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注文住宅の間取りで大切な要素の一つは「無駄のない活かせる収納」

おしゃれな玄関土間収納

吹き抜けのあるゆったりしたリビング、使い勝手の良いキッチン、週末の楽しい時間を作るウッドデッキなど、注文住宅の間取りを計画する時には、たくさんの夢が広がります。同時に、新居のリビングや、キッチンをイメージする時、すっきりと片付いた室内での暮らしを思い浮かべることと思います。そのイメージを実現させる家が、活きた収納のある間取りです。

自然に室内が片づく家、常にすっきりしているという家にしたい…それは、誰もが持つ想いです。ただし、その想いを反映して、収納を造りすぎてしまうという失敗もあります。無駄のない収納、活かせる収納を造る為のポイントを考えていきましょう。

建築事例

無駄になる収納とは?

収納がたくさんあると、何でもしまえるので、室内が片付きやすいと思われるかもしれません。しかし、どんなに多くの収納があっても、使いにくい収納であれば、やがて使わなくなってしまいます。

無駄になる建築費

収納を造ると、その分建築費が嵩みます。建築費を算出する方法の一つに、坪単価というものがあります。坪単価とは、一坪(約3.3㎡)あたりの建築費を表す数字です。坪単価には幅があり、30万円程度のケースから100万円以上のケースもあります。例えば、坪単価50万円の家だと仮定して収納にかかる費用がどのくらいになるのか計算してみましょう。2帖程度のクローゼットには、2帖(1坪)×50万円で50万円かかります。

もし、リビング、玄関、寝室、子供部屋、洗面所、キッチンにそれぞれ2帖程度の収納を設け、さらに6帖程度の納戸を設けたとしたら、450万円の建築費が嵩みます。活きた収納であれば、その建築費は有効な使い道ですが、使えない収納になってしまうと、無駄な建築費になってしまいます。

無駄になるスペース

たくさん収納を造ると、床面積が圧迫されます。床面積の制限内で収納を設けすぎると、リビングを狭くする、子供部屋や書斎をあきらめるといった間取りになる恐れもあります。テレワークの為のワークスペースは、最低2帖程度でも実現します。それを考えると、収納と、居室の床面積の配分バランスを欠いた間取りは、暮らしやすさには繋がりません。

建築事例

活きた収納に必要な条件

使いやすい収納だけが、家の中を片づけやすくします。そんな使いやすい活きた収納にする為には、家族の暮らし方にあっていることが大切です。家族の暮らし方にあった収納とはそのような収納なのでしょうか?

使いやすい位置にある

家族の暮らし方、間取りによって、収納の使いやすい位置は変わってきます。2階リビングで、帰宅後は、玄関から1階の子供部屋や寝室など、自分の居室に上着や荷物を置いてからリビングに行くという間取りには、それぞれの居室のクローゼットを充実させる、1階にリビングがあり、帰宅後の家族はリビングに直行するという暮らし方には、玄関とリビングの間に設けるウォークスルークローゼットを設けるというような考え方です。

しまいたい時に、ちょうど良い場所に収納がないと、遠くまでしまいに行くのが面倒になり、階段やソファに、物を置いてしまいやすくなります。その結果、部屋は片付かなくなり、使いにくい場所にある収納は、使われない無駄な収納になってしまいます。何時しまいたくなるのか、何時しまえば、部屋が片付くのかを知るためには、生活の中での家族の行動を、十分に思い浮かべ、動線を割り出すことが大切です。

収納する物のサイズにあっている

ウォークインタイプ内部の棚であっても、壁面収納であっても、収納するものの幅と奥行きにあっていると、デッドスペースが生まれません。奥行きが深すぎて、奥にしまったものはずっとしまいっぱなしになる、幅が狭くて、しまいたい物が入りきらない、棚の高さがありすぎて上部が無駄になる、棚が低く、少ししか収納できないというような収納は、使いにくい収納です。棚のサイズを決める際には、収納する物のサイズを具体的に計って決めることが理想的です。可動式の棚も有効な手段です。

収納するもののタイプにあっている

キッチンならおしゃれな調理器具、玄関やリビングなら装飾品など、見せてインテリアの一環としたい物を収納する場合と、買い置きの食料品や、掃除用品など、生活感が出るので、しまっておきたい物を収納する場合では、収納スペースの造り方が変わります。見せる収納と隠す収納を上手に使い分けましょう。

建築事例

場所別収納スペースの造り方

キッチンは、毎日使う場所であり、食料品から調理家電まで、たくさんの物がある場所です。十分な収納がないと、使いにくい場所になってしまいます。玄関、リビングは、家族全員で使える収納があると便利な場所です。

キッチンの収納

パントリー

四街道市の二階建て|ログハウス風コンパクトハウス パントリーは、調理器具や食料品だけではなく、椅子やテーブルを置いて、ちょっとした作業をするスペースとしても使えます。

勝手口があれば勝手口の近くに、勝手口を設けない場合には、キッチン内で玄関からスムーズに移動できる場所にパントリーがあると便利です。

ウォークインパントリー

キッチンで必要な物を全てしまえます。自転車や車を止める場所から勝手口までの動線に配慮した勝手口と、キッチンの間を土間のウォークスルーパントリーにすると、買い出しをしてきた食料品の搬入が楽にできます。

