの物をしまうことができる便利な収納に見えます。

しかし、子供の日用品などが奥の方にしまってあっては取り出しにくいですし、片付けをするのも億劫になってしまいます。

こうやって物が散らからないよう、よく使うものは間口が広くて浅い収納を家族の生活動線上に設置すると良い子育て住宅になるでしょう。

親御さんをはじめ、子供たちも片付けをするのが面倒にならず、綺麗な子育て住宅を保つことができます。

反対にクリスマスツリーやひな壇など、季節モノは奥行きのある収納や屋根裏収納を活用すると良いでしょう。

 

おわりに

弊社では、子育て世代の方々に対してより快適で使いやすい子育て住宅を、オーナー様に合わせた注文住宅で提供しております。

予約制のオーナー訪問も随時開催しておりますので、ご興味がある方は下記の通りお電話でのご連絡をお待ちしております。

℡ 0120-890-321

 

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