サーファーズハウスはどんな家?
サーファーズハウスとは、南側に面して大きな掃き出し窓と、玄関がある住宅です。掃き出し窓からは、フラットに移動できるカバードポーチと呼ばれるに屋根付きのバルコニーに繋がっています。屋根付きのバルコニーは、アウトドアリビングとして活用できるスペースです。カリフォルニアは、日本に比べて、陽射しが強いので、陽射しを遮るカバードポーチが、快適な空間を作りだすのです。
ただ、日本の陽射しを考えた時、南側を屋根で覆ってしまうと、南に面しているのに、リビングに、陽射しが届きにくい状態になってしまう恐れがあります。南側に張り出した屋根があっても、リビングに陽射しを届けるためには、東西に延びる屋根の勾配天井を活かして、ハイサイドライトや、ハイサイドライトと組み合わせた吹き抜けを設けることが効果的です。
ハイサイドライトがあると、空気の流れが上にも拡がるので、風の通り道が広くなり、夏には室内の熱を外に排出します。2階建てにする場合には、トップライトと吹き抜けの組み合わせも効果的です。シーリングファンをつけると、より空気が循環し、夏は涼しさを冬は暖かさを室内に広げられます。
サーファーズハウスの外壁は明るい色のラップサイディングで仕上げられます。ラップサイディングとは、平たく長い細い板を、重ねて張り合わせていく手法です。日本の伝統建築においては、下見張り、鎧張りと呼ばれます。ノルウェーの木造建築から始まったと云われる、ラップサイディングの手法は、ニューイングランドの伝統的なジョージアンスタイルの住宅にも、受け継がれました。近年では、カリフォルニアスタイルの住宅の外壁の仕上げとして、人気があります。
このラップサイディングには、オシャレな雰囲気を演出できる、という視覚的な魅力に加えて、窯業サイディングと比較すると、メンテナンスが楽であるという良さもあります。建築時には、窯業サイディングより費用が嵩んでしまいますが、10年サイクルで、コーキングを打ち替える必要がありません。ラップサイディングのように見える窯業サイディングを採用する方法もあります。この場合には、ラップサイディングよりも費用が抑えられます。
サーファーズハウスをより快適にする工夫
サーファーズハウスは、玄関とリビングが並んでいて、リビングが家の中心にあるので、家にいる時間のほとんどはリビングで過ごすというライフスタイルの家族には、ぴったりな間取りにしやすい家です。それ以外にも、カリフォルニア発祥のサーファーズハウスを、日本の気候やライフスタイルに合わせて、工夫することで、より暮らしやすい家にしていけます。
無垢材のポーチ
サーファーズハウスのカバードポーチには、タイルやモルタルの他に無垢材も使えます。無垢材は、タイルと違って、内部に空気を含んでいるため、表面温度が外気温によって急激に変化しません。その為、無垢材の床は、裸足で歩いた時に、感触がよく、真夏に歩けないほど熱くなったり、冬に冷え切ったりしないので、心地よく過ごせます。
無垢材の内装
無垢材の内装は、サーファーズハウスのカジュアルさをより盛り上げます。特に勾配天井と梁は、開放的な雰囲気を演出します。梁に、ダクトレールを設置し、ペンダントライトやスポットライトなどの灯りを楽しむこともできます。
加えて、無垢材の持つ性質が室内環境を底上げします。蓄熱性は、冬、昼間の陽射しの暖かさを蓄え、夜間になると室内に放出し、室内の急激な温度低下を抑えます。断熱性は、夏は暑さを遮り、冬は暖房の熱を逃がしません。調湿性は、室内の空気に含まれる水分の量を調節し、適切な湿度を維持します。適切な湿度が維持されることによって、体感温度が実際の室温より上がって、より暑く感じたり、室温より下がって、より寒く感じたりすることが避けられます。
土間
サーファーズハウスをより使いやすくする工夫の一つに、土間を設けるという方法があります。土間は、リビングとカバードポーチの間にでも、キッチンにでも、ライフスタイルや使う目的に合わせて、どこにでも設けられます。
リビングとカバードポーチの間の土間は、掃き出し窓を開放すると、外部スペースが広がったような使い方ができ、薪ストーブを設置する場所にもなります。子育て中のご家族であれば、子供を遊ばせるスペースとしても活用できます。犬の散歩の準備や後片づけもできます。ダイニングキッチンに繋げる土間は、外部の景観を楽しみながら食事のできるスペースにもなり、庭で収穫した泥付き野菜を、気軽に持ち込める場所にもなります。
カバードポーチは、サーフボートや、ロードバイクなどを置くスペースとしても使えますが、その他にも、玄関と繋げた土間収納を設ける、という方法があります。玄関内とカバードポーチをすっきりさせておきたい人には、おすすめの収納です。