内部の棚は、しまう物のサイズに合わせて高さ、幅、奥行きを決めることが使いやすさに繋がります。手間はかかりますが、入居後に使用する家電や調理器具、食器などを具体的にリストアップし、最適な棚にしていきましょう。

特にアイランドキッチンの場合、他のシステムキッチンより、オプションの収納が少ない上に、間取りによってはリビングからの視線にキッチンが入ります。生活感を出したくない人は、十分な収納力のある収納にする必要があります。

見せる収納

床面積に余裕がなく、壁付Ⅰ型にする場合、シンクより高い位置の壁面収納を活かして、見せる収納にするとおしゃれな空間を生み出せます。壁付Ⅰ型キッチンには、床面積を節約できる良さがあります。ただ、リビングダイニングと繋がっている場合、リビングに来客があった時、見苦しくなる恐れがあるのですが、見せる収納で、その問題を回避できます。

玄関の収納

玄関土間収納

行方市の平屋|解放感のあるリビングとアイランドキッチン

玄関土間収納がある家の間取り図

玄関でコートやバッグをしまってからリビングに行ける動線が作られています。

アウトドアスポーツが好きで、サーフボードやロードバイクなど、サイズの大きいスポーツ用品がある、ベビーカーや自転車も収納したいというような場合には土間収納が便利です。玄関からリビングに直行するというライフスタイルの家族の場合には、土間収納に加えて、上着や荷物もしまえる収納があると、リビングに物が溢れません。

内部は、厚手のコートをかけた時のハンガーの幅に合わせたハンガーポール、帽子や日傘を置く浅い棚など、しまう物のサイズに合わせた棚など、家族に合わせて造りましょう。

リビングの収納

玄関の収納は靴だけにし、リビング内にファミリークローゼットを造る間取りもあります。ウォークスルークローゼットにすると、ドアや引き戸を開閉せずに出入りできるので、小さな子供でも、自分でお片付けができます。その場合には、子供の手が届く場所に、子供用の棚を作ってあげましょう。

書斎や子供部屋

壁面に本をしまえる収納を造ると、置き家具で本棚を置かなくて済むので、床面積を節約できます。本をしまうスペースには、文庫本から装丁本、劇場で購入した豪華なプログラムなど、幅も高さも違う本がありますので、サイズと量に合わせて棚の高さを決めていきましょう。

洗面所

笠間市の平屋|家事動線を考慮した暮らしやすい平屋

家族全員が洗面や入浴準備をする場所であり、洗濯をする場所でもあるので、洗面用具、入浴用品、シャンプーや洗濯用洗剤など、物が溢れやすい場所です。洗面所で収納しきれない物を床に置き始めると、掃除がしにくくなり、清潔な状況を維持しにくくなってしまいます。

洗濯機を置く場合には、できるだけ床面積を多くとり、収納スペースも充実させる必要があります。洗面、洗濯、掃除用品の他に、入浴後に着替えなども収納できるようにしておくと、洗濯に関わる家事や、入浴準備の煩雑さが少なくなります。

収納の造り方で、暮らしやすさは大きく変わります。住宅が完成してから、使いにくい収納だらけで、収納家具を買い足し、床面積が圧迫されるというようなことにならないようにしなくてはなりません。収納計画で大切なことは、生活動線と、収納する物を具体的に洗い出し、それに合わせて、計画を進めることです。

建築事例

予算内で納得のいく家を建てたいとお考えでしたらエイ・ワンにご相談ください。

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かすみがうら市の平屋|家族で暮らすナチュラルテイスト住宅

A-1グループは無垢材を内装に使ったログハウス風住宅など、低価格で暮らしやすいシンプルな住宅を建築する会社です。

低価格ではありますが、建築基準法で定められた耐震性以上の耐震性、家を劣化させない工法による高い耐久性、複層ガラスの窓や断熱材による高い断熱性を備えた長期優良住宅に対応することも可能な性能の住宅です。

長く住まえる家、快適な暮らしができる家は、住宅性能の高い家です。加えて、無垢材の内装の家は、天然の木材が持つ特性によって、家族の健康を守り、心を癒す住宅です。

A-1グループは、施主様のライフスタイルや人生観に合わせた住宅の在り方を常に考え、お客様にとって最適な解決策をご提案する暮らしやすい家の創り手です。

”全ては笑顔の為に”

これは、当社が常に心掛け、実践している家づくりのテーマです。

A-1グループでは、これまでに培ったノウハウと、数多く施主様の問題解決を行ってきた豊富な実績を基に、施主様の希望を叶える無垢材を使った家のプランを設計し、ご提案いたします。

ご提案の過程で、家族の夢や実現したいライフスタイルなどの、ご希望を存分にお聞かせください。
当社のスタッフが全力で、お客様の家づくりに寄り添います。

 

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監修者情報

エイ・ワン株式会社(A-1 home)

エイ・ワン株式会社(A-1 home)

エイ・ワン株式会社(A-1 home)は、茨城県行方(なめがた)市で1981年より40年以上「設計・施工・監理一貫体制」で家づくりをしている工務店です。
一級建築士5名/二級建築士2名/宅地建物取引士3名/ファイナンシャルプランナー2名
が在籍しており、各分野の専門知識を持ったプロがマイホームを共に形にしていきます。

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