子育てしやすい間取り
サーファーズハウスと聞くと、サーファーの集まる家というようなイメージを持つ人もいらっしゃると思いますが、子育て中のご家族が、暮らしやすい家にもできます。リビングダイニングキッチンが直線状に繋がり、見守りがしやすい間取り、ダイニング、キッチン、リビング、洗面所、2階建ての場合には階段を回遊できる動線のある間取りは、家事負担が少なく、子育てをしやすい間取りです。
子育てしやすい家の条件は、子供の見守りがしやすいこと、子供の事故が起こらない配慮がされていること、そして家事負担が少ないことです。2階建ての場合、洗濯物に関わる家事負担が大きいので、床面積に余裕があれば、洗濯室を設けると、階段の昇り降りの階数を減らせます。
無垢材の平屋が得意なエイ・ワンのサーファーズハウス
無垢材を使った内装が特徴的な平屋のサーファーズハウスをご紹介します。
つくばみらい市の平屋|無垢材を使ったカリフォルニア風サーファーズハウス
無垢材の梁とシーリングファンのあるロフト付きLDK
南向きの掃き出し窓とハイサイドライトからの陽射しが溢れる広々とした空間です。
キッチンでの作業中にも、家族とコミュニケーションがとれ、子育て中には子供を見守れます。
玄関の土間収納は、玄関とリビングをすっきりさせます。
長生村の平屋|無垢材を使ったサーファーズハウス
サーフィンを楽しんだ後に潮を落とすため、玄関ポーチの隣には外付けのシャワーが設置されています。
無垢材の梁にダクトレールを設置することにより、ライティングの自由度が生まれます。
一部屋で洗濯から干すまで行うことができるランドリースペースが、家事負担の軽減に繋がります。
無垢材で造作したカウンターのあるワークスペース
サーファーズハウスは、ある程度敷地に余裕が必要です。住宅が密集する地域では、実現が難しい場合もあります。アウトドア派のご家族、周辺環境に恵まれた地域に家を建てる予定のご家族は、サーファーズハウスで家づくりを計画しませんか?
エイ・ワンの取り組み
無垢材を使った低価格住宅が、エイ・ワンの住宅の特徴です。
無垢材には、調湿性や断熱性があります。その結果、無垢材を使った家では、室内の温度や湿度が、自然に調えられ、必要最小限の冷暖房で、快適な室内環境を調えられます。その質感の良さが、インテリア性を向上させることもあり、人気の高い建材でもあります。
ところが、無垢材のフローリングは高そうだから…と思ってあきらめる人が、少なくありません。
エイ・ワンでは、坪数を効率化して床面積を抑える、携わる業種が最小限にする、モデルハウスを持たない、広告費をかけないなどの工夫によって、建築費を抑えています。
その結果、無垢材内装の住宅を低価格で実現しています。
無垢材の内装の家に住みたいけれど、手が届かないだろう…とあきらめる前に、ぜひエイ・ワンにご相談ください。無垢材を使った住宅を低価格で完成させます。
初めてのご相談から土地探し、プラン打合せ、設計、施工監理、アフターフォローまで、豊富な経験と、専門的な知識を基に、ご家族に寄り添って家づくりを進めていきます。
ご家族の構成、暮らし方、理想のイメージをお伺いし、ご家族が幸せな毎日を過ごせる家を、実現させます。
エイ・ワンで注文住宅を建てられたお客様の声をご覧ください。
予算内で納得のいく家を建てたいとお考えでしたらエイ・ワンにご相談ください。
A-1グループは無垢材を内装に使ったログハウス風住宅など、低価格で暮らしやすいシンプルな住宅を建築する会社です。
低価格ではありますが、建築基準法で定められた耐震性以上の耐震性、家を劣化させない工法による高い耐久性、複層ガラスの窓や断熱材による高い断熱性を備えた長期優良住宅に対応することも可能な性能の住宅です。
長く住まえる家、快適な暮らしができる家は、住宅性能の高い家です。加えて、無垢材の内装の家は、天然の木材が持つ特性によって、家族の健康を守り、心を癒す住宅です。
A-1グループは、施主様のライフスタイルや人生観に合わせた住宅の在り方を常に考え、お客様にとって最適な解決策をご提案する暮らしやすい家の創り手です。
”全ては笑顔の為に”
これは、当社が常に心掛け、実践している家づくりのテーマです。
A-1グループでは、これまでに培ったノウハウと、数多く施主様の問題解決を行ってきた豊富な実績を基に、施主様の希望を叶える無垢材を使った家のプランを設計し、ご提案いたします。
ご提案の過程で、家族の夢や実現したいライフスタイルなどの、ご希望を存分にお聞かせください。
当社のスタッフが全力で、お客様の家づくりに寄り添います。